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格差社会を進行 自民の基本姿勢が人間を大切にしていない ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214255
2017年9月25日 日刊ゲンダイ 文字お越し
小林節氏(C)日刊ゲンダイ
毎年新しい政策スローガンを掲げては、その結果も出せないうちに次のスローガンを掲げる。こうした政権の手法にだまされ続けている主権者国民はそろそろ目を覚ますべきである。
最近のスローガン(キャッチコピー)の中に(特に目新しくもない)「幼児教育から高等教育の無償化」(親の経済力格差が子の人生に影響しないように)というものがあるが、それを自民党政権に言われると本気でしらけてしまう。
つまり、法の下の平等(14条)と福祉国家(25条)を命じている憲法の下で、それに逆行する「新自由主義」という美名の弱肉強食の経済政策を進め、格差社会にしてしまったのは自民党政権である。その上で、自分たちは不当に有利な条件で議員の地位を世襲し続け、事実上の貴族階級化している。それでいて、今、選挙用に、格差を世襲させない政策を遂行する……と約束されても信じようがない。
憲法は、25条1項で、国民は皆、人間らしい生活を営む権利がある……と保護し、2項で、国に福祉政策の推進を命じている。加えて、特に経済的自由には「他者の人権を害してはならない」という制約を課している(29条と22条の「公共の福祉」という文言)。
にもかかわらず、小泉・竹中政権から安倍政権に至るまで、「新自由主義」と称して、要するに「強者も弱者も自分のことは自分で」と、国家が弱者の出現を予防し、弱者を支援する福祉政策を削り続けてきた。その結果が年金の削減と奨学金の脆弱化である。
それに対して、政権は、改めて子育て支援と奨学金の充実という「良いこと」をする(予定)というポーズをとっている。
しかし、団塊の世代に属する私などが育った昭和の時代には、大学生が学費ローン地獄に陥るなどということはなかったし、年金生活者は優雅に暮らしていた。
格差社会をつくり出した「貴族階級」のような人々から「格差社会をつくらない」などと言われたくはない。
私たちは誰もが法の下で平等で、それぞれが望む人間らしい生き方を選ぶ権利が保障されているはずである。
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― ⛵️motty⛵️ (@novtnerico) 2017年9月25日
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