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「リセット」で安保法制支持に宗旨変えできる軽さが不愉快 ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/215118
2017年10月7日 日刊ゲンダイ 文字お越し
慶応義塾大学名誉教授・小林節氏(C)日刊ゲンダイ
今回の希望の党騒動で、ひとつはっきりしたことがある。それは、既にうすうす気づかされていたことではあるが、政治家の多くは、議員であり続ける(あるいは、議員になる)ためには実に簡単に主義主張を変えてしまう信用ならない人々だということである。
小池新党が民進からの合流者にのませた10の条件の中に、A現行の安全保障法制(かつて、民主党=当時が「戦争法」と呼んで反対していたもの)は適切に運用し、現実的な安保政策を支持する……と、C改憲を支持し改憲論議を幅広く進める……がある。
あの新「安保法制」が議論されていた際に、民主と維新は、憲法9条が国際法上の戦争に参加すること(海外派兵)を禁止しているという自民党政権の確立した解釈に立ち、まず反対した。その上で、日本海有事の際には、伝統的に許される個別的自衛権で十分に対応できる……という現実的な対案を示していたではないか。それは、筋が通っている。
そのような立場であった人々が、ほぼ無条件で海外派兵ができる現行安保法制を支持する立場に、単なる「リセット」の掛け声で宗旨変えができる「軽さ」が不愉快である。
さらに、改憲論には、明治憲法に戻ろうとする「改悪」(自民)から人権と平和を補強しようとする「改正」(旧民主党)まで幅がある。が、その内容も吟味せずに、自民党から分派した人々が主張する「改憲議論を幅広く進める」というスローガンを丸のみしてしまう雑な思考には、その頭のレベルを疑ってしまう。
ここで「政治とはそんなものだ」などとうそぶかないで欲しい。政治とは、理想を掲げて言葉で戦いながら主権者国民の幸福の増進を具体的に追求する業以外の何ものでもない。
今、ようやく、それぞれの旗幟が鮮明になった。第1は、アベノミクスの継続と日米軍事同盟の強化を主張しつつも、権力の私物化が疑われ、それを払拭できない自民とそれを支える公明。第2が、新派の自民補完勢力である希望とそれと連携する維新。そして第3が、民主、法治、人権、平等を尊重する立憲民主と共産と社民。これらの対立である。それは具体的には今の安倍政権の是非である。
「リセット」で安保法制支持に宗旨変えできる軽さが不愉快 https://t.co/hzF9hPXKk9 #日刊「政治とはそんなものだ」などとうそぶかないで欲しい。政治とは、理想を掲げて言葉で戦いながら主権者国民の幸福の増進を具体的に追求する業以外の何ものでもない。」
— 佐野博雄 (@HsHiroo21) 2017年10月7日
「リセット」で安保法制支持に宗旨変えできる軽さが不愉快:小林先生元気ありますね、まさにご指摘の通りです、米国追随では日本は守れません、北朝鮮がミサイルを日本に向けたらアメリカは逃げて、我々が存するだけです。貧しい北に余剰米を人道支援した方が極東の平和維持になります。
— 山内 順一 (@jhqxpo) 2017年10月7日
「リセット」で安保法制支持に宗旨変えできる軽さが不愉快 https://t.co/fRKBaP9pJs #日刊ゲンダイDIGITAL 先生の言うとおりであるから、政治家なんだろう。全う正直な人には勤まらない。適当なことを口先で言うだけで最期まで責任をとることはないな。
— Libpapa (@libpapa) 2017年10月7日
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