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辞めた二人よりやらせた側の資質に深刻な問題がある  田中良紹
http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/823.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 7 月 30 日 02:24:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

辞めた二人よりやらせた側の資質に深刻な問題がある
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayoshitsugu/20170729-00073902/
7/29(土) 20:48 田中良紹 | ジャーナリスト


 民進党の蓮舫代表と稲田防衛大臣が相次いで辞任した。二人の辞任は「遅きに失した」と評価されその資質が問題視されているが、そもそも二人とも政党の代表や防衛大臣になる器ではない。問題は器でない人間にやらせた側の資質にある。それが極めて深刻なのだ。

 稲田防衛大臣が誕生したのは1年前の8月3日、第3次安倍内閣の第2次改造による。直前の参議院選挙で自公維3党の議席数が3分の2を超え、安倍政権は衆議院と併せ憲法改正の発議に必要な議席数を確保した。

 安倍総理は「未来チャレンジ内閣」と命名し、長期政権と憲法改正を目的とする改造を行った。しかし私は翌4日に「安定を最優先して不安定の種を播いた安倍人事」と題するブログを書き、稲田氏の防衛大臣起用を「不安定の種」だと指摘した。

 なぜなら防衛大臣は外務大臣と並び国際関係の渦中に置かれ、稲田氏が自らの思想信条として優先にしてきた歴史認識や靖国参拝は封印を余儀なくされる。右派勢力の期待を担う稲田氏がそれをやり切れるか疑問に思ったからである。

 また安倍総理は稲田氏を自分の後継者として将来の総理候補にすることを考え、その布石を打つため日米同盟の一翼を担う防衛大臣にしたが、安全保障や外交問題を勉強したことのない人間をいきなり防衛大臣にするのはあまりにもリスクがある。

 しかも総理候補を促成栽培するための訓練場として国民の命を守る防衛大臣ポストが利用されるなら、安倍総理は国家の安全保障をまるで軽視していることになる。そこで私は安倍総理が稲田氏に徹底した「調教」を施すしかないと思った。

 その「調教」がうまくいくのか、そこに「不安」があった。稲田氏本人は経済産業大臣を希望していたようで最初から防衛大臣ポストには不満を抱いていた。しかも改造直後には稲田氏が例年靖国参拝する8月15日がやってくる。どうするのかと思っていると海外出張することになり稲田防衛大臣は靖国参拝を見送った。

 海外出張は官邸の意向であり、いよいよ「調教」が始まったと思っていると、その後の臨時国会で民進党の辻本清美議員から質問され、稲田大臣は8月15日の靖国参拝見送りと全国戦没者慰霊式典欠席に悔し涙を見せた。「調教」を素直に受け入れてはいなかったのだ。

 そして12月、ハワイ真珠湾で行われた慰霊式に安倍総理と共に出席した稲田大臣は帰国後一人で靖国参拝を行った。私は「調教」を受け入れない意思表示と見た。安倍総理の防衛大臣人事はこの時点で失敗し安倍総理の「調教」もそこで終わったと私は思った。

 それ以降に起きた「日報問題」の主役はもはや稲田大臣ではなく、官邸と防衛省の背広組と制服組との間で調整が行われ、稲田大臣は脇役を務めたに過ぎないと私は思っている。今年に入ってから防衛大臣は事実上不在であったというのが私の見方である。

 稲田防衛大臣に対する制服組の「クーデター」と言われ、私もそのような表現をしたこともあるが、正確に言えば「命がけ」で任務を果たしている制服組と隠蔽を押し付けてくる官邸や背広組との軋轢の中で稲田大臣は右往左往したということではないか。そしてその背後には一昨年の安保法制で自衛隊の任務がより危険になったという事情がある。

 安倍総理は今年の8月15日がくる前に内閣改造を行い稲田大臣を交代させるつもりでいたと思う。そのため、その前に一人だけ代えて注目されるのを避けようとしたが、それがだらだら延命させたと見られ、結果的に稲田氏本人にも安倍総理にもマイナスになった。

 つまり稲田問題は本人の資質より安倍総理自身の資質の問題なのである。それが深刻なのは安倍総理自身が全く大臣をやったことがないのに総理になった経験から、我が国の統治構造の中で促成栽培が可能であると思い込み、さらに選挙はポピュリズムで勝ちさえすれば何でもできると考えていることである。

 政治家も政治も劣化するのは「小選挙区制のせいだ。中選挙区制にしろ」と世界の政治を知らないバカ者が叫ぶのを耳にするが、世界の政治に中選挙区制はない。問題はポピュリズムで選挙に勝ちさえすれば経験がなくとも国家を統治できると思い込む権力者がいることだ。

 それが稲田人事で躓いた。我々は稲田氏の資質を問題にするより、それを任命した安倍総理の資質にこそ目を向けるべきなのである。

 蓮舫氏が民進党の代表に就任したのは稲田防衛大臣就任から1か月遅れの去年9月だった。岡田克也代表が率いる民進党が参議院選挙に敗れ、続く東京都知事選挙でも与党分裂にもかかわらず大惨敗した後を受けての代表選挙で選ばれた。しかしこの代表選挙に注目する国民はほとんどいなかったというのが私の実感である。

 誰も期待していない中での代表就任では長続きするはずがない。権力の側なら最初に期待が薄くとも政策の実績を積み重ねることで支持を高めることは出来る。しかし野党の政策は「絵に描いた餅」で国民に実感させることは出来ない。従って実績になるのは選挙結果でしかない。ところが民進党は選挙に勝とうとしない不思議な政党である。

 小沢一郎氏が率いた旧民主党が07年の参議院選挙で安倍自民党を破り、09年に鳩山由紀夫代表が政権交代を実現させたところまでは日本にも権力を奪取しようとする野党が存在した。

 ところが10年に菅直人代表が参議院選挙に敗れ、12年に野田佳彦代表が衆議院選挙に敗れて自民党政権を復活させた後は、13年参議院選挙、14年衆議院選挙、16年参議院選挙と国政選挙で負け続けている。もはや「万年野党」状態だ。

 「万年野党」とは55年体制下の旧社会党のことをいうが、権力を奪取しない旧社会党を私は野党とは認めていない。野党に必要なことは何が何でも権力を奪取して自分たちの政策を実現することである。それがなければ政治に緊張感は生まれず、政府与党に慢心が生まれ、政治の私物化が始まり、政治全体が劣化する。

 ところがこの政党は選挙敗北の総括も分析もおざなりで、代表に責任を取らせることもしない。私は昨年の参議院選挙で敗北し、続く都知事選挙で惨敗した岡田克也代表の敗因分析と国民に対する謝罪を聞いた記憶がない。

 参議院選挙では「敗北を一定程度食い止めた」という都合の良い総括だった。都知事選挙では誰も責任を取らなかった。そのうえで「これから生まれ変わる」と言って代表選挙を行っても誰も期待しないのは当たり前である。

 舛添要一前東京都知事が辞任に追い込まれた時、真っ先に候補に名前が挙がったのは蓮舫氏である。参議院東京選挙区で毎回トップ当選を果たしていたからだ。立候補すれば東京都知事になることは確実だった。小池百合子氏も立候補は断念していたはずである。

 ところが蓮舫氏は野田佳彦氏と相談して立候補を断った。国政でやりたいことがあると言い、ヒラリー・クリントンに自らを重ね合わせて「ガラスの天井を破る」と発言した。要するに「総理を目指す」というのである。

 私は「騙されたな」と思った。総理になる器ではないのに「将来の総理」と言われて都知事選立候補を断念し、民進党の代表選に立候補することにしたが、それは野田氏が党内で自分の地歩を復活させる狙いに利用されるだけだと思ったからである。

 案の定、自民党復活を許した張本人である野田氏は民進党幹事長となって大復活を遂げた。そして野田幹事長は性懲りもなく12年に無謀な解散総選挙を行って政権を自民党に譲り渡した時のボンクラぶりを再び全開にするのである。

 就任直後の10月に行われた3つの選挙で負け犬となった。10月16日に行われた新潟県知事選挙で自公が推す候補を連合新潟も推薦すると民進党は自主投票にし、共産、自由、社民などが推す反原発候補の応援を行わなかった。しかし反原発派が優勢となり、最終局面で蓮舫代表がかろうじて応援を行うという醜態をさらす。

 23日に行われた衆議院東京10区と福岡6区の補欠選挙では2つとも民進党候補は惨敗した。その裏側では自民党の二階幹事長が東京10区では小池都知事と手を握り、また福岡6区の分裂選挙でも勝った候補を公認する形にして、とにかく勝ちにこだわったのに対し、野田幹事長も蓮舫代表も勝つ気がまるで見えなかった。

 これでは何のための新体制か分からない。代表選挙で「生まれ変わる」と言ったことがまるで果たされていない。そして新潟では共産党と自由党と社民党が市民を巻き込んで知事選に勝利する新しい流れを作ったのに民進党は見ているだけだった。この時私は「民進党がある限り政権交代は二度と起きない」と題するブログを書いた。

 従ってその後の民進党には関心が向かわない。なぜいつまでも蓮舫―野田体制が続いているのか不思議なだけだった。それには民進党の国会議員や地方議員だけでなく党員・サポーターの責任もあると思う。なにせ代表選挙で選ばれる代表が菅直人氏以来選挙に負け続けているからだ。

 とりわけ驚いたのは10年に参議院選挙に敗れて「ねじれ」を作った菅直人氏を代表選挙で再選させた時である。私の知る限り参議院選挙に敗れた総理が辞めなかったのは歴史上第一次政権の安倍晋三氏と菅直人氏の二人しかいない。あとはみな即日辞任を表明した。

 続投を表明した安倍晋三氏の場合、辞めなかったために代表選挙は行われず、しかし1か月半後にはぶざまな退陣に追い込まれた。世間では体調を崩したと思われているが私は見方が違う。当時の二階国対委員長が8月に国会を開会させなかったことが安倍総理を退陣に追い込んだ。

 自民党には一言も「辞めろ」とは言わずに総理を「辞めさせる」政治のテクニックがある。それに引き換え、参議院で敗れた菅総理に対し旧民主党は代表選挙を行い、菅氏が小沢一郎氏を破って代表に再選され、総理の続投を正式に認めた。私には旧民主党員が政治の責任を知らず、また「ねじれ」で早晩辞めざるを得ない総理を続投させる不思議な集団に思えた。

 その後、3・11が起きたため菅政権は予想より長続きすることになるが、それが果たして日本にとって良かったのか、民主党員・サポーターは自身の胸に手を当てて考えるべきである。

 民主政治は自分が正しいと思うことを実現するためだけにあるのではない。様々な考えの人間がいる中でなるべく中心から外れぬよう政治を運営していくことである。そのためには権力を時々交代させてバランスを取ることがどうしても必要だ。

 現在の安倍政権が一方に寄り過ぎていると思えば、それを変える政策の中身がどうであるかより、変える動きをどう起こすのかが野党の仕事である。それがないと日本の政治は深刻なことになる。

 稲田氏も蓮舫氏も舌鋒鋭く相手を批判することだけで人気を得てきたが、それだけで政治が出来る訳ではないし、いわんや総理になれるわけでもない。この二人の辞任で国民がそのことに気づき、同時に二人にやらせた側の問題に目が向けばまだ救いがあると私は思う。



田中良紹
ジャーナリスト
1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。89年 米国の政治専門テレビC−SPANの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年CS放送で「国会TV」を開局。07年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰












 

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コメント
 
1. 2017年7月30日 09:06:59 : 81cSK9d7QQ : jL7sjkG1Xmc[1]
>野田氏が党内で自分の地歩を復活させる狙いに利用されるだけだと思ったからである。 案の定、自民党復活を許した張本人である野田氏は民進党幹事長となって大復活を遂げた。そして野田幹事長は性懲りもなく12年に無謀な解散総選挙を行って政権を自民党に譲り渡した時のボンクラぶりを再び全開にするのである。

民進党の、いや日本の癌。

それが野田佳彦だ。


2. 2017年7月30日 10:20:38 : sXxBFDoOwQ : sOECURrn4oo[211]
>私は「騙されたな」と思った。総理になる器ではないのに「将来の総理」と言われて都知事選立候補を断念し、民進党の代表選に立候補することにしたが、それは野田氏が党内で自分の地歩を復活させる狙いに利用されるだけだと思ったからである。


優れた一つの見識である。これまで、こういう見方を検討したことがなかった。是非、多くのコメントがほしい。


3. オヤジメセン[13] g0mDhINXg4GDWoOT 2017年7月30日 10:25:34 : fq2LET9Crc : Z1MVX8XlznI[468]
変える動きをどう起こすのかが大事と言うのは分かりますが、国民を動かすのは政治の中身が必要と思います。

国民に寄り添う基本的な政策だけでも明確にしないと国民は信頼しないでしょう。

憲法を変えたい政治家が民進党にもたくさん居るようですが、安倍の挑発に乗って妙な動きをするくらいなら、自民党でも維新とやらでも良いので出て行けと言いたい。


4. 2017年7月30日 10:42:04 : KFqjGg79Xo : uaxdAxlSuT8[60]
田中氏がいうように蓮舫が都知事選に出ていれば、都民ファーストはなく

民進党の大凋落は避けれたかも知れない。思えばあの都知事選がターニングポイント


だったのかも。


5. あおしろとらの友[490] gqCCqIK1guuCxoLngsyXRg 2017年7月30日 10:56:37 : wIdGYPKQAw : QeUctozrX_s[1]
>>2さん
小池百合子氏と蓮舫氏とでは決定的な違いがある。後のない人と後のある人との違いだ。つまり蓮舫氏のモラトリアムだ。野田氏はそれを見抜いていたのだ。蓮舫氏にはトップになるための猶予期間が必要と言う事だ。
それを一番知っているのが蓮舫氏本人で野田氏は心情的には後見人の立場にある。

6. 2017年7月30日 10:56:53 : 45qP55FaI2 : 6VuA8Te7WTo[23]
田中良紹氏は歴年経過の分析も鋭く、野田のボンクラ
中華の勘違い、政権奪取の意志がまるでなし政党というのも
お見通しだ。 ところで何の為に国会議員をやってるんだ?
 日常何して時間を費やしてるんだろうか
 存在感、存在価値なしと哀れな職業を選んだものだ。

7. 2017年7月30日 16:49:44 : 8K8L3PSaYk : gvKl5@23F80[473]
>つまり稲田問題は本人の資質より安倍総理自身の資質の問題なのである。それが深刻なのは安倍総理自身が全く大臣をやったことがないのに総理になった経験から、我が国の統治構造の中で促成栽培が可能であると思い込み、さらに選挙はポピュリズムで勝ちさえすれば何でもできると考えていることである。

同意します。安倍自身が、国政を舐めている状況証拠はゴマンと「国会中継録画」(衆参のネット放送アーカイブ)に残っているが、これもその一つ。

>民進党は選挙に勝とうとしない不思議な政党である。

そう。だから憶測を呼んで、色々と言われる。
民進党に関する考察にも、ほぼ、賛成できる。

>「万年野党」とは55年体制下の旧社会党のことをいうが

とあるが、民主党の事務局はほぼ旧社会党の人々によって構築され、なおかつ党内では国会議員より事務局員のほうが威張っているという噂があったが、もしそうなら、政権を取りに行くような気概がないのもわかる。
小沢一郎によって「気つけ薬」を注射されていた期間だけ、民主党は政権交代が可能になったが、元に戻っただけかも知れない。

また、蓮舫氏はたしかに、都知事選に出れば勝てたと思う(ただし、今回「二重国籍問題」で彼女を攻撃した人々のネガキャンは、都知事選でも噴出しただろう)。
そしてたしかに、総理の器ではない(ずっと先に、成長すればわからないが)。

ここまで書いて、ある疑問が氷解したような気がする。

私は昔、本物の労働貴族をちょっと知っていたのだが(その人物が属していた労組は今でも連合の名簿に名を連ねている)、たいへん上質なスーツと高級ネクタイに身を包み、ときどき銀座のクラブに行くのだと言っていた。
今の連合の顔ほど上品ではなかったが、匂いは同じ。
つまり、ぜんぜん、労働者でも労働者の代表でもない。

万年野党第一党を楽しんでいた旧社会党の流れにせよ、労働貴族の組合にせよ、本気で政権を取る気などないのだ。

生活が保証されればいいので、議員も事務局も、「サラリーマンのような政治生活」が理想なのだろう。
それは、例外をのぞき、松下政経塾出身の人たちにも共通することだろう。
政権与党になると、もっとおいしい生活ができるが、政権運営の苦労なども考えると、野党のままでいるほうが得策であるから。

というわけで、田中氏の言う通り、民進党は「政権を取りに行く真の野党」ではないのだろう。だから、政策がバラバラな議員の寄り合い所帯でもいいのだ。

ここまで考えると、野田元首相の「大政奉還」は自然なことだと思える。


8. 2017年7月30日 16:59:39 : 8K8L3PSaYk : gvKl5@23F80[474]
>>7に追加。

ただ、万年野党の社会党にも、いいところはあった。
大きな野党だったおかげで、自民党政権が暴走するのをたしかに止めていたと思う。
土井たか子さんの徹底した平和主義は頼もしかった。

今の民主党には、昔の社会党のような覚悟も力もない。腑抜けだ。


9. 2017年7月30日 19:11:37 : xKVqPko53g : elkR5AizQ5w[238]
甘やかし 駄目にさせたら ポイと捨て

10. 2017年7月30日 19:51:33 : VlXGCODXbY : y1Bg3hATHts[2]
55年体制下の社会党も、「アメリカとの交渉材料」という点では十分に役に立っていた。「あまり無理を言うと日本が社会主義化してしまいますよ」と。

とはいえソ連崩壊で上記の脅し文句が無効になったので、小選挙区制と二大政党制による「政権交代のある、大胆な路線変更(対米自立路線を含む)を可能ならしめる体制を変えることにした。これを目指したのが小沢。

しかし小沢の第七艦隊発言→陸山会事件、鳩山の沖縄基地問題→65カイリ「極秘」文書捏造で対米自立路線が潰された後、菅・野田がジャパハンに屈し不正選挙に手を染めて、現在の「よりアメリカの無茶を聞く方に政権が転がり込む」という悲惨な状況に至る。


11. 2017年7月31日 10:13:41 : 8rLFpOrAm6 : JNqoL6E4iNA[262]
田中氏の言う通り、しかし一つだけ違う、菅直人と小沢一郎が代表選をして菅氏が勝ったのは仙谷由人主導による不正選挙だった。後の党の会計簿にもムサシに払った金額が記されていた。サポーターとして投票したが葉書の裏にそのまま指名丸出しの方法で上にシールを張ることもせず投票させられた、当時こんな氏名丸出しでいいのかと思っていた、あの時の代表選の菅氏の演説と小沢氏の演説は月とスッポンだった。菅氏は雇用雇用と叫んでいただけ、それに比べ小沢氏の演説は重みがありわかりやすく説得力があった、党員、サポーター票が小沢氏の方が断然多かった、当時分析してネットにも記されていた。代表選は国政選挙と違うから選挙法に違反しないとその後仙谷由人は言っていた。小沢氏をマスコミは人物破壊していたがそれを後押ししていた当時の執行部や仙谷由人、江田五月は忘れない。

12. スポンのポン[7418] g1iDfIOTgsyDfIOT 2017年7月31日 13:49:39 : 7mDO08KPr6 : 6QO36WGfJe4[80]
 
 
■蓮舫氏が都知事選に出れば良かったと言うノータリンがいる。

 都知事選とはすなわち都予算13兆円の利権の山の争奪戦だ。
 そのことの意味がわかっていない。
 蓮舫氏が出ても難癖をつけられ、まず間違いなく潰されていた。
 鳥越さんと同じことになっていたことは火を見るよりも明らかだ。
 マスコミを始めとする利権勢力の悪党どもが
 13兆円の利権の山をみすみす手放すことなど絶対にないからだ。
 都民ファーストと言いながら小池都知事が実際にしていることが
 自民と何ら変わらない利権ファーストであることがその証拠だ。
  
  


13. スポンのポン[7419] g1iDfIOTgsyDfIOT 2017年7月31日 13:53:40 : 7mDO08KPr6 : 6QO36WGfJe4[81]
 
 
 
■蓮舫氏とイナダを同列に並べている時点で読む価値なし。
 
 
 

14. 2017年7月31日 18:14:37 : 197mmOTJCU : Dw5PI5mS5aM[97]
共通点は女を抜擢すればマスコミが飛びついてくる。

まるで魚がエサに食いつくように。

マスコミを使って大々的に宣伝できる。

しかも宣伝コストはゼロ。

女性抜擢ということで世の女性たちの受けもよくなる。

こうして大衆の目を引きつけ政権、政党への好感度を高める。

こうやってその場をしのぎ、時間稼ぎする。


15. 冷笑者[26] l@KPzo7S 2017年7月31日 22:38:42 : Sbl3C3Pueg : vPUhkmTPpKk[4]
11さんのコメントすばらしい。仙谷とか江田とか新左翼系弁護士は敵の間諜だったということ。財務省の小間使いのバカン(愚民のある程度の人気あり)を敵に利用させることにより、対抗政権の芽を摘ませたわけだ。やはり日本国家を支配しているエスタブリッシュメントは老獪狡猾。敵わんな。
民主党政権の閣僚もボロが多かったな。準備不足だった?松下政経塾は幸之助さんの最大の失敗だった。自分の栄達だけが関心事の目立ちたがり屋だけだ。知的水準は高校生徒会で裏技と狡猾な世渡り上手の集団だった。

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