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サプライズなき人事だった内閣改造。しかし、中曽根康弘元総理を彷彿とさせるしたたかな布陣を敷き、岸田文雄氏と安倍総理の間には密約説も。安倍総理は憲法改正や自身の三選を諦めてはいないようだ(写真:つのだよしお/アフロ)
安倍改造内閣、永田町に飛び交う「安倍―岸田密約説」
http://diamond.jp/articles/-/138328
2017.8.14 清談社 ダイヤモンド・オンライン
8月3日、安倍晋三総理は第三次安倍内閣の再々改造を断行した。加計学園問題や防衛省の日報問題など相次ぐスキャンダルにより、内閣支持率は続落する一方。ついには、政権維持の“危険水域”と呼ばれる30%前後にまで低下した。そんな絶対絶命の状況で行われた今回の内閣改造。果たして安倍総理は、政権の窮地を救うような起死回生の一手を打ち出せたのだろうか。内閣改造の裏側と安倍総理の狙いについて、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が語った。
「サプライズなきサプライズ人事」で
低姿勢と真面目さをアピール
今回の改造前には、橋下徹前大阪市長や小泉進次郎衆院議員、大物女性民間人の起用など、様々な情報が永田町を駆け巡った。
だが蓋を開けてみると、その陣容は、再入閣組を中心に地味な議員たちが顔を並べるものだった。
若干の驚きで迎えられたのは、前回総裁選への出馬を模索した野田聖子氏の総務大臣起用と、時には政権批判も辞さない率直な発言で知られる河野太郎氏の外務大臣起用だけ。噂されたようなサプライズ人事はなかった。
こうした組閣の背景について鈴木氏の見解はこうだ。
「今回の組閣のポイントは、サプライズなしというサプライズ。すでに改造前から『支持率低迷の挽回のために何かやるのでは』と国民からは見透かされていました。そのため、あざとく見られるようなことをすれば、余計印象が悪くなる可能性もあった。そこで安倍総理は、その状況を逆手にとって、閣僚経験者やベテラン議員中心の組閣をしました。言うなれば、あえて派手さを演出しないことによって、低姿勢ぶり、真面目ぶりをアピールしようとしたわけです」(鈴木氏、以下同)
だが、安倍総理の思惑はそれだけではない。先を見据えた手も打っているという。
「まずひとつは、ポスト安倍の有力候補の1人、岸田文雄氏の処遇です。今回、安倍総理は、岸田氏を本人が希望する自民党三役のひとつである政務調査会長に起用し、さらに岸田派の議員を4人も入閣させるなど厚遇しました。背景には、改造前の7月20日におこなわれた安倍総理と岸田氏のサシでの2時間の会談があります」
派閥均衡により
自民党内をガッチリ掌握
「実はこの会談の席で『来年9月の総裁選での安倍三選を岸田氏が支援する見返りに、安倍総理が宿願の憲法改正を達成した時や何らかの際に退任した時、岸田氏を後継として推す』という合意が交わされたという安倍総理側近議員らの推測があるんです」(鈴木氏)
安倍総理はこのように、低姿勢ぶりをアピールするだけでなく、自らの三選を確実にするための布石を着々と打っているのだ。
今回の改造で、安倍総理は、厚遇した岸田派だけでなく、党内各派に相当な気配りを見せた派閥均衡人事もおこなった。
岸田派以外では、総理の出身母体の細田派から4人、拡大した麻生派から3人、額賀派から2人、二階派と石破派からそれぞれ1人、そして無派閥からは4人が入閣している。この人事の裏側には何があるのだろう。
「この派閥均衡人事には、自民党をうまく統治するための安倍総理の深謀遠慮があります。党内を治めるには、2つの方法があります。1つは、閣内に全員イエスマンを揃えるという方法。そしてもうひとつは、閣内にライバルを並べて、彼らを競わせて、その上に君臨して統治する方法です」
「中曽根康弘元総理の手法を彷彿とさせるものですが、中曽根氏はポスト中曽根の有力候補であり『安・竹・宮』と称された安倍晋太郎、竹下登、宮沢喜一の三氏を閣内や党の要職に配置して、彼らの忠誠心をも競わせて自分への求心力を高めました。当時、父である安倍晋太郎外務大臣の秘書官として中曽根政治を間近で見ていた安倍総理は、その統治の手法を目の当りにしていたのかもしれません」
各派それぞれにバランスよくポストを振り分け、そのバランスに乗ることで党内を掌握しようとするその手法は非常にしたたかだ。
混沌とする政界
安倍政権の行方は?
実際、内閣改造後に行われた新聞・テレビ各社の世論調査によれば、軒並み5〜10ポイントほど支持率の上昇が起きている。
「各社の数字を見る限り、支持率は少し上昇しましたが、想像の範囲内といったところ。劇的な効果は感じられません。しかも、就任早々、江崎鐵磨沖縄・北方担当大臣の失言が飛び出したように、さらなる不安要素を抱え込んだ可能性もあります」
「もし、このまま支持率が好転せず、再び支持率低下が続く負のスパイラルに入っていくと、安倍総理が『野党の準備が進まぬうちに』と、早期の解散総選挙に動くかもしれません」
このまま支持率低迷が続き、安倍政権がレームダック化するのか。それとも、土壇場で踏みとどまり、宿願の憲法改正を達成することができるのか。今後の政界の動向から目が離せない。
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― 田口朝光 (@taatyandes) 2017年8月14日
総裁選アベ3選への協力取り付け。その後の岸田捜査への協力。
党内固めも、国民の安倍首相自身への不信感の高まりで奏功しない可能性大。
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― みっちゑる (@KinKingofmichel) 2017年8月14日
自身の三選を諦めていない安倍総理は、国民に低姿勢ぶりをアピールする一方、したたかな人事を、、
、、、反省ザル以下の「加計晋三」のくせに、生意気だぞ!!!
今だ、三選を目指す安倍晋三に恐怖する。。。安倍改造内閣、永田町に飛び交う「安倍―岸田密約説」 | DOL特別レポート | ダイヤモンド・オンライン https://t.co/yL8pVhUh4f
― 3_rings打倒安倍 (@3_rings) 2017年8月14日
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― つぶやきこうじ (@k2hashi) 2017年8月14日
▶︎安倍政権の深謀遠慮は読み通りか
暫くは大人しくごく普通の政治、来年の解散総選挙で三選が狙いのようです。曖昧部分解明は…?
https://t.co/alv3F9tAiO
良くも悪くもつまらないのが岸田さん!常に平均点で熟していくんだろうな!
― ノイジーマジョリティ(Mizokami) (@Goody626) 2017年8月14日
失望も無いが、期待も出来ない!
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安倍改造内閣、永田町に飛び交う「安倍―岸田密約説」 | DOL特別レポート | ダイヤモンド・オンライン https://t.co/u6ZHHjAOHT 笑わすな!。岸田がアベ三選支持でその後禅譲されるだと。総選挙で全部ぶっ飛ぶだろうよ。
― 神谷幸男(憲法守れ、原発即廃炉へ) (@ebiyk01) 2017年8月14日
アソーさんが内閣改造後に「やってらんねえ」と発言した旨、他で報道されていたが、安倍首相が麻生−岸田の大宏池会構想にくさびを打ち込んだということか? / “安倍改造内閣、永田町に飛び交う「安倍―岸田密約説」 | DOL特別レポート…” https://t.co/qcHqwvpepB
― 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2017年8月14日
ダイヤモンド:安倍改造内閣、永田町に飛び交う「安倍―岸田密約説」https://t.co/zXkkSzpPSw「中曽根康弘元総理を彷彿とさせるしたたかな布陣を敷き、岸田文雄氏と安倍総理の間には密約説も。安倍総理は憲法改正や自身の三選を諦めてはいないようだ」 pic.twitter.com/SChMManHEJ
― rima *一般人 (@risa_mama117) 2017年8月14日
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