http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/802.html
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左から、小野寺五典防衛相、河野太郎外相、ティラーソン国務長官、マティス国防長官=AP
憲法9条を完全に葬り去る今度の日米外務・防衛相会合
http://kenpo9.com/archives/2043
2017-08-18 天木直人のブログ
きょう8月18日の各紙が一面トップで今度の日米外務・防衛担当閣僚会合の結果を報じている。
それもそのはずである。
メディは皆知っているのだ。
今度の会合は、日本の戦後の外交・安全保障政策の歴史的転換を意味する極めて重要な会合であることを。
これまでの政策は、いわゆる盾と矛だった。
つまり、攻撃は米国に任せ、日本は日本の守りに専念するという役割分担だ。
憲法9条を持つ日本のギリギリの選択だ。
しかし、今度の合意は、日本も米国と一緒にミサイル戦争を行う体制を強化するという合意である。
しかも莫大な日本の予算を使って、米国の軍産複合体に我々の血税を差し出す合意だ。
陸上配備型「イージス・アショア」の導入を約束した事がその象徴だ。
こんな馬鹿な合意があるというのか。
赤字、赤字と騒いで財政再建の重要を強調し、増税や、社会保険・医療保険の負担増で日本国民を生活困窮に追い込んでおきながら、その財源を米国の戦争に差し出して浪費する。
我々は、戦争で死ぬ前に、生活苦で死ねと言われているようなものだ。
しかし、あきらめるにはまだ早い。
少なくとも我々はまだ憲法9条を握っている。
憲法9条を手放してはいない。
新党憲法9条をこの国の政治に登場させて、憲法9条こそ日米同盟の上に立つ日本の国是だ、ということを国民に気づかせて見せる。
国民はいまこそその怒りをぶつけるのだ。
いまこそ新党憲法9条に望みを託すのだ(了)
<日米2プラス2>抑止力を強化 対北朝鮮「核の傘」継続
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170817-00000101-mai-pol
毎日新聞 8/17(木) 23:08配信
【ワシントン秋山信一】日米両政府は17日午前(日本時間同日夜)、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)をワシントンで開いた。協議の成果を盛り込んだ文書「2プラス2共同発表」では、北朝鮮の核・ミサイル開発に対し、日米同盟の抑止力・対処力を強化して対応する方針で一致。米国が日本に対し「核の傘」を提供し続けることも確認する。
日米2プラス2の開催は約2年4カ月ぶりで、トランプ政権下では初。日本側は河野太郎外相、小野寺五典防衛相が、米側はティラーソン国務長官、マティス国防長官が出席した。安倍晋三首相とトランプ大統領は5月の首脳会談で「防衛体制と能力の向上を図るための具体的行動」をとることで一致しており、ミサイル防衛や宇宙、サイバーなど幅広い分野での同盟強化策について議論したとみられる。
共同発表では、米領グアム周辺に弾道ミサイルを発射すると予告した北朝鮮を「平和と安定に対する増大する脅威」と位置付け、北朝鮮の核・ミサイル開発を「最も強い表現で非難」する。石炭や鉄鉱石の禁輸などを盛り込んだ国連安全保障理事会の新たな制裁決議の完全な履行が必要との認識で一致。中国を名指しし、「北朝鮮の行動を改めさせる断固とした措置」をとるよう求める。
沖縄県・尖閣諸島が米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用範囲であることを確認。南シナ海情勢について「深刻な懸念を表明」し、中国の軍事施設建設など「威圧的な一方的行動」に反対する姿勢を強調する。
同盟強化は、2015年に策定した新たな防衛協力指針(ガイドライン)に基づき、具体的な検討を進めることを確認。日本側は「同盟における日本の役割を拡大」すると改めて表明する。特に、情報収集や警戒監視、研究開発などで、協力拡大を探求するとしている。
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