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2017/10/16 04:32
<「実感として、そんなに良いとまでは感じていない。有権者もあれだけ与党が優勢ということ(報道)については半信半疑なのではないか」。自民党の岸田文雄政調会長は15日、東京都内で記者団に対し、自民党が大勝するとの情勢調査が出ていることに疑問を呈した。同党の閣僚経験者も「自民党への追い風はまったく感じない」といぶかる。
自民優勢の背景にあるのは、小選挙区で野党が候補者を一本化できず、分裂しているという「敵失」だ。与野党が「一騎打ち」の形になるのは56選挙区にとどまり、全289選挙区のうち約8割の選挙区で政権の批判勢力が分散した。
この結果、もともと自民党内でも厳しいとみていた選挙区でも自民党候補が「漁夫の利」を得て浮き上がっているケースがある。例えば東京16区は「(がん患者は)働かなくていい」などと発言して都連副会長を辞任した自民前職が優勢だ。16区は立憲前職と希望元職が立候補しており、政権批判票が分散したことが影響しているとみられる。
自民ベテランは、希望の党の小池百合子代表(東京都知事)と民進党の前原誠司代表が野党共闘を崩壊させたことについて「小池さまさま、前原さまさまだ」と語る。
政権への支持が盤石なわけではない。報道各社の世論調査で、安倍内閣の支持率は不支持率を下回る。毎日新聞の9月調査でも支持率36%に対して、不支持率は42%。党関係者によると、全国の県連からの応援演説の要請は安倍晋三首相ではなく、小泉進次郎筆頭副幹事長らに殺到しているという。
野田聖子総務相は15日、札幌市で演説し「幾多の不祥事や不適切な出来事で、皆様方との心の絆が離れたことも事実として受け止め、深く反省しなきゃならない」と聴衆に語りかけた。
公明党幹部は自民党の二階俊博幹事長が街頭演説中に「黙っておれ」と聴衆に発言した問題を指摘し、「(首相が東京都議選の街頭演説で発言した)『こんな人たち』と同じように受け止められなければいいが」と「政権のおごり」を懸念した。
公明党は比例票の積み上げに必死だ。9小選挙区の確保にメドがたちつつあるが、比例の議席が公示前勢力から減る可能性がある。今回から比例代表の定数が全国4ブロックで一つずつ減った。さらに希望、立憲の両新党に比例票を食われると懸念する。石田祝稔政調会長はNHKの番組で「東北、北関東、九州、近畿と誠に厳しい選挙だ」と具体的にブロックを挙げて危機感をみなぎらせた>(以上「毎日新聞」より引用)
かつて安倍自民党は「日本を取り戻す」と言い、今度は「日本を守る」という。いったい安倍自民党は何から「日本」を「誰」のために取り戻したのだろうか。
決して「格差なき」「豊かな」日本を「日本国民」のために取り戻したのではなかった。安倍自公政権がこの五年間にしたことは「日本」を安倍自公政権の仲間のために取り戻して、官邸内の仲間たちで分け取りして来ただけだ。
そして今度は「日本」を誰から「守る」といっているのだろうか。まさか北朝鮮が米国を脅しているのに対して「日本」を「守る」と他人の喧嘩に割って入って、わざわざ喧嘩を買おうとしていることを指しているのだろうか。
日本が割って入るのは喧嘩を買うためであってはならない。日本が取るべき態度は地域の平和と安定のためであるべきだ。北朝鮮を挑発する言動を弄して、なにが「日本を守る」だ、聞いて呆れる。
この度の選挙で問うべきはグローバル化から「国民の生活が第一」の政治への転換だ。米国追従から日本独自外交への転換であるべきだ。
安倍自公政権は戦争大好き大国・米国は先の大戦以後一日として途切れることなく世界の紛争に頭を突っ込んで戦争利権を恣にしている。その尻馬に乗ってテロを日本に呼び込もうとし、今度は米国へ向けているミサイルを日本本土へ向けようとしている。
戦争大好き国家といえばお隣の中国やロシアもまさしくそうだ。ことにロシアは日本の1/3程度のGDPしかない経済弱小国家であるにも拘らず、国家予算の大半を軍事費に注ぎ込んで軍事大国を自認するというバカバカしい政治を行っている。
それらの二ヶ国に挟撃される格好の北朝鮮は決して中国とロシアも信用していないだろう。米国と対峙しているから北朝鮮に中国やロシアが軍を侵攻させないだけだ、ということを知っている。北の独裁者は戦勝国クラブの連中が揃いも揃って帝国・植民地主義国家だということを承知している。
世界でも日本国民だけだろう、能天気に無垢に国連を信用しているのは。国連が干渉して解決した紛争があっただろうか。むしろ国連の干渉が紛争を長引かせているのではないだろうか。戦勝国クラブは二手に分かれて紛争地の甲乙にそれぞれの武器を売りこみ甲乙の戦闘を支援して紛争が終わらないようにしている。
国際社会に対して戦勝国クラブ諸国が紛争地に介入する大義名分を叫びたてるが、実態は甲乙をけしたてて戦闘を長引かせているだけだ。死ぬのは紛争地域の住人たちで、自分たちの国民ではない。
しかし北朝鮮がICBMを開発するに到って様相を異にした。米国が朝鮮半島で紛争を起こした場合、死ぬのは朝鮮人だけだと言い切れなくなって慌てている。米国本土攻撃もオプションに付いて来る紛争など米国民にとって前代未聞だ。
米国だけではない。北京もモスクワも北朝鮮のミサイルの射程に入り、北の独裁者は彼らとの外交関係とは関係なく憤怒の感情だけでミサイルを撃ち込みかねない、と思っている。そこにノコノコと戦前回帰願望の強い安倍アナクロ首相が勇ましく北を「制裁する」と挑発している。これほど自国民を危険に引きずり込む愚かな指導者を古今東西の歴史に知らない。
安倍自公政権は日本を守らなくていいから、一日も早く退陣してほしい。それが日本を守ることだ。気の弱いいじめられっ子が餓鬼大将の背後に隠れて大言壮語している図は国際社会の笑いものだ。
餓鬼大将に守ってもらっているくせに、安倍自民が「日本を守る」とは噴飯ものだ。日本を丸ごと米国の1%に売り渡そうとしているだけではないか。かつて「TPP絶対反対」といい「日本を取り戻す」といい、そして今回は「日本を守る」という。これほど大嘘を平気でつく安倍自公政権の嘘に今度も日本国民は政権を託すのだろうか。
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