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日ロ首脳 北朝鮮は深刻な脅威 緊密協力で一致 NHK
柔道観戦だけが唯一の成果だった19回目の日ロ首脳会談
http://kenpo9.com/archives/2307
2017-09-08 天木直人のブログ
さすがにウソは書けないと見えて、読売、産経、NHKをはじめ、すべての大手メディアが北朝鮮に対する制裁強化について、安倍・プーチン会談でも対立は解けなかったと報ずるしかなかった。
私が驚いたのは、あの共同経済共同活動でさえに思惑の違いが浮き彫りになったと多くのメディアが報じたところだ。
つまり安倍首相は北方領土返還のごまかしで経済共同活動を進めようとしているのに対し、プーチン大統領は大統領選に向けて日本のカネで極東の開発を目論んでいるというわけだ。
経済制裁どころか、下手をすると、日本がモタモタしているなら北朝鮮のカネで開発するぞ脅かされかねない。
安倍首相の今回の訪ロがいかに不毛だったかは、会談後に発表された日露共同発表の要旨を見ても分かる。
そこには、目新しい成果は皆無だ。
今度の首脳会談に限らず、首脳会談に先立って外務省や谷内正太郎NSC局長がロシアのカウンターパートと事前協議するのが外交の常だ。
そして、その協議の目的は外交交渉というよりも、首脳会談の中身をどう売り込むかというメディア対策が中心である。
今回も谷内局長はそれを必死でやっていた。
ところが、共同発表を見る限り、それもうまく行かなかったようだ。
売り込む中身さえ作れなかったということだ。
いったい何のために安倍首相はウラジオストックくんだりまで出かけてプーチン大統領と首脳会談したのか。
そう思っていたら読売新聞が小さな囲み記事で書いていた。
安倍首相はロシアのプーチン大統領、モンゴルのバトトルガ大統領と、ウラジオストックで開かれた柔道交流大会を観戦したと。
なるほど、19回目の安倍・プーチン首脳会談のハイライトは柔道観戦だったというわけだ。
なるほど、これなら納得できる(了)
日ロ首脳 北朝鮮は深刻な脅威 緊密協力で一致
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170907/k10011130891000.html
9月7日 20時04分 NHK
ロシア極東を訪れている安倍総理大臣はプーチン大統領と首脳会談を行い、北朝鮮による核実験は地域の平和と安定に対する深刻な脅威だとして今後も緊密に協力していくことで一致しました。また北方領土での共同経済活動で優先的に取り組む事業について、海産物の養殖など5つに絞り込み来月初めにも現地調査を行うことで合意しました。
安倍総理大臣とロシアのプーチン大統領との首脳会談は極東のウラジオストクで日本時間の7日午後、2人だけの会談も含めおよそ3時間半にわたりました。
会談で安倍総理大臣は北朝鮮の弾道ミサイルの発射や核実験の強行について「わが国のみならず地域全体へのこれまでにない重大かつ差し迫った脅威であり、国際社会全体で最大限の圧力をかけることが重要だ」と強調しました。そのうえで両首脳は、北朝鮮による核実験は地域の平和と安定に対する深刻な脅威だとして、日ロ間で今後も緊密に協力していくことで一致しました。
また両首脳は、北方領土での共同経済活動で優先的に取り組む事業を海産物の養殖、温室野菜の栽培、島の特性に応じたツアーの開発、風力発電の導入、ゴミの削減対策の5つに絞り込むことで合意しました。
そして早期実現に向けて来月初めをめどに、追加的な現地調査や、事業を行ううえで必要となる人の移動の枠組みの検討を行い、今後、局長級の作業部会を設置することになりました。
さらに北方領土の歯舞群島の一つ、貝殻島の灯台について、海上交通の安全確保の観点から日ロ双方が高い関心を持つ案件として双方の法的立場を害さない形で改修を検討していくことになりました。
一方、先に中止になった元島民による航空機を利用した北方領土への墓参は今月下旬に実施することが確認されました。
また、会談では、11月にベトナムで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に合わせて首脳会談を行うことで一致しました。
さらに安倍総理大臣は、プーチン大統領から来年5月のサンクトペテルブルクでの国際経済フォーラムに招待され、今後、調整することになりました。
元島民「共同経済活動を進め 平和条約の締結に」
北方領土の元島民などでつくる千島歯舞諸島居住者連盟が7日夜、北海道根室市で記者会見を開きました。
このうち、宮谷内亮一根室支部長は「北方領土での共同経済活動を早く進めて平和条約の締結につなげてほしい。安倍総理大臣は北方領土問題を自分たちの世代で解決すると話していたので、その言葉を忘れないでほしい」と話しました。
河田弘登志副理事長は、元島民が北方領土を訪れる際の負担を減らすため、航空機を利用した墓参や、北方領土の出入域手続きを歯舞群島付近で実施することについて「来年以降の具体的な話が出るかと思っていたが出なかった。ことしかぎりではなく、来年以降も続けてほしい」と話していました。
根室漁協「根室のことを中心に」
根室漁業協同組合の大坂鉄夫組合長は「根室の漁業者は共同経済活動の今後の進展に期待しているが、日本が技術などを提供しても数年たったらすべてロシアのものになっているということになれば、対等な関係とはいえない」と懸念を示しました。そのうえで、「国には根室のことを中心に考えてもらい、根室も共同経済活動に参入できるよう支援してもらいたい」と求めました。
観光船協議会 協議の進展に期待
北海道の知床半島にある羅臼町で観光船の船長を務め、運航業者らでつくる知床羅臼観光船協議会の長谷川正人会長は「いわゆる日ロの中間ラインを越えて運航できるようになれば、クジラなど海の動物がもっと見やすくなるし、北方領土も間近に見ることができるので、修学旅行の呼び込みにも有利になる」と話し、今後の協議の進展に期待を示しました。
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