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喘ぐ戦後最悪の政権 安倍さんの最後の人としての務めとは 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/210125
2017年7月25日 斎藤貴男 ジャーナリスト 日刊ゲンダイ 文字お越し
相模原の津久井やまゆり園事件から1年(C)日刊ゲンダイ
東京都内でさる10日、「健太さんはなぜ死んだか」出版記念シンポジウムが開かれた。この本は私の最新刊(山吹書店)で、主催はテーマとした事件の被害者家族を支援するグループだ。
2007年9月、中度の知的障害のある安永健太さん(当時25歳)が、大勢の警察官に取り押さえられて死亡した。自転車で帰宅途中に薬物中毒などを疑われ、10分間にわたる暴行を受け、両手錠までかけられた末、心臓を停止させられたのだ。
刑事と民事の両面で裁判が提起されたが、前者は12年9月、後者も昨年7月に、警察側勝訴が確定した。何の罪もない青年を死なせた集団が、不問に付されたのである。
私は事件の再検証を試みた。拙著には「警官たちの『正義』と障害者の命」の副題がついている。
シンポでは健太さんの父・孝行さんが、「あの子は人間扱いされていないと思ったとです」と唇を噛んだ。「健太さんはきっと怖かった。警察のしたことは最低です」と話したのは、障害の当事者でもある伊藤はるなさんだ。
シンポを機に、「安永健太さん事件に学び 共生社会を実現する会」が立ち上がった。これを受け、コーディネーターの藤井克徳・日本障害者協議会代表が、「この会は、あまりにもひどい社会の“標準値”を取り戻す役割も負っている」と強調した。
私自身は基調講演も行った。主に取材の苦労話やその間の思いを語ったが、話はどうしても、1年前に神奈川県相模原市の障害者施設で発生し、19人が殺された大量殺傷事件にも及ぶ。
あの事件の容疑者は事前に衆院議長公邸に赴き、犯行予告を届けている。そこには、殺害は国のための行為だから禁錮は2年まで、金銭的支援5億円を求めるなどとされ、「安倍晋三様」に伝えてほしい旨が書かれていた。
当初は安倍氏本人に手渡そうとした形跡も。「容疑者は首相なら自分に共感してくれると信じていたのでは」と私は述べた。
相模原事件が論じられる際、なぜか、あまり取り上げられない問題だ。だが実は、この点こそが現代日本の暗黒を象徴しているのではないか。
戦後最悪の政権が喘いでいる。まだ安心はできないし、どうせ後釜もロクデナシにせよ、今までよりはマシと思える人になってもらいたい。
安倍さん、せいぜい無残な姿で消えていけ。あなたは私たちの社会をこんなザマにしてくれたのだ。勘違い人間の末路とはこういうものだと満天下に示すぐらいは、人として当然の務めだろう。
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