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“首相の腹心”議員急逝で解散説加速 10・22総選挙の現実味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/210198
2017年7月26日 日刊ゲンダイ
12年、木村議員(左)のパーティーであいさつする安倍首相/(C)日刊ゲンダイ
突然の訃報に、永田町が浮足立っている。25日、自民党の木村太郎衆院議員が膵臓がんのため、都内の病院で死去。52歳の若さだった。
「3世政治家同士でウマが合うのか、安倍総理と近く、第2次安倍内閣が発足した12年12月から15年10月まで、いま話題の首相補佐官を務めていました。昨年9月からは、衆院地方創生特別委の委員長として、国家戦略特区に関わる案件などを扱っていた。総理の信頼が厚いし、当選7期目の入閣適齢期なので、所属する細田派が、こんどの内閣改造で入閣候補に推すとみられていた矢先でした」(自民党担当記者)
■「補選2敗では党内が持たない」
問題は補選だという。選挙区の青森4区は、公職選挙法の改正による新たな区割りで減員区になるが、総務省は補選を旧青森4区で行う方針。投票日は、愛媛3区の補選と合わせ、10月22日になる見通しだ。そこで、自民党内に急速に広がっているのが、「補選に合わせて解散・総選挙」という観測なのだ。安倍首相を支える細田派のベテラン議員が言う。
「愛媛は加計学園の獣医学部新設予定地だから厳しい。青森は木村家が強いとはいえ、参院選で野党共闘が成功した実績があって油断できない。大型地方選挙で負け続け、国政選挙の補選でも2敗すれば、党内が持たないよ。いっそ総選挙にしてしまえば、全体では自民党が勝って、『補選2敗』と騒がれる心配もなくなる。解散テーマは『憲法改正に賛成か反対か』だ。勝てば、2020年の新憲法施行に向け、強力な推進力が生まれる。安倍首相の総裁3選も確実になる」
安倍首相が23日、横浜で開かれた日本青年会議所の会合で、秋の臨時国会への提出を目指す自民党の憲法改正案について「この夏に議論を深めて絞っていく」と話したのは、解散前に自民党案をまとめたいという意味なのか。
「本当は内閣改造で内閣支持率を上げた直後に解散を打てればいいのですが、たいして支持率は上がりそうにない。そうなると、起死回生を狙って、“加計隠し”の解散・総選挙に打って出る可能性は大いにある。都民ファーストの国政進出が間に合わないうちに総選挙を行いたい自民党からすれば、10月というのは絶妙なタイミングです」(政治評論家・有馬晴海氏)
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― 桃丸 (@eos1v) 2017年7月26日
こういう読みもあるのか
― 石野 雅之 (@nocchi99) 2017年7月26日
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選挙だったら、日本プロファイル研究所も張り切るよ。
― 日本プロファイル研究所 (@jprofile36) 2017年7月26日
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「大型地方選で負け続け、国政補選でも2敗すれば党内が持たない。いっそ総選挙にしてしまえば、全体では自民が勝ち、『補選2敗』と騒がれる心配もなくなる」アベならやりかねん。
― 太安萬侶 (@onoyasumaro) 2017年7月26日
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