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「阿修羅」の政治欄でトップを記録した、「断末魔を迎えた安倍ゲシュタポ内閣の悪足掻き」という記事は、話題を集めたのは疑いないことだ。
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2017/08/20 19:45更新
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だがこの記事が多くの人の関心を集めたのに、この「財界にっぽん」という雑誌は謎で、存在するのかどうかも疑われていた。
やっと八重洲ブックセンターで発見したが、記事の内容は実にショッキングなものであり、新聞も雑誌も取材した記事を書いていない、首相官邸や補佐官たちの実態を掘り下げて追及している。特に興味深かったのは首相官邸のアイヒマンと呼ばれて、メディアに恐れられている北村内閣情報官が、本富士署の署長だった過去から始まり、本富士署にまつわるエピソードまで書いてあった。
以下は部分的引用
・・・・(前略)荻生田の頼りなさを補いながら、内調を謀略機関に変貌させ、多忙な杉田和博の側面支援として、公安畑のベテラン北村滋が、情報官としてサポートしている。多くのメディアが指摘したが、本富士署長だった北村が、情報の責任者になったことは、いかに安倍政権が警察によって、支えられているかの証明である。
北村情報官はアイヒマンと呼ばれ、第一次安倍内閣では首相秘書官で、日本のメディアでは畏怖されるが、ナチスの組織構造によれば、アイヒマンはハイドリッヒの部下だし、その上官にヒムラーが君臨していた。日本ではアイヒマン程度の人間でも、内閣を操縦できるのだから、実に情けない話ではないか。
現にそのトップとして情報官で、公安のプロの北村滋秘書官は、内調のトップを極めた杉田和博と組み、内調のゲシュタポ化を推進し、謀略工作を行っている。だが、元文部次官の前川喜平に対し、下ネタの謀略を仕掛けた程度で、フロンベルク事件以下であり、ハイドリッヒの手口を真似ても、日本のアイヒマンの頭脳の限界では、物笑いになっただけである。
日本のアイヒマンと言われて、国内の記者には仰がれても、本富士署で幾ら訓練したにしろ、国内で通用する程度の謀略は、世界から見ればお笑い草だ。丸山真男教授の体験談だが、彼が駒場の一高生の頃に、長谷川如是閑の話を聞くために、東大の講演会に出席したら、「おい、そこの一高生」と呼ばれ、本富士署に牽引されて叩かれた。それまで彼は思想的には、ノンポリの学生だったのに、本富士署での思想弾圧で、自由の貴重な価値に目覚め、リベラリストになったというが、公安の勇み足は人を反警察にし、それが反権力人間を育てる。
本富士署は公安の巣窟だが、それで思い出すのはオウム事件で、国松警察庁長官の暗殺未遂の時に、拳銃を撃った本富士署の警官は、なぜ起訴されなかったのだろうか。逮捕された小杉敏行元巡査長が、メディアに対して告白したのに、それを警察庁は認めないで、事件を葬り迷宮入りにしている。
この事件を本にした三一書房は、警察から銀行口座を調査され、資金の動きのチェックを受けて、報道の自由を干渉された。狙撃犯人がなぜ起訴されずに、迷宮入りになったかの理由は、捜査の状況の記述が詳細で、執筆者が複数の新聞記者だと警察は思い、印税の払い込み先を調べて、弾圧するためだったと言われている。
しかも、警視庁の刑事部はクロだと判定したが、公安部はシロだと結論を出し、それ以降の警察は公安により、支配権が確立したのだった。また、自白の信憑性と背後関係につき、警察からの依頼で容疑者に対し、調査した洗脳のプロの苫米地英人博士は、本富士署の小杉巡査長が、公安の二重スパイだと確信しており、それをメディアで発言している。
公安警察が自意識過剰になって、権力を振り回すようになると、警察組織のトップが射撃されても、犯罪をもみ消してしまうが、警察と検察が政府に盲従すれば、社会正義は存在しなくなる。
安倍の御用記者でTBSに勤め、ワシントン支局長の山口敬之は、詩織という名の女性に薬物を盛り、ホテルに連れ込んで強姦し、その証拠や証言も揃っており、逮捕状までが整っていた。ところが、空港での逮捕の手配をしたが、中村格元警視庁刑事部長の意向で、逮捕の執行が中止になっている。
中村は菅官房長官の秘書官を務め、将来の警視総監と言われ、安倍晋三に目をかけられており、その関係で安部の御用記者である、強姦魔の逮捕を妨害したのだが、それで国内では一段落した。だが、「司法の蹂躙」と題した記事で、ジェイク・アンデルステイン記者は、この犯罪の陰に安倍がいると、告発記事を全世界に発信して、日本の無法状態を報道した。(後略)・・・・
こうした記事が書いてある雑誌を紹介し、希望者には抽選で贈呈するという番組が、U-Tubeで放映になっていることは、日本におけるメディアの活動としては、非常に画期的なことだと思われる。
https://www.youtube.com/watch?v=y_1a06d2g3k&t=947s
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