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いま国民が求めているのは何か“やらかしそう”なリーダー 金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/211495
2017年8月15日 金子勝 慶応義塾大学経済学部教授 日刊ゲンダイ 文字お越し
民進党代表選も期待できず(前原候補・左と枝野候補)/(C)日刊ゲンダイ
内閣改造を行っても、安倍内閣の支持率は低迷したままだ。どの世論調査でも不支持率が支持率を上回っている。
問題は、それでも野党第1党の民進党の支持率が上がらないことだ。安倍内閣を支持する理由も「他に代わる人がいないから」が多い。民進党の代表選に対しても「期待しない」が70%に及ぶ。
つまり、野党が政権交代の“受け皿”になっていないために安倍政権が延命しているのだ。
状況を打開するために、野党に求められていることは何か。一つは、自民党との対抗軸を示すために安倍首相が口にできない政策を打ち出すこと。もう一つは、新しい若いリーダーを押し立てることである。
民進党は「人への投資」や「格差の是正」を掲げている。だが、中身のないスローガンとはいえ、安倍首相も「働き方改革」とか「人づくり革命」を口にしているため、対立点がぼやけてしまう。
何より「原発ゼロ」といった、安倍首相が絶対に口にできない政策を掲げるべきだ。安倍政権の原発再稼働・輸出路線は、東電の賠償費用を膨らませ、東芝危機をもたらし、失敗している。
民主党政権時代に主要閣僚を務めた前原誠司や枝野幸男が代表選に名乗りを上げても、国民の期待が膨らまないのは、大手メディアのキャンペーンもあって、民主党政権時代の失態が国民の記憶から離れないからだ。また同じ失敗を繰り返すのではないか、という連想が働いてしまうのだ。
まずは「オリーブの木」でもいいから、政権交代の“受け皿”となる、既存政党を超える新しい野党の形をつくることだ。その上で、国民の目に見える形で議論を重ね、若い新しいリーダーを押し上げていくことだ。
これだけ社会が閉塞すると、国民は優秀なだけのリーダーには魅力を感じない。いま国民が期待を寄せるのは、良し悪しは別にして、小池百合子や橋下徹のように、何か“やらかしそう”な人物である。政権を奪う前の民主党のリーダーだった鳩山由紀夫、菅直人、小沢一郎も、何か“やらかしそう”な雰囲気があった。
やはりリーダーには“未来”を感じさせる力が必要なのである。いまの民進党には、それが欠けていると思う。
いま国民が求めているのは何か“やらかしそう”なリーダー|日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/51v8QCMtOo @tim1134
― 桃丸 (@eos1v) 2017年8月15日
山尾志緒里も横浜市長選で林文子を応援したようでは期待できないしな>いま国民が求めているのは何か“やらかしそう”なリーダー https://t.co/SKytmKsThx #日刊ゲンダイDIGITAL
― koolkid (@koolkid) 2017年8月15日
【民進党代表選】いま国民が求めているのは何かやらかしそう≠ネリーダーだ
― KK (@Trapelus) 2017年8月15日
政権を奪う前の民主党のリーダーだった鳩山由紀夫、菅直人、小沢一郎も、何かやらかしそう≠ネ雰囲気があった。今の民進党には、それが欠けていると思う
金子勝の天下の逆襲(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/xfvu4Zp5Tg
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