http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/440.html
Tweet |
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52189785.html
2017年10月21日 「ジャーナリスト同盟」通信
<馬鹿げた投票制度>
医療事故で最高裁にまで判断を仰ぎ、衝撃を受けた当人が電話をくれた。彼は馬鹿げた国民審査について詳しい。「バッテンをつけよ」と訴えてきた。なるほど「白紙で投票すると、それが有効で、裁判官を支持したことになる。マルをつけてもダメ。したがって、これまで罷免された最高裁の裁判官はいない」というのである。深刻な事件に対する訴えで、民意を反映する判決はゼロである。それでも、国民審査で支持される最高裁判事という日本の国民審査は、余りにもいい加減で、馬鹿げた制度なのだ。国民も悪い。
<白紙でも有効>
明日の総選挙では、最高裁の裁判官も選挙で信任の可否を問われる。最高裁長官が誰か知らないが、三権の長である。内閣の暴走・暴政にブレーキを掛ける役割を担っているのだが、戦後、最高裁の裁判官で誰一人罷免された者はいない。日本の民度を象徴している。
「白紙で出すと、それが有効票」というのだ。「その白紙票が裁判官を支持したことになる」のである。今回、裁判官の中に「加計と関係した人物がいる」「だれかわからないので、全員にバッテンをつける」と電話の主がいう。賛成である。
<最高裁長官が一番の高給取り>
「国民は何も知らない。最高裁長官は日本で一番血税を懐に入れている吸血鬼である」と彼は断じる。首相よりも、議長よりも高給を食んでる。
問題は、そうした事実を誰も知ろうとしない。ここに問題の根源がある。政府にNOという裁判官はまずいない日本の最高裁である。
多少の教養さえあれば、バッテンをつけるのが普通であるが、日本の善良な主権者は白紙で投票する。「多くの市民は、投票もしないで、投票の有無を記す場所にたくさん放置している。それをかき集めると、大変な量になる。係員がそれを投票箱に入れると、すべて有効票。裁判官支持の投票行為になる。このことを誰も書かないので、ぜひ訴えてほしい」というのが、電話の主の声だった。
<10年間何もしなくて安泰>
まともな検察官は少ない。同じくまともな裁判官もいない。上の様子を、ひたすら目をきょろきょろして、右するか左するかを決めるヒラメのような司法の世界である。これは断定できるだろう。
真面目な弁護士はストレスが溜まってしまう。
大学で少しだけ法律をかじった。司法試験合格者を尊敬してきたジャーナリストだった。日中友好に対して貢献してくれた人権派弁護士を友人にもった筆者は、幸運だったのだが、弁護士・検事・裁判官の内情を教えてもらった途端、尊敬に値する人物があまりにも少ないという事実に衝撃を受けてしまった。
最高裁の裁判官は10年間、何もしないで高給を懐に入れている吸血鬼であることは、あながち的外れではない。心の卑しい首相が任命する最高裁長官、辞める時、その長官が指名する人物が次期最高裁長官として、10年間悠々と高給を食む。
電話の主は「1000万円もあれば十分生活できる。国民に奉仕する裁判官であれば当然。実際は3倍以上も懐に入れる。余った金を、博打投資に投入して、さらに財を蓄積する。これではまともな判断など出来るわけがない」というのである。
彼のいう指摘に賛同したい。日本人はお人よし、というよりも、大馬鹿三太郎なのだ。政治家もいない。
2017年10月21日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK234掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK234掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。