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あのな、脱糞状態のマスコミは自衛隊のリークをもって、静かなクーデターとか言ってるけど、いやいやいや、稲田ともちんが自ら文民統制を放棄したことに気づいている?
バカマスコミに加えて、クソ政治学者、法学者、知識人も全然指摘しないので言っておくぞ。
だいたい自衛隊のリークなんてそもそも去年の南スーダンの日報問題は共産党からでてきたんだから、今回もおそらくそうであって、防衛省や陸自まるごとの積極的な組織だった反抗とは考えにくい。
問題は防衛監察本部という自衛官や防衛省の職員が対象の監察機関が、政務三役は対象外なのに、稲田は自らその観察を受けたということだ。
いいかい、問題の本質がわからない御仁のために戦前の軍部の「軍部大臣現役武官制」を説明しておこう。
これはそれまで、陸相、海相は退役軍人から選ぶのが慣習だったのに、現役の軍人から選ぶようになった制度だな。この制度の問題は陸軍、海軍が陸相、海相をださないと内閣が崩壊したり、組閣できないということで、ようするに議院内閣制を完全にコントロールに置いたことだ。
これで、日米開戦まで、時の首相たちは軍部を慮って、戦争に引きづられていったわけだな。
で、稲田が防衛観察を受けたことは、文民統制の主体である防衛相みずから、逆に行政側である防衛省の統制下に入ったということだ。防衛省もぶったまげているに違いない。
丸山真男も小室直樹も草葉の陰から、これをもって、戦後の民主主義も完全に終わったと嘆いているはずだ。
ましてや弁護士資格のある稲田にして、この事態の重大性を認識していない。認識していないからこそ、自らお手軽なみそぎのつもりで、観察をうけたんだろうが、これは万死に値する行為だ。
議員内閣制で、大臣を監察できるのは任命責任者の首相と議会と司法(検察も含む)だけだ。それを行政内の監察をみづから受けるとは!!!
もし、これが前例になって、常時、防衛相が監察本部の監察下におかれたら、実質的に防衛省は文民統制はもとより、民主制の制御下から除外されるということだ。こうなったら、軍事独裁へはあと一歩だ。というより、稲田の所業からみれば自民党政権みたいな擬似民主主義政権が自ら、軍事政権化するということだ。
てなわけで、稲田朋美だけでなく、安倍内閣は即時、辞職するべきということになる。
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