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見逃してはいけない日本のインドに対する核拡散協力ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sq6ekk
15th Sep 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks
安倍首相が日印首脳会談を終えて帰国した。
その報道を見ると、バカのひとつおぼえのように、
北朝鮮に対する軍事圧力強化に同調を求めている。
インド洋への海洋進出を強める中国をけん制している。
しかし、私がここで問題にしたいのは、北朝鮮や中国に対する軍事的けん制、
対立政策ではない。
インドに対する核拡散協力だ。
今度の首脳会談で、日印原子力協定に基づくインドへの原発輸出に関する
作業部会設置が合意された。
今年7月に日印原子力協定が結ばれた時、
核拡散条約に加盟していない原爆保有国のインドと原子力協定を結ぶ是非について
問題視されたことがあった。
つまり原発と核兵器開発は紙一重であり、
原爆実験を繰り返すインドに対する原発輸出は核不拡散の方針に背くことに
ならないのかという疑義である。
しかし、結局日本はインドとの原子力協定に踏み切った。
そして今度の日印首脳会談においては、
さらに一歩踏み込んで原発輸出に向けた作業部会の設置が合意されたのだ。
おりから北朝鮮の危機を前にして、
日本国内では非核三原則を見直す動きがでてきた。
米国の核抑止力にますます頼らざるを得なくなり、
米国の核持ち込みやむなしという声が出て来た。
核兵器廃絶に堂々と反対するまでになった。
そんな中でのインドへの核拡散協力だ。
それでいて北朝鮮の核保有は絶対に認めないという。
このまま日印原子力協定が進んでいっていいのか。
その事を警告する記事がどこにも見当たらない。
憲法9条の下での外交・安保政策が、
どんどんと国民の知らないところで音を立てて崩れつつある。
日印首脳、対北朝鮮「圧力を最大化」=原発技術輸出へ作業部会
http://www.nippon.com/ja/genre/politics/l10494/
2017.09.15 nippon.com
【ガンディナガル(インド西部)時事】安倍晋三首相は14日昼(日本時間同日午後)、インド西部ガンディナガルでモディ首相と会談した。核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議を完全履行し、「圧力を最大化」することを確認。日本の原発技術輸出に向けた作業部会の設置も決めた。
両首脳は、非核化に向けた北朝鮮の具体的行動を引き出すため、「全ての選択肢をテーブルの上に置くことが必要」との認識を共有。安倍氏は共同記者発表で「安保理決議を国際社会全体で履行し、北朝鮮に政策を変えさせなければならないとの考えで完全に一致した」と述べた。
両首脳は会談で、7月の原子力協定発効を歓迎。作業部会は官民で構成し、対印技術輸出の具体的な内容を詰める。
海洋安全保障では、東・南シナ海、インド洋への進出を強める中国の動きを念頭に、両首脳は「力を背景とした一方的な現状変更は容認しない」ことを確認。モディ氏は日印米、日印豪などの連携の重要性に言及した。
防衛装備に関しては、無人車両(UGV)などロボティクス分野での研究協力に関する協議を始めることで合意した。海上自衛隊の救難飛行艇US2の対印輸出は継続協議となり、安倍氏は「早期の具体的進展」に期待を示した。
両政府は、日本の新幹線方式を採用する高速鉄道整備をはじめ総額約1900億円の円借款供与で一致。人的交流促進に向け、安倍氏はインド人観光客向けのビザ緩和を表明した。両首脳は、インド人の日本語教師を5年間で1000人養成する目標を申し合わせたほか、航空自由化(オープンスカイ)の実施でも合意した。
両首脳による会談は10回目で、今回の訪印は首脳が交互に相手国を訪れるシャトル外交の一環。
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