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山尾しおりの裏切りを見て「野党共闘はやめだ!」と言ってしまうことの愚
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2017-07-28(Fri) 反戦な家づくり
加計問題と、防衛省の日報隠ペイ問題で閉会中審査をやったその日に、わざわざその当日に議員総会をやって幹事長辞任のニュースを提供し、まさしく職を賭して安倍と稲田を守ってあげている民進党幹部。
それでも自衛隊からの造反で稲田がニッチもサッチも行かなくなったとみるや、すかさず代表辞任を発表して、またしても稲田辞任のニュースを覆い隠してさしあげる 民進党。
自民党の評判が落ちれば落ちるだけ、自らそれ以下に率先して落ちていく民進党。
仙台市長選で野党共闘が自民党に勝ってしまったのは、民進幹部には「痛手」だった。勝ってはいけない勝負に勝ってしまった。
すかさず、横浜市長選挙では、カジノ推進の現職と、カジノ反対の伊藤候補に分裂し、有力な良識派と思われていた山尾しおり議員をカジの推進の現職の応援に投入し、自公推薦候補の両脇を民進議員がかため、必至の禊ぎを行った。
この写真はネットで流れまくっているから、目にした人も多いだろう。
「えっ あの山尾さんが・・・」と呆然としている人、「もう民進党は信じない」と絶叫する人、様々である。
しかし、あえて言わせてもらえば、今更こんなことで驚くのか?
2010年5月に辺野古に基地移設を容認し、6月に消費増税方針を打ち出した時点で、民主党は国民の敵に回ったのだ。
その民主党幹部と対決することなく、辺野古移設! 消費増税! を支えてきたのが民主党の議員なのだ。
「いやいや、民進党の中にも 山尾さんとか○○さんとか▽▽さんとか、イイコト言っている人もたくさんいるよ」と思う人もいるだろう。
たしかに、口先ではイイコトを言う議員はたくさんいる。
しかし、国会議員である以上は、一番重い責任は国会の議決に際しての投票行動だ。青(反対)か白(賛成)か。
どんな言い訳をしようと、辺野古推進・消費増税の民主党執行部に頭を垂れ、言われるがままの投票を行ってきたのが、口先だけイイコトを言う民主(民進)の議員たちなのだ。
もちろん、山尾しおりも例外でない。
情報通の元民主党議員からこんな話を聞いた・・・民進党X議員が自民党の裏工作に必要な人物であるとする。自民党はX議員の選挙区に強力な候補者を立てない。X議員は国会議員であり続けたいから、自民党のために尽くす。表向きは戦っているフリをして。Xだけじゃない。複数いる。
― 田中龍作 (@tanakaryusaku) 2017年7月27日
逆に言うならば、野党共闘なんていうものは、相手がその程度の政治家だと言うことをわかった上で取り組まなければならない、ということだ。
山尾しおりや民進の議員が自公の候補の応援に入り、必死に安倍自民党のイメージダウンを打ち消しているからと言って、そんなことは驚くに当たらない。その程度で野党共闘はできない、というならば、最初からできはしないのだ。
民主党の裏切りを明確に批判し、結果としてほとんどの議員が落選してしまった小沢グループ(自由党)にシンパシーを感じている人は、おそらく私と同じ気持ちなのではないだろうか。
はじめから民進党になにか期待するほうが間違っている。ただ、プラグマチックに票を分散させないために調整が必要だから、野党共闘は重要なのである。勘違いしてはいけない。
小沢グループ(未来の党)が2012年にやってしまった戦術的な間違いは、繰り返してはいけない。いくら明確に批判しても、大部分が討ち死にしてしまうような玉砕戦のような戦い方はしてはいけない。
それが、野党共闘の原点である。
どんなに腐ったリンゴであっても、共倒れになるよりは、そのままにしておいたほうがマシ。
たしかに腐ったリンゴは他のリンゴを腐らせるけれども、その害よりも共倒れで絶滅する害のほうが大きい。
そういう、ギリギリの判断と選択が、野党共闘の意味なのだ。
山尾しおりが、カジノ市長の応援に行ったくらいで、茫然自失してはいけない。
もとからその程度の政治家なんだ とさっさと頭を切り換えて、前に進むことを考えよう。
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