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稲田朋美の防衛相辞任でも自衛隊日報問題は終わらない! 稲田の隠蔽了承と安倍首相の隠蔽指示を徹底追及(リテラ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/788.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 7 月 29 日 12:10:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

         
             稲田朋美ホームページより


稲田朋美の防衛相辞任でも自衛隊日報問題は終わらない! 稲田の隠蔽了承と安倍首相の隠蔽指示を徹底追及
http://lite-ra.com/2017/07/post-3345.html
2017.07.29 稲田の辞任でも日報問題は終わらない リテラ


 稲田朋美防衛相が大臣をようやく辞任したが、何をいまさら、というしかない。森友学園をめぐる虚偽答弁に、都議選での「自衛隊としてお願い」発言、そして南スーダンPKOをめぐる日報隠蔽問題と、この間、さまざまな問題発言、行動が散々国民から批判されてきたにもかかわらず、「“ともちん”がかわいくてしようがない」(政界関係者)安倍首相は、周囲の声に耳を貸さず、頑として更迭を拒否してきた。そのあげくがこのザマである。

 しかも、今回の辞任も稲田氏が責任を取ったという話ではなく、稲田氏自身にふりかかった疑惑をごまかし、野党が要求する閉会中審査をつぶすために、安倍政権が先手を打って稲田氏をやめさせたということにすぎない。

 稲田防衛相は昨日の会見でも、関与を否定していたが、明らかに、日報隠蔽に関わっている。昨日、発表された特別防衛監察の報告では、「幹部から日報の存在に関する何らかの発言があった可能性は否定できないものの、 書面による報告や非公表を了承した事実はなかった」となっていたが、これは、陸自幹部が稲田防衛相が隠蔽を了承したと証言していたのに、稲田防衛相が強硬に否定したため、玉虫色の表現をとらざるをえなかったということらしい。

 実際、FNNは稲田氏への「報告」を示す防衛省幹部による“手書きメモ”を入手。そこには、2月13日に大臣室で交された、稲田氏と幹部との生々しい会話の様子が記録されていた。

辰己昌良統幕総括官「破棄漏れがある」
湯浅悟郎陸幕副長「まだ全部調べていない」
(略)
稲田防衛相「CRF(注:陸上自衛隊中央即応集団)。7/7〜12のものもあったということ?」
湯浅「紙はないかとしか確認しなかった。データはあったかというと、あった。今あったのは1件のみ」
(略)
湯浅「1年未満のなかで運用。帰国して報告書を作るまで残っている」
稲田「明日なんて答えよう。今までは両方破棄したと答えているのか?」
米山大臣秘書官「後藤くんにも、データは破棄したと答えた」

■稲田防衛相の虚偽答弁によって忖度が働いた可能性

 稲田氏が明確に日報データの存在を認識し、隠蔽に関与していたことはもはや決定的といっていいだろう。なお、メモに出てくる「後藤くん」とは、日報問題をめぐる国会で厳しく稲田防衛相を追及していた民進党の後藤祐一議員のことで、稲田氏が頭を抱えている様子がありありと伝わってくる。

 いや、問題は稲田防衛相がたんに隠蔽を了承していたというだけではない。自衛隊日報にはもっと深い背景がある。たとえば、発売中の「週刊文春」(文藝春秋)が載せた“防衛官僚覆面座談会”では、防衛省の中堅官僚Bが一連のリークを“陸自による防衛相への反乱”とする見方について、こう語っている。

「反乱説はどうかなぁ。日報を『ない』としたミスを目立たなくするために、陸自が組織防衛に走った可能性もある」

 そして、続けて中堅官僚Cがこう述べているのだ。

「『陸自で破棄されていた報告を受けている』と大臣が国会答弁しちゃった手前、辻褄を合わせるために“統幕で日報が見つかった”ことにした。ところが、防衛監察で陸自だけが悪者にされる可能性が浮上して、慌ててリークが始まった、と」

 ようするに、自衛隊制服組が稲田氏ら政府側の答弁に振り回されるかたちで、組織的隠蔽をめぐって嘘を積み重ねることになったということだろう。

 実際、本サイトでも指摘しているとおり、そもそもこの日報隠蔽問題の背景には、日報にも記されていた昨年7月のジュバでの「戦闘」が、安保法に基づく自衛隊駆け付け警護の新任務付与にとって“不都合な事実”だったという事情がある。稲田防衛相と安倍首相は、国会で「戦闘」を「衝突」と言い換えて、新任務付与を閣議決定。その11月には、強引に駆け付け警護の任務を付与した自衛隊部隊を現地に派遣した。

 だからこそ、この日報隠蔽問題は、政権を忖度した防衛省が「戦闘」をなかったことにするため、日報の隠蔽を働いた可能性が濃厚なのである。それどころか、官邸、安倍首相が防衛幹部に指示をした可能性すらあるのだ。

■安倍首相も要所で幹部と面会、日報隠蔽の報告を受けた疑惑が

 24日午後の閉会中審査でも、稲田防衛相だけでなく、安倍首相も報告を受けていたのではないかという疑惑が焦点となった。共産党の笠井亮衆院議員は「(総理も)早くからご存知だったのではないか」と切り込み、防衛省の黒江哲郎事務次官、豊田硬官房長が、今年1月18日に二人そろって官邸を訪れ、総理に面会している事実を突きつけた。実は、この1月18日というのは、陸自で岡部俊哉陸幕長にデータが見つかったことが報告された日の翌日にあたる。さらに、陸自内の日報データの保管事実が報道された3月15日の2日後にも、やはり黒江事務次官が安倍首相と面会していた。

 安倍首相は繰り返し「ありえない」と強弁したが、日報隠蔽問題について要所要所で黒江事務次官ら防衛省・自衛隊幹部から報告を受け、対処方針を指示していたのではないかという疑念は尽きない。それどころか、隠蔽疑惑が表面化した12月末以前より、駆け付け警護の新任務付与のために、なんらかのかたちで日報隠蔽に関与していた可能性もあるだろう。

 安倍首相は、稲田防衛相の辞任を受け、官邸で記者団に対し「閣僚の任命責任についてはすべて総理大臣たる私にある。国民の皆様の閣僚に対する厳しいご批判については、私自身、真摯に受け止めなければならないと思っている」と述べたが、「閣僚の任命責任」にしても「国民に対する真摯な説明」にしても、安倍首相はいつも口だけだ。

 本来ならば、防衛省で組織ぐるみの隠蔽が行われた事実が認定され、稲田防衛相の関与も濃厚、さらに自身の指示疑惑まで浮上しているのだ。情報をフルオープンにした第三者による真相究明の実施が急務だろう。

 いや、それだけではない。隠蔽問題が明るみになるなかで問題発言を連発した稲田防衛相を、ここまで延命させたのは、他ならぬ安倍首相である。国民の不信は頂点に達している。いますぐ総理の座を降りること。それが、責任のとり方というものだろう。

(宮島みつや)













 

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コメント
 
1. 2017年7月29日 15:07:24 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-4899]
2017年7月29日(土)
稲田防衛相辞任 首相の責任重大
大臣の隠ぺい関与否定
陸自「日報」特別防衛監察結果 不開示決定は違法

 陸上自衛隊の南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の「日報」隠ぺい問題に関し、稲田朋美防衛相は28日の記者会見で、防衛省監察本部による特別防衛監察の結果を公表するとともに、安倍晋三首相に辞表を提出し、受理されたことを明らかにしました。内閣改造までは岸田文雄外相が防衛相を兼務します。国会での虚偽答弁や自衛隊を政治利用する発言など閣僚の資格が問われてきた稲田氏を、今日までかばってきた安倍首相の任命責任・続投責任は重大です。

 監察報告書は、稲田氏が2月13日と15日、陸自側から日報の電子データを保管していたと報告された報道に関連して、稲田氏が両日、防衛省幹部らから日報に関する説明を受けたと認定。その際、陸自側から日報のデータ存在について「何らかの発言があった可能性は否定できない」としたものの、「防衛大臣により公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかった」と稲田氏の関与を全面否定しました。

 稲田氏は会見で、報道との食い違いを繰り返し指摘されましたが、「事実関係はすべて解明された」「報告を受けた事実はない」と居直りました。

 2月13日、15日の会議でのやりとりについてあいまいなまま自らの関与を否定した稲田氏の辞任は、国会や国民に対する説明責任を放棄し、逃げたといわざるをえません。

 報告書は、昨年7月と10月に行われた南スーダンPKОに関する情報公開請求に対して、陸自中央即応集団司令部が日報の存在を隠ぺいし、不開示決定としたことや、陸幕運用支援・情報部長が指揮システムの掲示板から削除したことについて、情報公開法5条(開示義務)や自衛隊法56条(職務遂行の義務)に違反すると認定。また、統幕の総括官が陸自に日報の電子データが保管されていることを知りながら、稲田氏への報告に1カ月を要したことについて、自衛隊法56条違反と認定しました。

 黒江哲郎事務次官や岡部俊哉陸上幕僚長ら5人は停職、減給の懲戒処分としました。防衛省は28日、黒江次官を同日付で退職させ、後任に豊田硬官房長を充てる人事を発表。岡部陸幕長も8月8日付で退職します。
特別防衛監察結果のポイント

●南スーダンPKОに関する情報開示請求2件や日報管理で陸自・統幕担当者が不適切な対応

 情報公開法5条、自衛隊法56条違反

●稲田防衛相は何らかの報告を受けた可能性あるが、非公表・隠ぺい了承の事実なし

●黒江事務次官、岡部陸幕長ら5人を処分

 特別防衛監察 防衛省・自衛隊の不正などを発見し、改善することを任務とする防衛省の防衛監察本部が実施する監察のなかで、大臣の指示で行われるもの。今回のものを含めて4回実施。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-07-29/2017072901_01_1.html

2017年7月29日(土)
稲田防衛相辞任 小池書記局長が会見

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-07-29/2017072901_02_1.jpg
(写真)記者会見する小池晃書記局長=28日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は28日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報隠蔽(いんぺい)問題で稲田朋美防衛相が同日辞任したことを受けて国会内で記者会見し、「これで一件落着にすることは絶対にできない。稲田氏は国会で国民の疑問、野党の疑問に答える責任がある。安倍晋三首相の任命責任、擁護してきた責任が厳しく問われる」と語りました。

 辞任会見で稲田氏は、日報データの存在について書面での報告がなされたり、非公表の了承をした事実はなかったと説明しました。これについて小池氏は「自己弁護に終始する中身だ。陸上自衛隊にデータが残っていた報告を『口頭』で受けたこと、それを『黙認』したことは否定していない」と指摘しました。

 稲田氏はまた「報告を受けた認識はない」とも釈明しましたが、小池氏は「どこかで聞いたセリフだ。森友学園の弁護士を務めていたことが発覚したときも、『虚偽の答弁をしたという認識はない』といったが、それと同じ印象を受けた」と述べました。

 そのうえで、東京都議選で「防衛省、自衛隊」として自民党候補への支持を依頼した違法発言を含め、稲田氏を一貫して擁護してきた安倍首相の責任は極めて重大だと強調。「いよいよ臨時国会を開いて国政の諸課題について議論する必要がある。安倍首相は野党の開会要求に応え、国会を開く責任を果たすべきだ」と述べました。

 小池氏は、国会で稲田氏が説明することに与党が消極的な姿勢を示していることについて、「辞任で幕引きを図るのは見え透いた隠蔽工作だ。首相の責任で稲田氏を国会に出席、説明させることが大事だ」と語りました。

 また、「内閣総辞職」について問われ、「解散・総選挙が必要だ。安倍政治全体が問われている」と語りました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-07-29/2017072901_02_1.html


2. 2017年7月29日 15:17:23 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-4898]
2017年7月29日(土)
主張
陸自日報隠蔽問題
稲田氏辞任で幕引き許されぬ

 陸上自衛隊が南スーダンPKO(国連平和維持活動)派兵部隊の日報を廃棄したとしながら実際は保管していた問題をめぐり、稲田朋美防衛相が「監督責任」を理由に辞任しました。同時に防衛監察本部が公表した特別防衛監察の結果は、陸自が日報を保管していた事実を非公表とする判断に稲田氏が関与していた疑惑を認定しませんでした。しかし、防衛監察本部も、稲田氏に陸自の日報保管が報告された可能性があることを認めています。稲田氏の疑惑は濃厚であり、辞任で幕引きを図るとすれば、それこそ重大な“隠蔽(いんぺい)工作”に他なりません。
防衛相の関与疑惑は濃厚

 日報は、昨年7月に南スーダンの首都ジュバで政府軍と反政府勢力との間で発生した武力紛争を「戦闘」と明記し、「停戦合意」など自衛隊派兵の前提である「PKO参加5原則」が崩壊していることを示していました。

 防衛監察本部が監察結果をまとめた報告書では、▽昨年7月に陸自派兵部隊と上級機関の陸自中央即応集団司令部がやりとりした全ての文書(電子データを含む)の提出を求めた情報公開請求に対し、陸自は日報が存在しているにもかかわらず意図的に開示しなかった▽昨年10月の情報公開請求に対しても、陸自に日報は存在していたのに既に破棄したとして開示しなかった―などの新たな事実が明らかになりました。陸自が虚偽の説明までして日報を隠蔽しようとしたことは、極めて深刻な問題です。

 防衛省の事務方トップである黒江哲郎事務次官が陸自の日報保管について今年2月15日に陸自トップの岡部俊哉陸上幕僚長から報告を受け、翌16日に非公表とする方針を決めたことなども新たに分かりました。日報隠蔽問題の根深さを示しています。

 防衛監察本部の報告書で看過できないのは、稲田氏が2月13日に陸自ナンバー2の湯浅悟郎陸幕副長らから陸自の日報保管の報告を受け、15日には黒江事務次官や岡部陸幕長らとの会議で非公表の方針を了承した疑惑を認めていないことです。

 防衛監察本部は防衛相直轄の組織で、今回の特別防衛監察も稲田氏の特命で実施されました。報告書が指摘している通り、監察の対象は、事務次官、防衛省内部部局、陸海空自衛隊を運用する統合幕僚監部、陸上幕僚監部、陸自中央即応集団であり、稲田氏は含まれていません。稲田氏の疑惑に関して監察の正当性、信ぴょう性が問われています。

 報告書が、2月13日、15日の防衛省・自衛隊幹部とのやりとりで「陸自における日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できない」と指摘せざるを得なかったことは重要です。稲田氏が陸自の日報保管の報告を受け、非公表の方針を了承したという証言は複数あるとされます。疑惑はむしろ深まっています。
首相の責任は極めて重大

 安倍晋三首相は、自衛隊の最高指揮官でありながら、陸自の日報保管の疑惑が持ち上がってから今まで一度も防衛省・自衛隊から報告を求めず、稲田氏をかばい続けてきました。首相自身の責任も極めて重大です。

 徹底した真相究明のため、首相と稲田氏は国会で説明責任を果たすべきです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-07-29/2017072901_05_1.html


3. ひでしゃん[1729] gtCCxYK1guGC8Q 2017年7月29日 17:45:48 : qI4NGCBYJE : 33Dcs5G6F4o[61]
派遣された自衛隊員の中に
派遣によって派遣中および帰還後に心身に深刻な状況を示したものがないか?
現地での過酷な任務が帰還後に
PTSDで悲惨な結果を招かない様対策を講じるためにも
日報の内容を日本国民は把握しておく必要がある
全責任は結局国民が負担するものだから当然だ
まずは日報の内容開示を急ぐこと
不都合な真実が暴露されるのでは?
と憂慮されるのだが

4. 2017年7月29日 20:12:12 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-4893]
Domestic | 2017年 07月 29日 19:37 JST
「隠蔽と公私混同が原因」

 衛藤晟一首相補佐官は29日、安倍内閣の支持率急落について「隠蔽体質や公私混同による甘さがあったから、今の状況を招いた」との認識を示した。安倍晋三首相が会長を務める保守系の超党派議員連盟「創生日本」が長崎県佐世保市で開いた研修会で述べた。

 学校法人「加計学園」問題などを念頭に置いた発言。衛藤氏は、首相に対し「友情を大事にしすぎる。最高権力者になったら個人の関係が表に出てはいけない」と指摘。「大変な支持率になったことについて、(首相の)周りにいる者として申し訳なく思っている」とも述べた。

【共同通信】

http://jp.reuters.com/article/idJP2017072901001652


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