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日本に本物の護憲政党は存在しない事を証明した閉会中審査
http://kenpo9.com/archives/2245
2017-08-31 天木直人のブログ
北朝鮮のミサイル発射に関する閉会中審査がきのう8月30日に急きょ開かれた。
私はてっきり野党による安倍政権の対応に対する厳しい追及がなされるものと期待していた。
なにしろ迎撃ミサイルシステムでは日本を防げないことが露呈したからだ。これ以上の税金の無駄はない。
なにしろ、このまま米国と一緒になって北朝鮮に軍事的圧力をかけると、真っ先に犠牲を受けるのは日本だからだ。
これほど国民の生命と財産をないがしろにする政治はない。
ところが今朝の各紙を見ると、どこにも野党の追及は見られない。
それどころか、与野党の全会一致で北朝鮮非難決議を採択している。
いったい、この国の護憲政党は何をしているのか。
そう思っていたら驚いた。
護憲政党を売り物にしている天下の共産党が、いち早く、「北朝鮮の弾道ミサイル発射に厳しく抗議する」と題する声明を志位和夫共産党委員長の名前で出していたのだ。
その内容はトランプ大統領や安倍首相の言っている事と同じだ。
北朝鮮に対する一方的非難だ。
どこにも北朝鮮に対する軍事的圧力への非難はない。
こんな声明を出すような共産党は護憲政党ではない。
憲法9条はもちろん北朝鮮の行為を認めない。
しかし、憲法9条は、みずから核兵器を保持し、それを使って威嚇する米国と、その米国の核の傘に頼って北朝鮮との戦争を辞さない安倍首相の日本もまた、等しく認めないのだ。
それが日本国前文と憲法9条に謳われている憲法9条の精神である。
北朝鮮のミサイル発射が教えてくれた事。
それはこの国の政治には本物の護憲政党が存在しないということだ。
それだけではない。
いわゆる護憲・リベラルと言われている朝日も毎日も東京も、その社説でこぞって北朝鮮を批判するばかりだ。
米国との軍事同盟を最優先する安倍政権が憲法9条の精神に反している事を批判する社説は皆無だ。
野党といい、護憲リベラル紙といい、北朝鮮は許せないという世論に迎合しているからそうなるのだ。
世論に迎合してはいけない。
世論を正しく覚醒させなければいけないのだ。
憲法9条を世界に先駆けて持つ日本こそ、北朝鮮にも米国にも、そして中国やロシアに対しても、軍事力で平和を実現することは出来ない事を説得すべきである。それこそが日本だけしかできない平和外交である、と。
この事を世論に気づかせる政党こそ真の護憲政党である。
新党憲法9条の目指すものである(了)
日本に本物の護憲政党は存在しない事を証明した閉会中審査(続)
http://kenpo9.com/archives/2251
2017-08-31 天木直人のブログ
標記のブログの中で、世論に迎合してはいけない、世論を覚醒するぐらいの気持ちで政治をしなくてはいけない、とエラソーな事を書いたところ、早速読者のひとりから次のようなメールをいただいた。
引用始め
「世論に迎合してはいけない。世論を正しく覚醒させなければいけないのだ。」
全くその通りです。
正義を脇に置いて票のことだけしか目に入らなかったら、必ず世論追随になります。アメリカのミサイルは良いが、アメリカ支配に反対する国のミサイルは良くない論に追随することになります。
世論に抗して正義を貫こうとしたときの不人気を恐れると、政治の変革はできません。みかけのパフォーマンスばかりを追い求めることになります。
現にそうなっています。
そのレベルの野党に存在意義はありません。
「世論に迎合してはいけない。世論を正しく覚醒させなければいけないのだ。」
それが野党の存在理由です。心にしみます。
引用終わり
これまでにも多くの褒め言葉(もちろん批判の言葉も)を貰う事のある私だが、この言葉ほど激励の言葉はない。
しかし、そう出来るには、たとえ少数であっても(一人であっても)必ず当選させてくれる最低限の票を確保しておく必要がある。
それを目指すのが新党憲法9条である。
何があってもこの政党の主張は正しい。
この政党が立てる候補者は納得できる。
そう考える有権者を常に確保している政党であれば、選挙のたびに迎合したり、パフォーマンスをしたり、お金とエネルギーを使うことなく、正しい政治に専念できるのである。
たくさんの政治家などいらない。
数名で十分だ。
皆が選挙に心配することなく(世論に迎合することなく)本物の政治に専念できる。
そういう新党をつくり、そして永続させていきたい。
それが私の考える新党憲法9条構想であり、インターネット政党構想なのである(了)
閉会中審査 衆院 安全保障委員会 2017年8月30日
2017年8月30日 閉会中審査 衆院 安全保障委員会
発言者一覧
宇都隆史(外交防衛委員長)
小野寺五典(防衛大臣)
白眞勲(民進党・新緑風会)
福山哲郎(民進党・新緑風会)
井上哲士(日本共産党)
浅田均(日本維新の会)
伊波洋一(沖縄の風)
浜田昌良(公明党)
山田宏(自由民主党・こころ)
宇都隆史(外交防衛委員長)
閉会中審査 参院 外交防衛委員会 2017年8月30日
2017年8月30日 閉会中審査 参議院 外交防衛委員会
発言者一覧
山口壯(安全保障委員長)
小野寺五典(防衛大臣)
青柳陽一郎(民進党・無所属クラブ)
赤嶺政賢(日本共産党)
熊田裕通(自由民主党・無所属の会)
佐藤茂樹(公明党)
後藤祐一(民進党・無所属クラブ)
足立康史(日本維新の会)
照屋寛徳(社会民主党・市民連合)
寺田稔(自由民主党・無所属の会)
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