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あなたは、どれほど北朝鮮を知っているか?
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2017/09/01 12:10 半歩前へU
▼あなたは、どれほど北朝鮮を知っているか?
北朝鮮に世界の耳目が殺到している。が、どれほどの人が北朝鮮を知っているのだろうか。まず相手を知ることが大事だ。朝鮮半島情勢に関心があった私は北朝鮮に行った。当然、韓国も訪ねた。
北朝鮮では政府や党関係者との面会の時だけでなく四六時中、対文協職員、つまり公安が私に付いて離れなかった。彼らは「監視」が務めだから仕方がない。だが、長くそばにいると、そこは同じ人間同士。
差し支えない範囲で彼は、いろんな話をし出した。末端の公安は、決して暮らし向きがらくではないことが分かった。ピョンヤンを離れる際、スーツケースの中身をすべて彼にプレゼントして帰国した。
前置きが長くなったが、みなさんに読んでいただきたい本がある。若いころ熟読した「凍土の共和国」である。これまで100冊を超える朝鮮半島を扱った書籍に目を通したが、「凍土の共和国」をしのぐ書物に出会ったことがない。
関係ほんの大半は、北朝鮮を賛美したり、逆に韓国や北朝鮮をののしる反韓、反北本である。だが、「凍土の共和国」はそれらとは全く次元が違う優れた書籍である。
どれほどのものかについては実際に読んだ人の感想を聞けばよく分かる。以下に紹介する。
▼巷にさまざまな北朝鮮本があふれる今日、1980年代にこれだけ精度の高い北朝鮮ルポを発表した筆者の勇気には頭の下がる思いがします。
北朝鮮で暮らす親族が事実上の「人質」となっている筆者だけに、朝鮮労働党政権に対する深く激しい憤りと、その根底に流れる朝鮮の同胞と朝鮮半島に対する愛情の深さは、この本の出版から歳月を経た今日でも読む者の胸を打ちます。
北朝鮮関係本の古典的存在だといっても過言ではないでしょう。
▼帰国者達の生活は、言葉では言い表せない運命の残酷さが感じられる。家族訪問以外にも北朝鮮国内を回って金剛山等色んな都市の情景が描かれており、一緒に訪れた訪問団員の感想や歴史的な解説から北朝鮮の内部を伺い知れて興味深い。
日本と同じように働くと、ほかの者もそうしないといけなくなるので「いじめられ」たり、そもそも(帰国者は)身分がよくない、と良い仕事にありつけなかったり、仕事も個人の希望とは関係なく割り当てられるので、労働意欲向上によりこの国が成長するような要素はまったく感じられなかった。
経済格差も昔から韓国と差をつけられているのはこのような所が影響していると言える気がした。
内部からの共和国批判図書は珍しく、組織に属しつつも体制に疑問を持って真実を外部に知らせようとした著者のような勇気ある人こそ、本当の意味で朝鮮革命家と言えるのかもしれない。
▼本書は、在日朝鮮人の手による北朝鮮長期訪問の記録である。1960年代の帰国運動により、日本から北朝鮮へ渡った肉親の許を訪ねた際の、その顛末が余すところなく語られている。
哀しみに満ちた叙述の数々は、読むものをしてある種の感慨を抱かせずにはおれない。北朝鮮問題を考える上で常に立返るべき原点、とも言うべき一冊である。 (以上 アマゾンの読後感想より)
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