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総選挙で「大政翼賛会」体制の成立を国民は是認するのか 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/215496
2017年10月13日 孫崎享 外交評論家 日刊ゲンダイ 文字お越し
箱を開けたら…(C)日刊ゲンダイ
「各省庁の幹部は皆、官邸(の顔色)を見て仕事をしている。国家の破滅に近づいている」
福田康夫元首相は共同通信の取材に対し、安倍政権を公然と批判していたが、日本国家の破滅を回避するには、安倍首相の辞任しかないだろう。多くの国民もそう思っているはずだ。実際、NHKが実施した世論調査では、安倍内閣を「支持する」は37%、「支持しない」は43%だった。
本来であれば、今回の選挙の争点は「安倍政権の是非を問う」であり、「自公対野党連合」の結果、野党連合が大幅に当選議員を増やす可能性があった。ところが、民進党の前原代表の突然の“背信行為”によって、「自民党・公明党」「希望の党・維新」「共産党・立憲民主党・社民党」の3極対立となり、大混乱の戦いとなった。
注目されている希望の党が何を目指しているか、国民にはさっぱりわからない。産経新聞の報道によると、希望の党の小池百合子代表(都知事)が単独インタビューに応じ、自民党と連立する可能性については「結果を見て判断する」と否定せず、連携に含みを持たせたという。これでは自民党に対抗するのか、協力するのかもみえない。
ただ、過去の小池代表の発言や政治姿勢を振り返る限り、はっきりしている部分がある。第一に憲法改正を志向し、集団的自衛権を容認する。集団的自衛権は「自衛隊を米国の戦略のために海外に派遣する。戦闘も辞さない」ということである。
次に原発の再稼働に賛成である。希望の党は「原発ゼロ」を掲げたので、当然、再稼働に反対か極めて抑制的であると思うが違う。小池代表は日本記者クラブ主催の討論会で、「私どもは2030年をめどに脱原発を目指す」と話す一方、「私は再稼働という観点について、これを是としている」とも言っていた。
一部メディアは「(希望の党は)箱を開けたら何が待っているのやら」と報じたが、その通りだ。国民が安易な判断で投票すれば、待っているのは集団的自衛権を進め、原発を再稼働する「大政翼賛会」的体制である。
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— 桃丸 (@eos1v) 2017年10月13日
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