http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/610.html
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元記事はこちら↓
居住実態ナシな加藤久宏・元河南町議の復職に、維新の思惑あり。 https://watchdogkisiwada.wordpress.com/2017/10/06/%e5%b1%85%e4%bd%8f%e5%ae%9f%e6%85%8b%e3%83%8a%e3%82%b7%e3%81%aa%e5%8a%a0%e8%97%a4%e4%b9%85%e5%ae%8f%e3%83%bb%e5%85%83%e6%b2%b3%e5%8d%97%e7%94%ba%e8%ad%b0%e3%81%ae%e5%be%a9%e8%81%b7%e3%81%ab%e3%80%81/
私も隅っこで関わった、加藤久宏・元河南町議の失職問題。
大阪)町議に「議員資格なし」決定 河南町議会:朝日新聞デジタル
渡辺元史 2017年5月27日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASK5V4GQ1K5VPPTB009.html
より
河南町議会は26日、臨時議会を開き、町内に居住実態がなく、公職選挙法に抵触するとして、加藤久宏町議(44)=新星みらい、1期目=を「議員資格を有しない」と全会一致で決定した。加藤氏は同日付で失職した。
加藤氏は昨年3月、隣接する富田林市内に家族を残し、河南町に転入し、9月の町議選で初当選。加藤氏の居住実態を疑問視する町民の通報が町に相次ぎ、町議会が12月の本会議で議員辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。
調査した資格審査特別委員会の報告では、加藤氏が両親と町内で暮らしていることは認めたものの、富田林市内の住居に頻繁に出入りしているとし、「生活の本拠は町外にある」と指摘した。加藤氏は「子どもの世話などで数時間滞在しているだけ。調査は結論ありきで理不尽」と反論。その後、取材に対し、決定を不服として、3週間以内に府に審査を申し立てる考えを示した。
(引用ここまで)
加藤氏の失職については、当初、エセ市民派な大門晶子・町議らも理由なく庇い続けていました。
しかし、100条調査権が委任されたいわゆる百条委員会といわれる資格審査特別委員会が何度も開催されるに及んで、最後には全会一致で、議会として失職に賛成の決議がなされたのでした。
こんな黒いバスの人達も怒ってます。
大日本靖勇會 @minzokuJapan
21:34 – 2017年5月28日
https://twitter.com/i/web/status/868807621351845888
より
我々は河南町議員 加藤久宏氏の議員辞職勧告決議案に対して公開質問状を送付し生活拠点が富田林市にあるとされる点、又、異議申し立てについての根拠の証明を求める。
報道、議会が真実ならば町民を裏切る行為であり、断じて許されるものではないし一期目であり議員への志しも怪しいものになる。
それでも、加藤氏は、粘ります。
失職中の加藤・河南町議、審査申立書、知事に提出 – 産経ニュース
2017.6.17 07:01
http://www.sankei.com/west/news/000617/wst0006170001-n1.html
より 「町内に居住実態がないため議員の資格がない」などの理由から5月下旬に大阪府河南町議を失職した加藤久宏氏(44)が16日、結果を不服として知事あてに審査申立書を提出した。府によると、今後90日以内に復職も含め結果が判明する。
町議会は5月の臨時会で「(加藤氏は)町内に居住実態がないため被選挙権を持たず、議員の資格がない」とする特別委員会の報告を出席議員全員の賛成で議決。これを受け、加藤氏の失職が決まった。
加藤氏は昨年3月に富田林市から河南町に住民票を移し、同9月の町議選で初当選した。議決について「河南町の実家で親と寝食をともにしており、本拠地だ。富田林市へは妻子に会うため訪れている」と反論。申立書でも、特別委の報告書について「結論ありきの極めて理不尽な内容で、事実認定や評価を大きく誤るもの」などと指摘している。
提出後に会見した加藤氏は「『これからが本当の意味での審査』という気持ちで、前向きに挑ませてもらった」と話した。
(引用ここまで)
この時点で勝算があったのかどうかは不明です。
しかし、結果的に彼は、今回の復職で、勝利を掴んだと思っているでしょう。
ならば、その勝利が明々白々かどうか、検証してみましょうね。
【これまでの流れ】
❶ 加藤ひさひろさんは昨年初当選しましたが、富田林在住であることが判明したために、河南町議会にて全会一致で「議員資格なし」が決定し失職しました。
❷ 失職したのち、大阪府の自治紛争処理委員会に河南町議会の決定の取り消しを訴えていました。
❸ 府が回答を出す法律で定められた期限の2日前までは、府は回答を出す意向を示していましたが、急に回答を出すことを延期すると言い出しました。
❹ 本日、ようやく回答が出てきました。
【回答の内容】
ー松井知事が任命した3人の自治紛争処理委員、中田昭孝(弁護士)、梶哲教(大学准教授)、田上智子(弁護士)としては、河南町議会の方針を全面的に支持。
ー府の裁決書では「どちらの居宅で起臥侵食するかは、申立人の意思により決定すべきもの」として、河南町議会の決定を取り消す。
府は通常、委員の決定に従います。
そのためにコントロールが効く人を委員に任命しているんですから。
ですが、今回は、その委員の決定にすら異を唱えた。
誰が?
そりゃぁトップダウンでしょう。
つまり松井一郎・知事。
なぜ、松井氏は加藤氏を庇うのでしょうかね?
【からくり】
加藤さんを支持しているのは、山中章嘉・元河南町議。
彼は、地元選出の鈴木憲(維新の幹事長代行)府議の世話人であり、鈴木氏経由で圧力をかけた疑いがあります。
member_suzukiken 鈴木憲 維新府議 富田林.jpg
選挙区 富田林市、大阪狭山市及び南河内郡(定数2人)
生年月日 昭和43年12月8日生
連絡先 (事務所) 富田林市旭ヶ丘町12-14 松田ビル1-1
Tel 0721−20−0020
当選回数 3回
経歴
PL学園高等学校卒業
青山学院大学文学部中退
K・R企画株式会社設立代表取締役就任
太子町議会議員(3期)
大阪府町村議長会・近畿府県、中日本町村議長会会長(2年間)
現 社会福祉法人朱音会(あかねかい)理事長
一言 初心を忘れることなく、自らの政治信念を貫き、地元発展のために活動して参ります。
鈴木氏は、町議会議長までやったのに、府議になって、ネコババした人。
十分わかってて、「バレなんだらええやろ」と思ってたのでなければ、町議ととして無知すぎて失格ですから、引退後、報酬は町に戻すべきですな。
維新詐欺参加の府議、また無知発覚。鈴木憲(45)政調費67万円を返還 後援会の加入呼びかけに街宣車 ガソリン代や運転手の給与 – 地球再生委員会 各個撃破・あめだまになーーれ – Yahoo!ブログ
2014.4.9 09:50
https://blogs.yahoo.co.jp/justice2003tikyuusaisei/47485295.html
自民出自でありながら、バッタについた変節の人・山中氏は、河南町の自民党で役職を持っていましたが、このタイミングで役職を手放したそうで、鈴木氏への義理立てをしたとも見えます。
また、維新議員で加藤氏と同じく居住実態がない疑いがある議員が新たにいるようで、それを否定するための布石として、理由もない無理な理屈で加藤氏を前例とさせないようにした、とも考えられます。
維新では、森忠久・寝屋川市議が、城東区の家族とのねぐらなマンションがバレて失職。
井上貴博・京都府城陽市議も同じく失職。
黒瀬大・堺市議も、私のネコババ指摘だけでなく、西宮から上野芝に通っていた疑惑があります。
泉南市議では、山本優真&原口悠介の両市議が、 2016年10月23日投開票の選挙以後、一貫して、ワンルームマンション&携帯電話を議会の連絡先として登録しています。
もう一人現職では、「ネコババを認めることになるから辞めるな!」と家族から言われ続けて苦節何年でしたっけ?な、私の成果のビッグヒットであるネコババ姉さん、小林由佳・堺市議も西野修平(維新 河内長野市)府議と、どこで住んでるんですかね?
そろそろ子どもが、小学校に行くようになりますね。
河内長野の小学校に行かせれば、そこで母親も住んでいる事がバレるし、中百舌鳥では毎朝送り迎えが大変でしょうな。
大金持ちだから、私学かね?
ならば、バレずに済むわね。
息を吐くようにウソを言う維新議員 維新の政務活動費政策
といったような推測を立ててみたが、維新の皆さん、どれぐらい当たってるかね?
で、松井知事にバカにされた形の河南町議会は、一致団結して怒りを表明してほしい。
法的に自治紛争処理をひっくり返すのは困難だろうが、議会として、自分たちの決議を府が踏みにじった怒りは、メディアなどを使って表明すべきだし、
加藤氏に報酬がでれば、監査請求でもそのイカサマ性を、町民は表明してほしい。
バカ負けする府の報告書
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/18234/00257408/gaiyou.pdf
これがいかに異例なことかを、新聞から引く。
加藤・河南町議員:失職の町議、府が復職認める /大阪 – 毎日新聞
2017年10月7日 【藤顕一郎、金志尚】
https://mainichi.jp/articles/20171007/ddl/k27/010/404000c
より
居住実態を理由に河南町議会の決定で町議を失職した加藤久宏氏について、府は6日、復職を認める裁決をした。加藤氏は失職した5月26日にさかのぼり復職する。
府は6月、加藤氏から決定取り消しを求める申立書を受理した。弁護士ら3人で構成する自治紛争処理委員は、加藤氏が妻子のいる富田林市を週に4、5日訪問し、居住実態は同市にあるとして、申し立てを棄却する意見書をとりまとめた。
しかし松井一郎知事が現地調査し、加藤氏からも聞き取り。寝起きや仕事は同町の実家でしており、妻子のいる同市には都合のつく時間に訪ねているだけと判断した。府市町村課によると、同委員の意見書と異なる判断を知事がするのは全国的にも異例という。
裁決を受け、加藤氏は「主張が認められ、感謝している。町民のため、一生懸命働きたい」と話した。
(引用ここまで)
再度、注目すべき部分を再録する。
しかし松井一郎知事が現地調査し、加藤氏からも聞き取り。寝起きや仕事は同町の実家でしており、妻子のいる同市には都合のつく時間に訪ねているだけと判断した。
府市町村課によると、同委員の意見書と異なる判断を知事がするのは全国的にも異例という。
知事が、ワザワザ現地調査?
自分が任命した自治紛争処理委員の3者全員一致の結論を、知事だけがひっくり返す?
これは、先に居住実態がないと議会で除名失職させられても、知事の独断だけで取り消しできるってことよ。
除名処分
地方自治法第135条の規定により、対象議員の所属する地方議会において、議員の3分の2以上が出席し、その4分の3以上の賛成があれば、その議員は身分を失う。
地方自治法第135条
懲罰は、左の通りとする。
一 公開の議場における戒告
二 公開の議場における陳謝
三 一定期間の出席停止
四 除名
懲罰の動議を議題とするに当つては、議員の定数の八分の一以上の者の発議によらなければならない。
第1項第四号の除名については、当該普通地方公共団体の議会の議員の三分の二以上の者が出席し、その四分の三以上の者の同意がなければならない。
再度書く。
この法律を知事がたった一人でひっくり返せるってこと。
これじゃ、法治国家ではなく人治国家だわ。
法的にどんな手が考えられるだろうか?
そもそも一般的に「行政救済法」と呼ばれる複数の法律の前提は、強大な権力を持つ行政の誤った処分などから国民を守ろうって趣旨。
この自治紛争処理委員会も同じだと思われる。
2015年に辺野古の新基地建設で、沖縄県の埋め立て承認取り消しに対する沖縄防衛局の無効審査請求をするなんて、国が国に救済を求める想定外の出来事で、批判が出たのは記憶に新しい。
防衛局の無効審査請求、沖縄県が不適格性主張へ | 沖縄タイムス+プラス ニュース
2015年10月16日 06:04
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/19818
地方自治法第二百五十五条の五第一項の規定による自治紛争処理委員の審理等の手続に関する省令
(平成二十八年総務省令第七号)
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=428M60000008007&openerCode=1#D
なので、審査請求(異議申し立て)に不満がある側についても、審査請求した側=救済を求める国民は、個別法に特別の定めがある場合に限り、審査請求の前に処分庁(処分をした行政庁)に対してする「再調査の請求」や、審査請求の裁決後に当該個別法に定める行政庁に対してする「再審査請求」をすることができることになっている。
その国民の救済に対して、第3者が(河南町民や議会は当事者だと思えるが)、「救済するな!」とは言える仕組みになっていない。
こんな維新イカサマに対して、河南町民や議会がすべきことは、
復職処分の差止請求訴訟や、復職して加藤氏に支払われた議員報酬の返還請求監査請求&訴訟ぐらいが考えられまいか?
まずは、議会が記者会見で、反対声明を全町議一致して発表し、町民も怒りの声をあげること!!
私も自身の岸和田市議補選(11月26日投開票)終了後、お手伝いができれば、参加したい。
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