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すべての日本国民が知るべきトルーマン米大統領の言葉
http://kenpo9.com/archives/1998
2017-08-10 天木直人のブログ
日本に原爆投下を命じた米国大統領はトルーマンだ。
そのトルーマン大統領は、原爆投下の決定を軍に求められた時、言葉を発せず、指をパチンと鳴らして了解を与えたという。
そのことを何かの記事で読んだ時、私はこれ以上ない憤りを覚えたものだ。
しかし、トルーマンにはもう一つのエピソードがあった。
トランプ大統領が北朝鮮への攻撃を示唆する発言をした事について書いたきょうの読売新聞の記事の中に次のようなくだりを見つけた。
「・・・ニューヨーク・タイムズ紙など米メディアは、1945年8月の広島への原爆投下後、日本が降伏を受け入れなければ『世界が目にした事ががないような破滅の雨が空から降り注ぐ』と警告したトルーマン大統領(当時)の発言になぞらえた・・・・」
知らなかった。
トルーマンはこんな発言をしていたのだ。
果たしてどれだけの日本人がこの事を知っているというのか。
しかも、米国紙は、いま、このようなエピソードを米読者を前に平気で書き、あたかもトランプと北朝鮮の今の関係を、当時のトルーマンと日本の関係のごとく書いている。
こんなことを言うような大統領を持つ国と軍事同盟を結ぶこと自体が間違っているのだ。
このような事を平気で書くメディアを持つ米国と軍事同盟を維持していること自体が問われるべきだ。
占領下で結ばされたのは、仕方がなかったかもしれない。
しかし、それから70年余もたち、冷戦が終わって30年近く経とうとしているのに、解消どころか、ますます日米同盟が最優先されるうような日本外交は正しのか。
そのことを正面から国民に問う政党こそ新党憲法9条である(了)
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