http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/202.html
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「吐き気を催すほど醜悪」とは、そもそもどちらが言い出したのか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/4deda996a7947852d28b03d7dd44a918
2017年09月11日 のんきに介護
本間 龍 ryu.homma @deslerさんのツイート。
また産経が印象操作記事。最初に「吐き気を催すほど」という表現を使ったのは石平氏で、米山氏はそれを使用したに過ぎない。そこを言わずに米山氏を批判するのはお門違いだ。
― 本間 龍 ryu.homma (@desler) 2017年9月11日
新潟・米山隆一知事が石平氏投稿に「吐き気を催すほど醜悪」とツイート https://t.co/hDivilhACL
事の発端は、
望月氏に対する石平氏の誹謗中傷だ。
彼は、
こう言う。
「それでも私は権力と戦う」という東京新聞望月記者の台詞を鼻で笑った。私は今まで、本物の独裁政権と戦った勇士を数多く見たが、彼女のやっていることは、何のリスクもない民主主義国家で意地悪質問で政府の記者会見を妨害するだけだ。そんなのを「権力と戦う」とは、吐き気を催すほどの自惚れだ!
― 石平太郎 (@liyonyon) 2017年9月6日
産経新聞が騒ぐことで、
炎上気味に批判の対象になっているのは
上掲、無神経な石平氏に対し投げかけられた
米山氏の次の批判だ。
適不適の判断はさておき、いずれにせよ望月記者は自国の政府に対し直接対峙している。一方石平氏は今や、祖国を離れ、独裁政権と批判する中国政府と直接対峙することなく日本人向けに中国政府批判を展開しているに過ぎない。闘う望月記者の歌を闘わない石平氏が笑う事は吐き気を催すほど醜悪だと思う。 https://t.co/YR8F8NQInw
― 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2017年9月9日
これに、
反応したのが長島昭久@nagashima21だ。
次のように
横やりを入れた。
米山さんが仰りたいことを善意に解釈したとしても、体制批判をめぐって共産党独裁(逆らえば生命、身体の危機)の中国と、曲がりなりにも民主主義が機能している日本とを同列に論じて、石平氏の言論を「吐き気を催すほど醜悪」と批判するのは、些かバランスを失していると思います。 https://t.co/AHjiZHNf8R
― 長島昭久 (@nagashima21) 2017年9月10日
便乗して
非難する人が多数出てきて、
弁明として
ツイートされたのが
これだ。
米山氏が素直に謝罪できないだけなのかどうか、
分からなければ、
何べんも読み返してみることだ。
要するに私の申し上げているのは、どこかの独裁国家ならいざ知らず、石平氏の母国である民主主義国家の日本では、「権力と戦う」のに何のリスクも無い状況で言論によって対峙するのは当たり前なのであって、それを「吐き気を催すほどの自惚れだ!」などとする氏の指摘は全く当たらないという事です。 https://t.co/rdrtMd9sqH
― 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2017年9月10日
長島氏は、
横やりを入れるぐらいだから、
「吐き気を催すほど醜悪」という言葉で
毒づいていたのは石平氏の方だと分かっていたはずだ。
なのに、
それを口にせず、
「体制批判をめぐって共産党独裁(逆らえば生命、身体の危機)の中国と、曲がりなりにも民主主義が機能している日本とを同列に」
置いた罪で米山氏を詰る。
しかし、それは、
局面が違いを無視しているんではないだろうか。
すなわち、
昔は、
中国にいたかもしれない。
しかし、今は、
日本にいることによる局面の違いがある。
何だか、
日本にいて日本の権力者と対峙して「権力と戦う」という面において
中国で闘う場合との抽象的な違いを想定して、
侮辱するのは、
同列に置けないものを同列に置いた結果だろう。
そこへの反省が長島氏にはないな。
〔資料〕
「新潟・米山隆一知事が石平氏投稿に「吐き気を催すほど醜悪」とツイート「差別発言」の批判相次ぐ」
産経新聞(2017.9.11 12:31)
☆ 記事URL:http://www.sankei.com/politics/news/170911/plt1709110014-n1.html
かつて中国の民主化運動に身を投じた評論家の石平氏がツイッターに投稿した、東京新聞の望月衣塑子記者への批判に対して新潟県の米山隆一知事が「吐き気を催すほど醜悪」などと批判し、物議を醸している。
問題となった発言は、菅義偉官房長官の定例記者会見で連続質問を仕掛けている望月記者を「何のリスクもない民主主義国家で意地悪質問で政府の記者会見を妨害するだけだ」などとした石平氏の投稿に対するもの。
米山知事は9日、「適不適の判断はさておき、いずれにせよ望月記者は自国の政府に対し直接対峙している。一方石平氏は今や、祖国を離れ、独裁政権と批判する中国政府と直接対峙することなく日本人向けに中国政府批判を展開しているに過ぎない。闘う望月記者の歌を闘わない石平氏が笑う事は吐き気を催すほど醜悪だと思う。」と投稿した。
石平氏は即座に発言を引用して「彼(米山知事)は意図的に、人権侵害を平気で行う中国の独裁政権と、民主主義の手続きで選ばれた日本政府と混同している。この本質の差を無視して一方的に私を攻撃するとは、公人としては不見識であり、卑劣でさえある。」と発言。さらに「帰化人の私にとっても日本政府は自国の政府だ。しかし米山氏は望月記者に関してだけ『自国の政府』の表現を使うが、私を中国政府と結びつける。それは明らかに、帰化人を日本人と認めない排外主義的態度だ!」と反論した。
米山知事のツイートには一般ユーザーからも「ヘイト的だ」「差別発言」などといったコメントが相次いだ。
米山知事は「要するに私の申し上げているのは、どこかの独裁国家ならいざ知らず、石平氏の母国である民主主義国家の日本では、『権力と戦う』のに何のリスクも無い状況で言論によって対峙するのは当たり前なのであって、(中略)氏の指摘は全く当たらないという事です。」などと返したが、「見苦しい」「謝れないのか」といった厳しい声が続いている。
発端となった石平氏の投稿は7日。望月記者に対して「『それでも私は権力と戦う』という東京新聞望月記者の台詞を鼻で笑った。私は今まで、本物の独裁政権と戦った勇士を数多く見たが、彼女のやっていることは、何のリスクもない民主主義国家で意地悪質問で政府の記者会見を妨害するだけだ。そんなのを『権力と戦う』とは、吐き気を催すほどの自惚れだ!」と批判し、百田尚樹氏らが反応して話題となっていた。
(WEB編集チーム)
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