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安倍総理は7月25日の参院予算委員会の閉会中審査で、愛媛県今治市で獣医学部を新設する加計学園の計画を把握した時期について「今年1月20日に初めて承知した」と述べた。野党から以前の答弁との食い違いを指摘されたのに対して、「急な質問で整理が不十分で混乱していた。おわびし、訂正したい」と過去の答弁を修正した。
しかし、民進党の宮崎議員や平山議員、及び福島みずほ議員の委員会での「加計孝太郎氏が獣医学部をつくりたがっているということはいつから御存じだったんでしょうか。」との質問に対する安倍総理の答弁は、事実を正確に述べており「整理が不十分で混乱」しているところは全くない。安倍総理が「今年1月20日に初めて承知した」というのは、真っ赤な嘘である。
安倍総理が委員会での質問に対して述べた「獣医学部を新設する主体については、平成19年11月の今治市等による構造改革特区提案において加計学園が候補として記載されていました。」(宮崎議員への答弁)、「福田内閣の時に出され対応不可、あるいは麻生内閣のときにも対応不可となった」(平山議員への答弁)、「その後に、こうした形で、当時も自民党政権でございましたから、この特区については安倍政権としても取り組んでまいりましたので、当時は国家戦略特区ではなく構造改革特区であったわけでありますが、そこで申請されたということは、私は承知していたところでございます。」(福島議員への答弁)などは、いずれも事実であり、今治市が構造改革特区提案を繰り返し行っていたこと、その提案において加計学園が獣医学部を新設する主体となっていたことについて、安倍総理はよく知っていたことを示している。
平成27年12月15日の第18回国家戦略特区諮問会議において今治市の国家戦略特区提案について討議され、民間有識者議員の竹中平蔵氏が「今まで中国・四国に特区はなかったわけでありますので、その点についても今回新たに入るということは意味があること。広島、今治が入るということだと思います。今回、その中でとりわけ獣医学部等々を含むライフサイエンス系の問題にこの地域が取り組もうとしているところは、私は高く評価すべきであろうかと思います。」と述べ、安倍総理は「全国で10番目となる国家戦略特区を、新たに決定しました。瀬戸内のしまなみ海道でつながった、広島県と愛媛県今治市です。例えば、しまなみ海道の『道の駅』の民間による設置、ライフサイエンスなどの新たに対応すべき分野における獣医師系の国際教育拠点の整備など、観光、教育、創業などの分野で、国際的な交流人口の流れを呼び込み、地方創生を実現します。」と発言している。今治市は構造改革特区提案と同じ提案をしたのであるから、加計学園が獣医学部を新設する主体となっていたことを突然忘れることなどあり得ない。安倍総理が「今年1月20日に初めて承知した」というのは、真っ赤な嘘であることは明らかである。
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