2017年9月12日(火) 稲嶺名護市長 市長選勝利へ協力要請 沖縄 共産党県委が推薦決定http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-09-12/2017091204_02_1.jpg (写真)赤嶺氏に推薦依頼の要請文を読み上げる渡久知会長(中央)と稲嶺市長(その右隣)=11日、那覇市 来年2月4日投票(1月28日告示)の沖縄県名護市長選への立候補を表明している稲嶺進名護市長は11日、県庁で日本共産党沖縄県委員会の赤嶺政賢委員長・衆院議員と党県議団(6人)を訪問し、市長選に向けての協力を求めました。 稲嶺ススム後援会の渡久知武明会長と名護市選出の親川敬県議らが同席しました。 渡久知会長は「この間、名護市は再編交付金に頼らずとも市民・職員の創意と努力によって財政の健全性を高め、豊かなまちづくりを行ってきました」と述べ、推薦依頼の要請文を手渡しました。 稲嶺市長は「ともに頑張りましょう」と決意を述べました。 赤嶺氏は「共産党県委員会として推薦を決定しました」と述べ、市長の立候補表明を歓迎。「市長の基地をつくらせない決意が日本全国を励ましています。私たちも総力をあげて頑張っていく決意です」と応じ、稲嶺市長らと固い握手を交わしました。 同日、稲嶺市長らは社民・社大など県議会の与党会派と民進党県連、自由党県連にも同様の要請を行いました。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-09-12/2017091204_02_1.html 2017年9月12日(火) 辺野古新基地 名護平和委が報告 沖縄の粘り 世界に感銘 ドイツで反基地国際会議 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-09-12/2017091215_01_1.jpg (写真)9日、独ラインラント・プファルツ州で開かれた軍事基地反対国際会議で、辺野古新基地建設反対のたたかいを報告する上野郁子・名護平和委員会事務局長(伊藤寿庸撮影) 【独ラインラント・プファルツ州=伊藤寿庸】ドイツにあるラムシュタイン米軍基地反対行動の一環として、当地で開かれた「軍事基地反対国際会議」で9日、名護平和委員会の上野郁子事務局長が、沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設反対のたたかいについて報告しました。 上野氏は、名護の海の写真などをプロジェクターで映しながら、沖縄戦とその後の米軍占領下で住民が受けた苦しみ、復帰後も続いた米兵による犯罪や事故について説明。選挙を通じて何度も辺野古新基地建設反対の民意を示してきたことや、暴力的な基地建設に対するゲート前での粘り強いたたかいの様子を報告しました。 上野氏は「米軍基地と隣り合わせの生活を子や孫に押し付けるわけにはいかない。核兵器も軍事基地もいらない、武力でなく対話と交流で人々が共に暮らせる世界を目指して頑張る」と訴え、大きな連帯の拍手を受けました。 報告を聞いたブレーメン平和フォーラムのマーティン・シュミットさん(68)=元医師=は、「沖縄のことは第2次大戦の戦闘のことしか知らなかったので、とても感銘を受けた。今も多くの軍事基地があり、新しい基地はいらないとたたかっている沖縄の人たちの成功を願っている」と語っていました。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-09-12/2017091215_01_1.html 2017年9月12日(火) きょうの潮流 金曜日の昼下がり。那覇市役所裏にある常緑のフクギの木の下に人びとが集まります。揺るぎない決意を胸に秘めながら▼「県庁の周りをまわる/十人前後の小さなデモ/たぶん 世界でもいちばん小さな/いちばん長く続いている/いちばん短い距離の反核デモ」。芝憲子詩集『沖縄という源で』に収められた「那覇の金曜日は」の一編です。核兵器くるなと30年以上も声を上げてきた昼休みデモをうたっています▼本土復帰まで米軍の核基地にされてきた沖縄。世界を破壊するほどの大量の核が持ち込まれ、演習で住民が殺され、最前線として破滅の淵まで追いつめられていました。その実態を極秘文書や当時の関係者の証言であらわにした10日のNHKスペシャル「沖縄と核」は衝撃でした▼番組は那覇の基地で核弾頭を載せたミサイルが誤射され、隠蔽(いんぺい)されてきた事故も掘り起こしていました。沖縄を犠牲にし、県民の命を一顧だにしない日米両政府の横暴に改めて怒りがこみあげてきます▼それは今につながります。ただでさえ事故が多発する欠陥機のオスプレイ。整備不良でトラブル続きの機が普天間基地に戻ってきました。これで主権国家なのか。近くの自治会長は「植民地のような状態」と語っています▼長く住む沖縄は自身の詩の源で、日本人の源の一つ、反戦平和運動の源の一つでもあるという芝さん。「わたしたちの憤りは/根本からなので/落胆するひまがない/誰もが頭のすみで/フェンスが消える日のことを考えている」 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-09-12/2017091201_06_0.html
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