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【大阪10区】辻元氏は「安倍政権を終わりに」と呼び掛け 10.22衆院選 激戦選挙区ルポ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/215705
2017年10月17日 日刊ゲンダイ 文字お越し
支援者に囲まれる辻元候補と民進党の蓮舫前代表(左)、松浪候補には吉村大阪市長が駆けつけたが…/(C)日刊ゲンダイ
大隈 和英48自(前)
辻元 清美57立前
松浪 健太46維(前)
小雨が降る先週金曜日の午前11時。通勤時間以外は人影まばらなJR摂津富田駅前の小さなロータリーが、熱気に包まれた。人垣の中心にいたのは、立憲民主党の辻元清美と民進党前代表の蓮舫(49)だ。
高さ20センチほどのピンク色の手製の踏み台に上がった辻元は、こう訴え掛けた。
「強いリーダーが上から目線で『右向け』言うたら右を向く。『左向け』言うたら左向く。『この人、気に入らん』言うたら排除する。強いリーダーや権力者がお友達を優遇する。そんな政治じゃなくて、草の根で市民一人一人がつながって政治を変えていく。皆で力を合わせて頑張っていく地域にしたい」
深々と頭を下げる辻元に対し、観衆から「そーだ、そーだ」「日本を助けてくれー」というエールが送られる。
続いてマイクを受け取った蓮舫が感情むきだしに、熱い思いをぶつける。
「強ければ、数があれば何をしても許される。多様な意見、答え、反対があって議論をし、し尽くして答えが出ない時は多数決かもしれません。が、安倍さんは民主主義をはき違えている。この途中の最も大事な審議、多様な声に目をそらしてきた。森友加計問題は単なるスキャンダルではない。古い古い古い自民党のお家芸、利益供与、政財界の癒着そのもの。自分の奥さん、腹心だけに特別の処遇を講じるというのは国民をバカにしているといってもおかしくないと、強く思っています」
駅のホーム、通勤、買い物客、商店街で働く人々が手を止め、足を止め、熱心に話に聞き入る。鬼気迫る表情で熱弁をふるう蓮舫の姿に、心を揺さぶられた聴衆から万雷の拍手が巻き起こった。
民進党が解体され、野党はバラバラ。絶望のふちにいた辻元にとって、踏み絵となった誓約書の署名は、政治家としての死を宣告されたようなもの。いったんは無所属で出馬を決めた辻元にとって、新党は一筋の光。「もう後ろは振り返りません」という揺るぎない決意が、聴衆の胸に響いたのだろう。
翌日、JR高槻駅と松坂屋を結ぶ連絡橋は500人を超える有権者であふれ返った。辻元は「安倍政権は5年経ってもまだ『道半ば』と言うてます。いつになったら『道半ば』は終わるんですか。自分でよう終わらせんのやったら、私たちが終わらせてあげようじゃありませんか」と、高らかに宣言。涙をぬぐう女性もいた。
■維新の松浪まったく目立たず
ちょうどその頃、同じ松坂屋1階の反対側の入り口では、5度目の対決となる日本維新の会の松浪健太が、吉村洋文大阪市長(42)とともに演説を行い、「右でもなく左でもなく前に、維新の改革を」と訴えたが、話を聞いていた有権者は30人ほど。通りがかった中学生に「誰、アレ」と言われるほど。注目度の違いは明らかだった。
週刊朝日
10月10日 立憲民主党政調会長 辻元清美 街頭演説@高槻市駅
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