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騙されてはいけない 勝てば必ずやる自民党改憲草案の暗黒 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/215703
2017年10月17日 斎藤貴男 ジャーナリスト 日刊ゲンダイ 文字お越し
幅広い支持を得るための努力は何もしていない(C)日刊ゲンダイ
〈国民の幅広い支持を得て、憲法改正を目指します〉――と、自民党の公約はハッキリ掲げている。だが安倍も、他の連中も、“幅広い支持を得”るための努力など何もしていない。そもそも街頭演説では口にしようともしないのだ。
騙されてはいけない。どうせ例によって、投開票が終わった途端、改憲こそ最大の政策課題だと言い出すに決まっている。
ああ小汚い、汚らわしい。人間とはここまで卑劣になれるものなのか。
とはいえ批判に費やせる紙数はない。ここでは彼らの目指す改憲の正体を、自民党「日本国憲法改正草案」(2012年公表)に沿って、おさらいしておこう。
まずは9条だ。公約では「自衛隊の明記」ばかりが強調されているから、一般には現状の追認としか受け止められていないかもしれない。
だが、それは彼らにとっての“理想”の具現化に他ならないのだ。草案が謳う“9条の二の3”案は、自衛隊改め「国防軍」に、〈国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる〉権限を与えるという。現行憲法が認めない「国の交戦権」を解禁するともいう。
これらと集団的自衛権の行使容認、05年から進められてきた在日米軍の陸、海、空3司令部と自衛隊の陸、海、空3司令部の同居か隣接による一体運用などに照らせば、改憲とは私たちが絶えず米国の戦争に駆り出されることを意味してしまう。
一方で、「表現の自由」には彼らの恣意的な制限が課されかねない。〈公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない〉と、草案の21条案にある。
徴兵も容易に実現しよう。彼らの草案は、その18条案で、国民の身体的拘束が許されないのは〈社会的又は経済的関係において〉に限ることにしたいという。いかなる奴隷的拘束も禁じた現行憲法とは雲泥の差だ。
極めつきは草案の102条案である。〈全て国民は、この憲法を尊重しなければならない〉という。権力の暴走を抑止する目的で、憲法の名宛人(誰に向かって定められた法律か)を国家とする近代立憲主義を放棄したロジックと言うべきか。
以上を総合すれば、自民党がいったいどんな社会を構築したいのかが、誰の目にも明らかになるはずだ。
詳細は拙著その他で確認されたい。
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— 桃丸 (@eos1v) 2017年10月17日
勝てば必ずやる 自民党改憲草案の暗黒
— KK (@Trapelus) 2017年10月17日
騙されてはいけない。どうせ例によって、投開票が終わった途端、改憲こそ最大の政策課題だと言い出すに決まっている。ああ小汚い。汚らわしい。人間とはここまで卑劣になれるものなのか
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