私も、このスレッドのタイトル「前原か枝野家の選択しかない民進党代表戦の不毛」と同じ様に思っていましたが、ところが、今回の民進党党首選は「野党再編」による「新党」の誕生と、確実な「政権交代」のスタートになる大切な大切な党首選の選択になるようですよ。 今、超党派の「野党再編」による「新党」構想が、前原氏と小沢氏等によって進められようとしています。前原氏は、過去のやった事を顧ますと、前面的には信ずる事が難しい議員ですが、小沢氏とは一年半以上前から、何度も会見を重ね、小沢氏に、過去の不義理や、裏切りを謝罪し、前の前原氏とは、一皮も二皮も剥けて、小沢氏の考え方とも近くなり、過去とは大きく違う前原氏に変わられたそうです。前原氏は、立候補の際の発言では、政治思想の合う所とはドコとでも組む考えと発言しました。あの、百合子党とも、意見が合致すれば組むことも考えられると発言しました。 ですが、私は、百合子さんも、信頼するにはとても難しい考え方の人物の様に思えますが、国政については、百合子さんは、まだ、政策も政治方向も何も発言しておらず、何も定まっていない状態です。ですから、小沢氏も、前原氏も、話し合いの結果に可能性を残す発言をしているのだと思います。百合子さんは、人をひきつける技に長けていますから、こちらに入って頂く事で、上手にこちら側の政策に手を貸して戴ける様に引き込めばいいのではと、小沢氏や前原氏は、そう考えて組むこともあり得るとおっしゃっているのだと思います。 何しろ、相手側の「敵の大きさは巨大」ですから、百合子党の話しも何も聞かないうちに、初めから、百合子さんを弾いてしまわないと言う考えの様に思います。その辺りが、政権を何度も執った豪腕小沢氏の考えの大きさなのだと思います。政策では、今掲げている前原氏の政策は、増税ひとつ執っても、増税に反対して民主党を出た小沢氏とは考えが合っていませんが、きっと「新党」を造る計画ですから、今、各党が掲げている政策もリセットされます。ですから、問題ないとの考え方のように思えます。野党再編で新党が結成されれば「新党」としての「政策」になる事になりますから。前原氏の掲げている政策も、そこで精査され修正されるのだと思います。自民党の1%のための政策に対して、99%の為の政党に成るのですから「国民の生活が第一」の「政策」が制定されるのだと思います。 今、マスコミによって誤報道されている、前原氏は、共産党さんとの共闘はしないという歪曲報道も、本当の意味は共産党さんとの共闘の仕方の形を「見直す」と言っているのです。「見直す」と言う事は「共闘しない」と言っているのではなく、共産党さんが望む形の共闘になる様に「見直す」と言う事らしいです。前原氏の言い方が、言葉足らずで、誤解を受けている事が、私はとても残念です。 野党が解党し、1つにまとまる「新党」には、共産党さん自身が「共産主義」や「日米安保廃止」などの「政策」が違いすぎるので、共産党としては「新党」には入らないとおっしゃっています。そして、共産党さんは、一緒の党には入れないけれども「党外協力」はする。とおっしゃってくださっています。実行させる政策が合えば「閣内協力」もするとおっしゃってくださっています。 ですから、この前原氏の新党構想も「共産党さん抜き」になるという構想ではないのです。その辺りを。マスコミの誤誘導で、はしょられた表現にされ「枝野氏は共闘賛成」「前原氏は共闘反対」と言う歪曲誘導をされています。これは、本当に残念に思います。前原氏は、もっとシッカリとその辺りを表現しなければなら無いと思います。マスコミによって嘘の報道に作られたり、誤誘導されないような、もっとハッキリした言い方にしてほしいと私は思います。この辺りの誤解を、植草先生にもされていますので、なおさら、とても残念です。 私など素人は、本音を言えば、こんな逼迫した日本なのですから、共産党さんにも「解党」していただき、一つの政党に入って頂けたなら、どんなに心強く、政権交代と政権運営の力が倍増するかと、共産党さんに懇願したくなりますが、目指すものが違いすぎると言う、共産党さんの言分も尊重して差し上げなければとの、政治の専門家としての、小沢氏と前原氏の想いがあるのだと思います。とても残念だけれども諦めて「共産党さんは別にして」という発言になっているのですね。 明日に迫っている「民進党党首選」は、小沢氏の念願の「最善策」である「超党派」の「野党再編」による「新党」結成の為の「大切な党首選」になるようです。前原氏が勝てば、政権交代と、その後の政権運営の「最善策」の形になるそうです。そして、枝野氏が勝てば「次善策」の、今まで通りの「4野党の選挙の度の選挙協力」という形の、今まで買った事のない形になるそうです。前原氏の構想の「最善策」と、枝野氏の構想の「次善策」とでは、今後の政権交代の確実さと、政権運営での有利さに、とても大きな差が出るそうです。 その辺りの事を、私の表現では、長くなるだけですから。堀先生のツイッターでの発言を中心に、他の方のものもお借りしまして、その内容を代弁して頂きます。↓です。 ※堀 茂樹 @hori_shigeki · 野党を応援するなら、これを読み返すべき。あんな野党共闘(←枝野さんの進める構想)で勝ったかのような話は大間違い。⇒「自民党はほとんどの1人区で公明党の推薦を確保…21勝11敗と勝ち越した」2016参院選:野党共闘及ばず…比例に課題。
※堀 茂樹 @hori_shigeki 中道左派が自公の与党共闘に挑むには、共産を含む野党共闘が不可欠。しかし、問題はどういう共闘か?です。前の参院選で4党バラバラでの戦い、一人区に限って統一候補を立て、それで「一定の成果があった」と満足するようでは絶望的。その一人区だけ見ても民進は自民にダブルスコアで惨敗したのですよ。 ※堀 茂樹 @hori_shigeki 中途半端な野党共闘継続論の枝野氏選出は万年野党への道です(それを望む護憲派知識人多し?)。前原当選を機に、彼のオール・フォー・オールは基本的に良い社会像なので、実現のための方法を現実的に修正すべき。@中道左派新党結成+共産党との選挙協力、A前原・井手財源論の部分的見直し。 ※平野 浩 @h_hirano 民進党の前原誠司氏は、ネットメディアIWJに出演し、自由党の小沢一郎代表について次の発言をしている。「小沢一郎自由党代表はもっともわれわれの政策理念に近い考えを持っている」。前原氏は、これまでに小沢代表と何回も会い、政策について語り合っているとされる。興味ある展開である。 ・小沢も「野党結集は民進党の、今度の代表選で、おのずと結果が出てくると思います。」と言っている。やはり民進党代表は前原での「政界再編」も動き出している。 ↑の方がたの、呟きでもありますように、今度の民進党の党首選の結果は、野党再編での「最善策」での政権交代が実現するか、今まで通りの負け続けの「次善策」での、野党選挙協力での万年野党に安住するかの選択に成るようです。やっと始動し始めた「最善策」での政権交代を、ぜひ実現させたいものですね。この民進党の党首選では、前原氏は、そ新党の事には触れないそうです。あくまでも民進党の党首選ですから、先ず民進党をまとめて、それから野党再編が始動と言う事になるのだそうです。
「原発政策」では、二人とも「再稼動賛成」になっています。何十年先の枝野氏の、ちょっとの前倒しなどは、いま約束しても、もう、その時は枝野さんはそこにいないわけですから、そんな先の約束など全然あてになりません。「原発政策」は、どちらの言分もほぼ同じ「原発は再稼動」と言う事。「野党共闘」も、共産党さんとの共闘の仕方の「形の違い」が有るだけですから、どちらも「野党共闘はありだと言っている。 ただ「消費税増税」も、二人とも、どちらも「増税」ですが、これも、その時期に違いがありますが、その時期が果たして、どこまで延ばせるか?官僚側に、コロリと転がった過去を持つ枝野氏が、屈強な財務省に楯突をいてはたして増税の時期をどこまで延ばせるか?延ばせないかもしれないと言う、それもはなはだ怪しい約束。 ですが、問題は「消費税増税の時期の違い」よりも、そもそも「消費税の増税が問題」なのですね。その点では、二人とも社会保障のための消費税を含む「増税」と言う政策は、駄政策なのですね。やはり堀先生も、これには、ご不満らしく、このようにおっしゃっています。↓です。 ※堀 茂樹 @hori_shigeki .@Maehara2016 氏が消費税増税を強行する場合、残念ながら自民党に負けるという予想を共有します。私見:前原氏は、@消費税の仕組みの真の問題をご存知ない(←枝野氏も同様)A目指す社会像の正しさを信じる余り、「現実主義という名の精神論」=「財源論から逃げない」に嵌っている。
※堀 茂樹 @hori_shigeki 実際には、前原氏 @Maehara2016の社会ビジョンは井手英策教授譲りで、自民党のそれとは全く異なっています(但し、財源論の背景にある思想の再考が不可欠…)。 ↑での、堀先生のツイッターでの反対の様に、消費税は、対外輸出戻り税の制度として取り入れられましたので、消費税で、社会保障を賄うと言うのは、間違いであるらしいですね。世界中で、社会保障のための財源を消費税を目的税として宛てている国は、ドコにもないそうです。消費税は、輸出戻り税として作られた制度ですから、もともと、社会保障費に充てては、いけない税制らしいですね。二人とも、これは、見直しが必要と思います。
今度の党首選を経て、政権交代の「最善策」の「野党再編」による「新党」での、「政権交代」が実現される事を私は大望しています。その新党には、植草先生の「経済の専門家」としての参加と、小林節先生の「憲法の専門家」としての参加、堀先生の「新党の様々な方面でのお目付け役」としてのご参加が、ぜひとも頂きたいですね。そしてもうお一方、官僚に潰されない知恵袋役として前川氏の「官僚機構への戦いの応援」の為の参加も欲しいですね。 いよいよ、明日です。野党再編による「新党」結成での「最善策」での「政権交代」の為の、大切な選択が明日の民進党の党首選です。前原氏が「国会議員票」「立候補予定議員票」「地方議員票」「党員票」「サポーター票」いずれの分野でも大幅に優勢と言う事ですし、ダブルスコアでの勝利もありうるほどの優勢らしいですから、いよいよ、世直しの為のスタートが明日から始まりますね。ただし、党首選は、仙石がポロリと洩らしたように、不正がありうることも考えられますから、有権者として、その辺りの監視は重点的に目と心を凝らしたいですね。
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