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“腹心の友”の意向を忖度すれば、依頼を受けたと同じこと。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1867
17年07月24日 永田町徒然草
今日は、仕事を全部休んで、衆議院予算委員会・閉会中審査を丁寧に見ることにした。安倍首相は“丁寧に説明する”と強調していたので、言葉使いそのものは確かに少し進歩があったが、今回の眼目はそんなことではなかった。「“腹心の友”である加計孝太郎加計学園理事長から獣医学部新設の依頼」があったかどうかということである。
多くの人が、関係者が安倍首相の意向を“忖度”したかどうかを重視しているが、安倍首相自身が加計孝太郎加計学園理事長から獣医学部新設の意向を“忖度”することがあるのである。安倍首相は「李下に冠を正さず」という状況があるケースなので特に細心の注意をした、と述べた。そうだとしたら時々ゴルフをしたり、会食してはならないのだ。会ったり、面談すること自体が疑われて仕方がないのである。
もし、どうしてもゴルフをしたり、会いたいのであれば、加計学園理事長か希望する獣医学部設立を諦めてもらうしか仕方がないのだ。それが政治家の身の処し方なのだ。この本質を安倍首相も本件関係者も全然理解できないのである。与党関係者の質問や安倍首相側の関係者の答弁は、安倍首相から一切指示や働きかけなかったことに腐心していた。安倍首相から見たらそれは良しだが、それはあまり意味がない。彼らが安倍首相の意向を忖度することは、もう国民の常識だからだ。
明日もまた参議院予算委員会・閉会中審査があるので、これ以上は書かないが、安倍首相も自民党もそろそろ覚悟を決めた方が良い。真っ黒の疑惑の中で、新しい獣医学部を作っても果たして教育の発展に繋がるのか。こんな状態で安倍内閣が存続できると自公“合体”政権や日本維新の会は考えているのだろうか。両方を望むのはまず無理だ。ひとつだって無理かもしれない。
野党も国民も腹を決めなければならない。それが政治的決断というものである。今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。
“加計問題”集中審議で野党追及 疑念の払拭は…
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000106055.html?r=rss2&n=20170724214509
2017/07/24 17:53 ANN
加計学園を巡る問題で、安倍総理大臣が「丁寧に説明する」としてきた場がようやく持たれました。24日、国会で集中審議が行われました。果たして疑念は払拭できたのでしょうか。
くわしくは動画で…
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