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反自公統一候補確立で必ず安倍政治を倒す
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2017年9月18日 植草一秀の『知られざる真実』
「もりかけ隠し解散」にどう対応するか。
何よりも大事なことは安倍政権の退場である。
安倍自公を敗北させること。
これが最優先課題だ。
安倍自公を選ぶのか、それとも反安倍自公を選ぶのか。
主権者に審判を仰ぐ。
「もりかけ隠し」を許すのか、「もりかけ隠し」を許さないのか。
この判断を主権者に仰ぐ。
小選挙区の選挙で、主権者に二者択一の判断を仰ぐには、候補者が二者択一になることが必要である。
ということは、「反安倍自公陣営」が候補者を一人に絞ることが一番大事になる。
しかし、反安倍自公の要になるべき民進党のスタンスがぐらぐらしている。
この足元を見透かされて安倍首相に解散戦略を仕掛けられたのだ。
この現状を踏まえれば、主権者が「反自公陣営」の候補者一本化を実現するしかない。
主権者側が「反自公統一候補」を選定し、この候補者に反安倍自公の主権者投票を集中させる。
これしかないだろう。
主権者側の「反自公統一候補」は党籍を問わない。
「政策を基軸に」支援候補者を定める。
主権者側の統一候補者選定の基準は「政策公約」だ。
主権者にとって最も重要で最も切実な政策テーマに関する明確な公約を軸にする。
それは、
原発稼動即時ゼロ
と
消費税率の5%への引下げ
だ。
消費税廃止が望ましいが、政策公約化するのには時間が足りない。
まず実行できる「消費税率5%への減税」を公約に明記できるかどうかを候補者選定の基準にする。
民進党から出馬予定の候補者でも、この基準をクリアすれば、主権者統一候補になる資格を持つ。
ただし、複数の候補者がこの公約を明示する場合、その複数が立候補すれば当選は覚束ない。
候補者を一人に絞り込むことが必要だ。
直ちに立候補予定者に公開質問状を送付し、
原発稼動即時ゼロ
消費税率5%への引下げ
の二点を問う。
原発稼動即時ゼロ&消費税率5%への減税
だけを基準に、すべての選挙区に一人の支援候補者を決める。
これで選挙を戦うべきであると考える。
この候補者が各選挙区にただ一人定められれば、小選挙区で候補者が乱立しても問題はない。
主権者国民勢力が総力を挙げて支援する候補がただ一人なら、候補者乱立はむしろフォローの風になる。
主権者にとって大事なのは「政党」ではなく「政策」である。
安倍政治を退場させること
原発を即時稼動ゼロにすること
消費税率をまずは5%に引き下げること
の三つを実現するため、衆議院総選挙を「政策選択選挙」とするべきだ。
安倍晋三氏は、森友・加計疑惑についての説明責任を果たさず、憲法が定める国会召集義務も果たさずにきた。
そして、臨時国会召集を決めながら、その冒頭で衆院解散を行うことは、
「もりかけ隠し」以外の何者でもない。
衆院解散翌日の9月29日金曜日、
午後5時より、
衆議院第一議員会館多目的ホールで、
「衆院解散総選挙オールジャパン総決起院内緊急集会」
を開催する。
安倍政治を打破するために、一人でも多くの主権者国民の結集が求められる。
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