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戦後日本の繁栄はアメリカの援助なしにはあり得ませんでした。日本が工業化し、東アジアの奇跡と言われるほど短期間で復興したのは、アメリカによる様々な援助があったからでした。
しかし、同時に、そういった援助は明確に日本各地に原発を造らせることが目的であったのです。
戦後の早い時期に日本の製造業関係者がアメリカへ研修へ招かれ、大量生産・品質管理の技法を学ぶように促されました。
戦後の大量復員(海外の戦地から日本人が大挙して帰国したこと)による戦後の急激な景気後退のタイミングで朝鮮戦争が起こり、景気が持ち直しました。この原因は米軍物資の補給が日本国内へ発注され、国内の製造業が持ち直したからでした。
ほぼ同じ時期に、戦時中は一社に統一されていた電力会社が地域分割、つまり、地域独占の企業として分割されました。これはGHQの指示を受けてのものでした。
原発の紹介はアメリカからされ、初期の原発はアメリカの企業が中心となって建設されました。福島第一原発の敷地が海面からあまり高くなかったのはアメリカ企業の判断です。
アメリカの製造業は全く日本に進出せず、自動車メーカーの日本国内工場はゼロ。その他、石油化学関連など、戦後急成長を遂げた工業分野のどこも、アメリカや西欧のメーカーが日本進出することはありませんでした。
かなり基本的な工業分野である衣料の製造に関しても、アメリカ資本が日本国内に工場を作ることはなく、昭和の40年代までは、日本資本の日本国内立地の衣料品工場からのアメリカ向け輸出がアメリカの衣料品市場を席巻していたのです。
おかしいと思いませんか。
そして、1985年のプラザ合意で円高、ドル安に誘導され、それ以降、日本国内の製造業は衰退を続けています。その典型が東芝であり、ソニーであり、シャープです。
311大地震が起こって、福島第一原発事故が発生しましたが、その後、原発を動かせと言ってきたのはアメリカでした。311以降、日本の地震活動は活発化しています。
震度1以上を記録する地震は、例えば2010年、
01月:107件(陸域:39件、海域:68件)(陸域39÷海域68=0.57)
02月:93件(陸域:36件、海域:57件)(陸域36÷海域57=0.63)
03月:99件(陸域:47件、海域:52件)(陸域47÷海域52=0.90)
04月:92件(陸域:51件、海域:41件)(陸域51÷海域41=1.24)
05月:91件(陸域:44件、海域:47件)(陸域44÷海域47=0.94)
06月:84件(陸域:35件、海域:49件)(陸域35÷海域49=0.71)
07月:88件(陸域:46件、海域:42件)(陸域46÷海域42=1.095)
08月:96件(陸域:46件、海域:50件)(陸域46÷海域50=0.92)
09月:112件(陸域:63件、海域:49件)(陸域63÷海域49=1.29)
10月:147件(陸域:81件、海域:66件)(陸域81÷海域66=1.23)
11月:89件(陸域:42件、海域:47件)(陸域42÷海域47=0.89)
12月:104件(陸域:52件、海域:52件)(陸域52÷海域52=1.00)
というように、各月で100件以下であることが多かったのですが、今年2017年は
1月分:150件(陸域:81件、海域:69件)(陸域÷海域=1.17)
2月分:144件(陸域:68件、海域:76件)(陸域÷海域=0.89)
3月分:156件(陸域:77件、海域:79件)(陸域÷海域=0.97)
4月分:178件(陸域:89件、海域:89件)(陸域÷海域=1.00)
5月分:161件(陸域:91件、海域:70件)(陸域÷海域=1.30)
6月分:213件(陸域:125件、海域:88件)(陸域÷海域=1.42)
7月分:175件(陸域:74件、海域:101件)(陸域÷海域=0.73)
8月分:204件(陸域:111件、海域:93件)(陸域÷海域=1.2)
9月分:185件(陸域:119件、海域:66件)(陸域÷海域=119÷66=1.80)
というように、2010年の2倍程度の頻度で発生しているのです。
原発は危険であり、大都市が直下型の大地震に襲われる事態は迫ってきているのです。
何が現在の課題であるかを考えないと、一気に滅ぼされてしまいます。
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