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国家として中長期展望欲しい/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1872806.html
2017年8月16日8時14分 日刊スポーツ
★2大政党論が論じられる最大の理由は、自民党にも強いライバルが必要だからだろう。政党間の切磋琢磨(せっさたくま)から人材の育成も進むだろうし、緊張感や選択肢が生まれるというものだ。「自民党はこのままでいいのか」という問いも、もう1つの選択肢が強くなれば、自然と考えられるようになる。自民党だけでは、政治は深化しない。本来はそのライバルの役割を民進党が担うはずだったが、なかなかそうはならず、生まれ変わろうと代表選挙で模索中だ。
★一方、小池新党なるものもそのポジションを狙おうと、国政に照準を定めたようだ。保守政党でもその手法や立ち位置が問われるが、その全体像は明らかにされていない。そこで1つの選択肢や対立軸のテーマになるのが、「大きい政府か小さい政府か」。別の言い方をすると「所得再配分重視か、規制緩和で自由競争重視か」。外交・防衛の基本スタンスと、国家機能の2つで、目指すべき理想的な2大政党の対立軸がきれいにできるはずだ。
★自民党に至っても、軸はぶれないように見えるものの、分かりやすく比較すれば、首相・安倍晋三が掲げる国家観と党政調会長・岸田文雄の考える国家観とはかなり違う。つまり政権が変われば、自民党の軸も相当変わる。その軸をにらみながら、民進党や小池新党は国民のもう1つの選択肢にならなければならない。
★今の政府は大きい政府で、新たな新機軸、例えば人づくり革命のようなものに手を出している。しかし今後の高齢化社会を見据えれば、成長プランよりも低成長持続性プランを全省庁で策定するぐらいの中長期展望も欲しい。目先の成果に飛びつかない戦略も見せてほしい。20年東京五輪後の国家像が、切磋琢磨のテーマになりそうだ。(K)※敬称略
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