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2017/10/19 10:45
<2012年12月の安倍政権発足後に、停止中だった原発が再稼働したことで、使用済み核燃料が計約120トン増えたことが18日、電力各社などへの取材で分かった。
再稼働する原発は増え続けているが、使用済み燃料から出る高レベル放射性廃棄物の処分場所は決まっていない。
一方、地元への経済効果や二酸化炭素(CO2)の排出量が火力発電に比べて少ないことなどから、再稼働を望む声もある。国民の間で原発への意見は分かれており、衆院選での各党の訴えにも差がある。
原発では通常、原子炉に入っている核燃料の3分の1〜4分の1程度を再稼働前の検査のたびに使用済みとして取り換えている。
12年12月以降に再稼働したのは九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)と関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の計5基。このうち、川内1、2号機で約40トン、高浜3、4号機で約60トン、伊方3号機で約20トンが使用済みとして新燃料と交換になった。
このほか、九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)と関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査に合格しており、18年にも運転を始める見通し。運転開始から40年を超えて老朽化が指摘されている関電美浜原発3号機(福井県美浜町)と同高浜1、2号機も19年から20年にかけて順次再稼働する計画となっている。
これらの原発が動くと、使用済み燃料の量はさらに膨らむ。電気事業連合会の資料によると、今年6月末時点で全国の原発にある使用済み燃料の総量は1万4870トン。事実上の保管容量上限値の7割を超えている>(以上「時事通信」より引用)
安倍自公政権下の原発再稼働により120トンも使用済み核燃料が増えた。それらは最終処分地がないため、各地の原発にプールされたまま溜まり続けている。
それらは保有許容上限値の7割を超えているという。保有許容上限値は安全値とは別物だ。福一原発が原子炉溶解事故を起こして放射能が拡散されたが、その一基分の放射能が広島原発の1000倍だといわれている。全国各地の原発にそれ以上の放射性物質が溢れている。
北のミサイル攻撃で日本海側の海岸線に乱立している原発が破壊されたから、日本は放射能塗れになる。偏西風が日本海側から太平洋側に吹き抜ける気象特性を考えるなら、日本国民に逃げ場はない。
そうした北のミサイル危機は1989年から起きている。何もICBM開発が日本に危機をもたらしているのではない。安倍氏は北の脅威を煽り続けているが、北が日本を攻撃する危機が本当に存在すると考えるなら、速やかに全国の原発を停止して未使用・使用済みとを問わずすべての核燃料を六ヶ所村へ移さなければならないだろう。
そうした措置を一切講じないで、北朝鮮の危機を煽るのは「為にする」謀略ではないだろうか。他の政治家なら対応できないが、強気の「ボクチャン」なら大丈夫、と根拠なき自信を国民に見せつけている。
「この国を守り抜く」と強弁する根拠は一体何だというのだろうか。国民を馬鹿にするのもいい加減にすべきだ。各地の原発に使用済み核燃料をそのまま溜め込んで「燃料プール」に放置している実態は余りに寒々としていないか。それこそ具体的な目に見える日本国民への脅威ではないだろうか。
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