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2017年09月05日 「ジャーナリスト同盟」通信
<清和会の秘書会先輩による安倍診断>
安倍晋三が父親のカバン持ちをしていたころ、所属する清和会秘書会幹部が電話をくれた。彼は「安倍内閣は100%死に体」と診断した。安倍スキャンダル、首相官邸の内情、自民党内事情、清和会の内情、そして世論、内外政の失敗を理由に「三選なし」「野垂れ死にする」と断じた。政権の懐から分析したものである。同意するほかない。確かに、日々の安倍日程からも読み取れる。
<一番驚いているのは泉下の父・晋太郎>
彼は不思議なことを吐いた。「安倍晋三が政権を5年、7年も担当していることに、一番驚いている人物は、心臓の才能を知悉している父親の晋太郎だ」と断じるのだ。
「人間としての出来の悪さを、育ての親は良く知っている。家庭教師の平沢勝栄でさえも、定規で頭を何度もたたいている。それは覚えていて、決してポストを与えない。人間が出来ていない証拠。そんな人物が首相になった?それも5年、7年?ありえない。いくら説明しても晋太郎は信じようとはしない」というのである。
岸信介の娘の母親は「運命の人」とわかったようでわからない認識を打ち明けている。
安倍を知る清和会の秘書連の驚きは、尋常ではないのだ。清和会オーナーの福田康夫の怒りの「日本は破滅する」発言は、心臓を射抜いている。
現在、安倍に付き従う国会議員はほとんどいない。「早く辞めて」が自民党員の総意といっていい。永田町の空気を知る立場の人間であれば、だれも異論などないはずだ。
<帝王学ゼロが森友・加計・強姦もみ消し>
「安倍は帝王学がない。ゼロもいいとこ。何をして、何をしていけないか。それがまるでわかっていない」と決めつける。したがって、安倍を「首相」と呼ぶことにためらいがちだ。首相の資格がないためだ。
そうして森友事件・加計事件・強姦もみ消し事件が起きた。ほかにも沢山あると見られている。前二者は売国奴そのものである。公金横領事件であろう。
女性の人格を奪う強姦事件をもみ消した罪は、万死に値する。
<会計検査院と検察庁の責任>
「森友事件に会計検査院が調査している。それがまだ結果の報告がない。おかしい」と指摘する清和会の元秘書の指摘である。
このような場合、新聞と野党が連携して追及するはずなのに、双方とも沈黙している。
「森友事件は、その一部に検察は手を付けたが、肝心の財務省・国交省などへの捜査を始めていない。検察庁も責任を放棄している。許せない」と国民の怒りは止んでいない。
<都議会警察消防委員会の責任>
詩織さん事件にからんでの警視庁不祥事は、都議会の警察消防委員会が担当することになっている。これも小池都政を占うカギである。
女性の人権にどう向き合うのか、都議会の出方に関心が集まっている。これまた安倍スキャンダルの最大のものである。「小泉純一郎と日本の病理」(藤原肇著)によると、小池の父親と勝共連合
の深い仲を指摘されている。彼女の正体をえぐる材料なのかどうか。
<成長戦略の鍵が原発>
安倍内閣が鳴り物入りで強行した経済政策・アベノミクスの核心は原発の推進だった。そのための内閣の布陣である。
「今井秘書官を中心とする経済産業省の原発エネルギー推進派で内閣を固めた。原発は既に欧米では放棄したエネルギー。廃止・廃炉の時代に入っている。使用済み核燃料の処分もできないことに、各国とも頭を痛めている。311の教訓に反して、原発再稼働の安倍内閣の先頭を走らされてきた東芝・三菱・日立。原発を成長戦略の柱に位置付けてきたアベノミクスは、誰が見ても明らかだ。東芝と三菱重工は、それゆえに沈没している」
こうした分析は、いまや誰の目にも明らかである。東芝や三菱・日立の経営陣は、政府・経産省に引きずられて地獄を見せつけられているといっていい。東芝・三菱の衰退は、第三者でも目にできる。日立も、英国での原発輸出で後追いしようとしている。
悪魔のエネルギーに特化した安倍内閣の成長戦略は、完全に破たんしている。あとは野となれ山となれ、のアンちゃん・ゾンビ政治ということなのか。
<政府任せの東芝と三菱>
米英が放棄した原発メーカーのWHを、超高額で買収した東芝は、それゆえに破たんしている。筆者は、息子を東芝経営の東芝病院に、誤嚥性肺炎で1週間の入院計画のもとに入院させた数時間後に、窒息死で命を奪われた。それでいて反省・謝罪なしに驚愕、東芝研究を始めると、東芝経営の実態がどういうものかが判明した。
それは政官界に対する莫大な裏金バラマキ経営である。よく発展途上国における手口と同じである。ODAもそうだが、当事国の政官界に対する袖の下ビジネスである。同じことを永田町と霞が関でも演じる東芝だった。
そこから政府任せの、甘い原発ビジネスが東芝と三菱に襲い掛かり、死に体企業へと転落している。戦前の官僚統制経済の延長線上で、相撲を取っていたことになろう。官僚任せのビジネスが、東芝と三菱を衰退させた原因である。責任は政府にもある。投資家は、ここをよく理解していないため、莫大な損失を抱えてしまっている。
<東芝・三菱沈没の原因は安倍内閣>
東芝・三菱・日立こそがアベノミクスの先頭を走らなければならなかった。それが原発の国際的セールスであった。安倍自らトルコやインドその他で売り込みに奔走したことは、まだ記憶に新しい。
特に東芝は、原発推進派をトップに据えて、安倍内閣の今井路線に忠実に従って、地獄を見ることになる。現在、安倍と今井の関係が破たんしたという。
「官邸内はガタガタ。柱が揺れてしまって倒れそうだ」という悲鳴ばかりが聞こえてきている。三菱も原発で大損を抱え込んで元気がない。車もダメ。飛行機もダメ」と関係者は頭を抱えている。
<日銀の黒田の罪>
大嘘付きは安倍だけではなかった。日銀の黒田も大嘘をついて、それでいて依然として金融政策の中心に居座って、高給を食んでいる。
「輪転機を回して福沢諭吉を印刷するだけなら小学生でも出来る。庶民は高い物価で泣かされている。それでも日本のデフレは止まらない。黒田公約の罪も重い。これからどう始末をつけるつもりか」と専門家は黒田監視を強めている。
<ムネオ任せのロシア外交>
安倍外交は完全に破たんしてしまった。特にロシア外交のお粗末さは、元島民でなくても怒り狂う。ロシアは北方4島にミサイル基地、ここへきて色丹島を経済特区にして、海外からの企業進出を開始する。
「4島は返さない」というロシア政府の意思である。それでも、近くのこのこと外相を連れて出かけるのだという。臨時国会を引き延ばすために。余りのデタラメ外交に清和会関係者もさじを投げてしまっている。その上で「宗男のようなイカサマを使ってロシア外交が出来るわけがない」と反発する空気も、永田町と霞が関に漂っている。
<読売・産経で持つ安倍晋三政府?>
死に体政権になると、安倍の取り巻きには胡散臭い人物が、あまりにも目立つ。紹介しないが、それでも存続する安倍内閣。どうしてか?この謎を清和会関係者は「それは読売と産経のお蔭だ」と決めつける。筆者はこれにNHKも加えようと思う。
2017年9月5日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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