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2017年09月11日 「ジャーナリスト同盟」通信
<一般人巻き込む祭礼名目の壮大な金集め>
神社信仰の季節というと、秋祭りという祭礼行事が全国の津々浦々で行われている今だ。日本国憲法のお蔭で、信仰をする自由、しない自由が保障されている日本である。ところが、神社の信仰者である氏子の祭礼であるのに、無関係な第三者を巻き込む事例が、依然として多い。神社本庁・日本会議の政権と関係があるのだろう。一般人を巻き込んで、壮大なる寄付の強要は、むろん、許されない。ともあれ、神社による集金作戦が、日本会議内閣の政治活動に影響を与えている可能性を否定できないわけだから、国民・言論・野党と関係機関の監視が求められている。
<宗教法人の枠をはみ出す暴走>
寄付の強要は法に違反する。あってはならない。祭礼にかこつけた寄付を、周囲の雰囲気を利用して金集めをする神社は、宗教法人としての立場をわきまえているとは思えない。
戦前の国家神道の時代の名残りを引きずる祭礼寄付は、原則、信仰者である氏子に限定すべきである。一般人を巻き込んではならない。
一般人でも、進んで寄付する行為は、むろん、問題にならない。祭礼名目の寄付集めは、昨今のデフレ経済下では、なおさら反発が強い。しかも、戦争体制づくりに狂奔する勢力の中心に位置する神社本庁傘下の神社であるため、国民の了解を得ることはできないだろう。
「坊主丸儲け」と言われて久しい。この資本主義社会でも、一番の金儲けのAランクは、宗教法人である。財閥も形無しである。宗教はコストゼロで、莫大な金集めをすることが出来る。ただし、それは信者からの寄付であって、信者以外は対象ではない。その点で、神社の国民全てを巻き込む寄付集めは、許しがたい暴挙と言えなくもない。日本財政破綻の現在、優遇税制を取っ払う時期であろう。
<区長が氏子総代で3000円寄付の御触れ>
昨日のことだが、散歩中に偶然、二人のおばさんに出会った。一人は同窓会のメンバーである。彼女もよく散歩しているが、普段は歩かない道から飛び出してきたので、声をかけてみた。
なんと神社祭礼のための、寄付集めをしているところだった。
そこで「断じて寄付の強制をしてはならない。信教の自由を尊重することが、市民としての節度である。寄付は氏子に対して行われるべきだ。氏子でも、寄付を強制してはならない。いわんや、今の神社は、日本会議という組織を使って、改憲の署名運動まで始めている。戦争体制づくりに懸命な宗教団体・神社本庁だ。戦前の国家神道と酷似しているので、慎重であれ」と諭した。
賢明な二人のおばさんは、初めて聞く話に驚きながらも、頷いてくれた。
<町内会を巻き込む祭礼>
ただ、聞いて驚かされたことは、町内会の区長が氏子総代であること、さらに区長が氏子総代として、町内会の回覧板を利用して「一所帯3000円寄付」を、書面で呼びかけていたのだ。半強制的と受け取られかねない。
ここは首都圏から離れた九州の離島ではない。木更津市である。やくざの街とはいえ、憲法常識が通用しているはずの地域である。
一宗教法人が、一般市民で構成する町内会を、勝手に掌握して、その宗教行事に巻き込む、寄付集めをするなど、論外である。国際社会との軋轢・日本不信の犯人は、歴史認識であるが、その元凶は、国粋主義的な神社信仰にある。安倍晋三が、決して尊敬されない理由であろう。
同じようなことが、キリスト教や仏教の寺が始めると、どうなるか?
<神社本庁・日本会議の暴走裏付ける集金作戦>
「日本は天皇中心の神の国」と叫んだ森喜朗内閣から、国民の意思を無視したZOMBIE POLITICS、戦前の、死んだはずの天皇制国家主義が蘇ってきて、隣国との対決政治と戦争体制が構築されてきている。
その主体が、国家神道を引きずる神社本庁・日本会議のカルト(全体主義)である。靖国派といってもいい。それが小泉内閣から、いまの安倍内閣に継承されてきている。正しくは、福田康夫内閣は、安倍や小泉と異なる。余談だが、日本国憲法が禁じた国家主義を開花させた元凶が、なんと平和主義を放り投げてしまった、いまの公明党創価学会である。これまたカルトの宗教・政治集団だから、安倍同様に怖い勢力である。
ただ、筆者の耳に届く最新情報によると、学会内部の池田親衛隊と呼ばれる、旧来の平和主義勢力が盛り返してきているという。失脚させられた正木前理事長らの池田親衛隊が、安倍側近の公明党の太田ショウコウや、学会の実権を握った谷川ラインに対して、巻き返しを図っている、というのである。
ネット炎上情報によると、明日の12日、東京地裁で創価学会本部を飛び出した3人の若者が、活躍するという。裁判の内容も関心を集めている。もっとも、金集めでは創価学会がNO1である。国税庁も官邸も、他の野党も、鷲の目をして監視している。CIAも当然であろう。
平和運動のための信者献金が、あらぬ方向に使われていると判明すると、国内どころか、国際社会にも影響を与えることになろう。
幸い、国民の半数近くが、安倍・改憲軍拡内閣の正体に気付いてきている。
<改憲署名集めに拍車?>
武器弾薬の売り込みに狂奔する死の商人は、改憲軍拡にもろ手を挙げて賛成している。そこからの献金を期待する政治屋は、安倍の改憲論に賛成している。
これらの好戦派の多くは、金と票のために、神社信仰に両足を踏み込んでいる。
数年前から神社本庁は、傘下の神社に対して、改憲の署名運動を大々的に呼びかけ、平和主義者を震え上がらせた。壮大なる祭礼寄付集めを裏付けている。
戦前回帰のZOMBIE POLITICSは、歴史の歯車を逆転させる。平和を愛する国民は、祭礼寄付を甘く見てはならないだろう。
2017年9月11日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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