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選挙区で62名、比例で若干名と言ってました。
リストは追ってリリースされるでしょう。テレビは全てのチャンネルは見事にスルーだ。
立憲民主党の枝野幸男代表は5日、毎日新聞のインタビューに応じた。詳しい発言内容は次の通り。【聞き手・影山哲也】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00000052-mai-pol
−−民進党から希望の党に合流せず、無所属で衆院選に出馬する選択肢もあったが、新党を結成したのはなぜか。
◆民進党が(有権者に)示していた一つの選択肢が、民進党が候補者を立てないということで消えてしまうと。それが希望の党で実現できるかというと、どうも無理だと判断した。有権者の皆さんのためにも、草の根からの民主主義、草の根からの経済再生を進めていくまっとうな政治勢力をちゃんと示さなければいけない。それで党を立ち上げた。
−−党名の「立憲民主党」は昨年、維新の党と合流するときに民主党側が挙げていた名前だ。これを選んだ理由は?
◆今の日本の政治状況の問題点、それに対する我々の明確な立ち位置だ。ルールに基づく政治をしよう、立憲主義をちゃんと取り戻そう、本当の民主主義を取り戻そうと。上から押しつけられる民主主義ではなく、草の根からみんなで決めるというのが民主主義の本当の姿なんだ、それが我々の基本的な立ち位置なんだということを明確に党名で示すべきだという思いだ。
−−民進党の前原誠司代表が両院議員総会で合流を表明する前日9月27日と10月1日に前原氏と会い、どういうやりとりがあったのか。24年間、政治活動をともにしてきた前原氏といったん分かれることになった。
◆この段階でそのときのことを新たに申し上げるべきではないと思っている。「この合流話はなかなか難しいだろう。にわかには賛成できない。ただ邪魔はしない」ということを両院議員総会前には言った。そうしたら「邪魔しないだけじゃなく、協力してくれ」と言われたんで、それには答えなかった。(1日に)会ったときは「どう考えても(全員が合流するという前原氏の)約束通りにいっていない、両院総会での前提が崩れていると世の中が受け取っている」ということを申し上げて、「すぐには決断はしないけれども、正直言ってこのままでは持たない」と申し上げて、翌日、電話で「党を立ち上げる」と。こういう流れだ。前原さんは前原さんなりに、私とはいろんな認識や判断が違ったのは間違いないが、前原さんなりに良かれと思ってやったことだと思うので、思いたいので。政治活動をしていればこういうこともあるという思いだ。
−−立憲民主党の衆院選公約については、長妻昭代表代行が民主党、民進党の政策を継承すると言っている。人への投資、原発ゼロなどを引き継ぐ中で、何をブラッシュアップし、看板政策として訴えるか。
◆経済と暮らしの再生が国民の皆さんも一番関心が高いと思うし、トリクルダウンという言葉に象徴されるアベノミクス的な、富める者をさらに豊かにする流れではダメだと。草の根の暮らしを支えていくことによって家計消費を増やさないと消費不況から脱却できないと。この明確な立ち位置の違いを示して、人への投資などの個別政策を示していきたいと思っている。
−−安倍政権を倒すのが目標と言っているが、安倍政権との大きな違いは?
◆経済政策、社会の基本構造の点で「上からか、下からか」。もう一つは民主主義論、リーダーシップ論という意味で(安倍政権は)非常に強権的な、数を持っていれば権力は何をしてもいいんだと。こういうあり方は、変化のスピードが激しい時代にはある側面で必要なのは私も否定しないが、ただ、それは長続きしない。スピード化の時代の一方で、価値観が多様化してる中で、エイ、ヤアと上から押しつける結論では、いろんなところに不満、不信が募っていく。それがこの5年間、安倍政権が積み重ねてきたことだ。これは社会全体を分断して、社会の活力を失わせる。我々はむしろ、急がなければならないことは急ぐが、できるだけ丁寧な手続きと草の根からの声に寄り添うというプロセスが大事だという、もう一つの民主主義の姿を示したいと思う。
−−衆院選の候補者は全国で何人規模を予定しているか。
◆こういう急な結党なので、民進党で公認されていたのに今回、希望の党には行けない、行かないという人たちを軸にして、ちゃんと党を立ち上げてやっていこうという思いになっていただける方が何人くらいいるかということなので、数がいくつということについてあまりこだわりなくやってきたが、まあ50人規模にはなっている。大事だと思ったのは、すべてのブロックに比例名簿を提出したいと。全国どこでも、少なくとも比例では、(有権者の)選択肢としてぽっかり空いてしまったところに我々が候補者を立てなければいけないと思っている。
−−従来、民進党は西日本、特に中国・四国が弱いと言われていた。そこでも擁立するか。
◆少なくとも比例候補は立てる。
−−参院民進党は選挙後に合流すると前原氏は言ったが、福山哲郎参院議員が民進党を離党して立憲民主党に合流すると表明した。
◆参院議員の皆さんの中には事実上、我々にエールを送って、いろんな協力をしてくれていた人たちはいたが、総選挙後までは民進党としてやっていただいて、党をどうするのかということをしっかりやってくださいという立場だった。こちらからは、ぜひ来てくださいというのはしない。来てほしいと思いながらも。ただ、(福山氏は)ご本人がどうしてもという思いがあって、そうは言ってもという話をしてきたんですが、もし決断されたとすれば、そういう意味ではたいへんありがたいと思う。
−−衆院選での他党との連携については? 共産党が立憲民主党の候補がいるところで候補を取り下げて「すみ分け」が起こっている。民進出身者が多くを占める希望の党との間では、選挙中はこちらは候補を立てないと言っているが、向こうは立ててくる。選挙後の連携のあり方は?
◆ほかの野党との関係については、参院選のとき、私が(民進党の)幹事長で、あくまでも市民連合に代表される幅広い市民の皆さんと我々は連携する。そこからのご要望で、安保法制をはじめとして、いくつかの点で一致している野党(の候補)が乱立して自民党に漁夫の利を得させるべきではないと。今回もそういう要望を結党直後にいただいたので、我々としてはそういう対応をしたい。おそらく、いくつかの野党は、同じような思いで対応していただけるだろう。党と党という永田町の話ではなくて、これはあくまでも市民の皆さんと連帯するの中で、あとは一種あうんの呼吸の中で、市民連合のような声にある程度応える姿は作れるのではないかと思う。選挙後のことは、はっきりしているのは(国会の首相指名選挙で)決選投票を含めて安倍晋三首相をはじめとして自公の首班候補に投票することはあり得ない、安倍政権や自公政権が延命することに協力することはあり得ないということだ。
−−希望の党の小池百合子代表が前原氏から衆院選出馬を要請されて固持した。今後、首相候補を整理するという。
◆ほかの党からどなたが立つかということについてはコメントする立場にない。
−−小池氏は衆院選に出馬すべきか。
◆それもコメントする立場にない。
−−安倍政権を打倒するという1点では、希望の党と同じ方向を向いていると思うか。
◆安倍政権を打倒するということで動かれるのであれば、その限りでは連携できるとは思うが、そこは他党のことなので、選挙後どうされるかは分からない。
−−今現在、希望の党は安倍政権打倒のスタンスで動いているように見えるか。
◆それは有権者の皆さんが判断するのではないか。
−−立憲民主党は1996年の旧民主党結成の地点に戻った感がある。ここからまた保守・中道・リベラル勢力を結集し、政権交代可能な2大政党制の実現に取り組むのか。
◆その通りだ。ただ、あのときの先輩方のいろんなプロセスをそばで見ていたから、あのときよりはもっとスピード感を持ってできると、もしうまくいくとすればと思っている。
−−希望の党はあまり長続きしそうにないということか。無所属の方々との連携も含めてか。
◆具体的なプロセスがどうこうというよりも、とにかく我々がグループとしてこの選挙を生き残らなければならない。第一歩をちゃんと踏み出さなければいけない。一個一個、綱渡りのようなことが続いていくんだと思うし、想定できないような事態が永田町では起きるから、今回のように。そうしたことの中で、党として立ち上げた以上は、そこにさまざまな勢力を糾合して野党第1党を目指す。そして政権交代を目指す。私はそのつもりで立ち上げた。
−−大きな方向性では前原氏もそういう思いを共有していると思うか。
◆その方法論、プロセスについて、どういうふうにお考えになっていたのか、あるいは今いるのかということは、正直言ってよく分からない。よく分かりませんが、自民党とは違う対抗勢力をちゃんと作り上げなければいけないということについては、24年間そうであったと思うし、それが変わったとは思いたくないですね。
−−昨日(4日)、前原氏は「今朝も枝野さんと(電話で)話したが」と言っていた。いまだに連絡を取り合っているのか。
◆党が違っても意見交換のパイプというのは(ある)。私は安倍(晋三・首相)さんとはないし、二階(俊博・自民党幹事長)さんとはないが、与党の方と電話のラインはいくつもあるから。それは特別なことではないと思いますけどね。
−−何を話したのかが気になる。
◆それは言えない。
−−前原氏は現状を「想定内」と言った。一方で法政大の山口二郎教授は2日朝に前原氏から「枝野さんが分派するのを止めてくれ」と言われたと。「想定内」とは矛盾する。
◆事実関係がはっきりしないのでコメントしない方がいいと思う。
−−衆院選は「3極対決」の構図になった。有権者にとって何が争点になると思うか。
◆「何を信頼したらいいんだろう」というのが最大の争点ではないか。
−−政策理念か。
◆政策理念というよりも、政治全体が信頼を失っている中で、信頼できるのは何なんだろう、誰なんだろう、どういうグループなんだろうと。これが実は本質的な争点になるのではないか。
−−そこに立憲民主党をつくるというボールを投げた。
◆その信頼を取り戻してほしいという声にも応えなければいけないという思いは、このタイミングでこういう行動をした一つの大きな要素だ。
−−保守リベラルの受け皿がほしいという有権者やSNS上の声は結党の後押しになったか。
◆後押しになったのは間違いない一方で、亡くなられた方のことを言うのは何だが、ネット世論だけをみて間違えてしまったのが「加藤の乱」だと思うので、ここだけを見て判断してはいけないということは気をつけたつもりだ。ネットの声というのは、広い意味での世論を見るうえでの一つの重要な要素に今やなっているのは間違いない。そうした声というのは十分、私を後押ししたとは思う。
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