http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/531.html
Tweet |
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52180515.html
2017年07月23日 「ジャーナリスト同盟」通信
<安倍・黒田の2%物価上昇のペテン>
加計・レイプもみ消し事件だけではない。アベノミクスは完全に破たん、超格差問題が民衆の怒りの元凶ともなっている。安倍・黒田の2%物価上昇公約のペテンも露呈して久しい。古来、為政者は人民に所得・財産を均等に配分することで、政治の安定を図ってきた、いうところの均田制である。統治行為の大原則である。しかるに、1%のための安倍・経済政策のもとで、所得格差は拡大する一方で、さしずめ「不均田制」の日本となって、核エネルギー問題など、禍根を孫や子の次世代に回している。後生畏るべし、である。「安倍のルーツは、戦前の国家主義・侵略戦争にある。いまは財閥のための不均田制、隙あらば改憲と戦争だ。大衆の視点が皆無」との指摘さえ説得力を持ち始めている。
<「2年で達成できなければ辞任」と岩田副総裁の議会公約>
日本のデフレ経済下、将来に不安を抱く国民の多くは、わずかなタンス預金で、ゼロ金利に立ち向かっている。多くが白旗を上げている日本だ。わずかな年金生活にも、税金は容赦しない。財布を預かる主婦の怒りは、レイプもみ消し事件も追い打ちをかけて、それが選挙にも影響を与えている。他方で、安倍の友達になると、デタラメの岩盤規制改革と称して、数百億の公共財・血税が流れ込む。典型が政商・加計孝太郎である。
注目の加計、強姦魔のワルは雲隠れして、姿を見せない。出しゃばり女の安倍・下村の妻も逃亡して沈黙している。逃げ切れるだろうか。
経済通は、日銀の岩田とかいう副総裁の国会答弁を忘れていない。「やつは2年で2%の物価上昇と大ぼらを吹いた。果たせなければ辞任すると大見えを切った。5年経つのに、いまも日銀から高給を食んでいる。許せない」と批判している。
「国会の権威さえ無視している。それをまた、議会が取り上げない。いまの野党も腐りきっている」と嘆き節は列島に拡大している。
<軍拡で財政健全化・行革放棄>
公約といえば、2020年で1000兆円借金を返上するという財政健全化も、最近放棄したことが報じられた。
消費税を10%に引き上げても、軍拡予算と中国封じ込めの安倍バラマキ外交で、課題を処理することなど出来ないことも判明。それでも、行財政改革にも蓋をしている。政治屋と官僚の懐は肥えている官尊民卑の日本に、極端に変身している。
そして、日銀の黒田は名前通り、真っ黒な印刷機で福沢諭吉を刷りまくって、円の価値を引き下げることに必死だ。庶民は高い輸入品で、バナナも買えい。
賢い母親は、子供を必死で教育、役人にすることに懸命である。超デフレ日本を象徴している日本の家庭である。同じく高給を食むマスコミ人は、こうした悲惨な現状を、安倍に連座して、報道しようとはしない。
<国民の財産を株投入の危険>
なけなしの国民の貴重な財産は、公的年金であるが、これに安倍内閣は博打そのものである株式に投入して5年経つ。公的資金で株操作をして、株屋と財閥を支援しているのである。
まさに人民を愚民に貶めているのである。それでも、本物の人民の代表が、国会で議席を維持できない、いまの悲劇の日本である。
<財閥保有資金・優遇税制改革で消費税ゼロがまともな均田制>
韓国では目下「金持ちに大増税」という、当たり前の政策が具体化する方向である。均田制の昔に還れ、である。日本でも、財閥が保有する400、500兆円の保有資金を吐き出せばいい。金持ちの秘密口座を暴けば事足りる。
宗教・教育・病院の優遇税制を無くせば、消費税はゼロにできる。これこそが均田制の知恵であるが、そろそろ国民も本気で知恵を出す時であろう。既成政党はぬるま湯につかっている。
<消費税・所得税・法人税も2年連続減収>
日本財政の基盤である所得税・消費税・法人税の3税が2年連続して減収して、財政当局をあたふたさせている。
アベノミクスで息を吹き返したはずの法人税も落ち込んでいる。軍拡予算でも成果なしだ。日本株式会社の先行きも厳しい。
消費税の落ち込みも、日本経済の現状をわかりやすく説明している。
経済は生き物である。いかなる経済専門家も、現在と将来を予測できない。仮説の世界なのだ。黒田がいくら真っ黒な福沢札を印刷しまくっても、2%物価上昇は実現しない。ことほど日本経済は、低迷しているのである。
大ぼら吹きの安倍・黒田に対する国民の怨念は、計り知れないほど大きい。読売・NHKがいくら宣伝しても、実態経済を身をもって体験している民衆を欺くことは出来ない。
日本は超デフレ経済に変わりない。それでいて軍拡予算を強行して、財政健全化を忘却してきた。このことだけでも安倍の罪は、計り知れないほど重い。
<東芝破たんに次いで三菱重工もSOS>
安倍・自公内閣は、財閥の傀儡政権である。米CIAの傀儡政権といってもいい。
悪しき腐敗権力と癒着してきた東芝は、米英の原発企業WHをべらぼうな金額で買収して、311でもって、完全に失墜してしまった。東電福島原発3号機は東芝製である。プルトニウム加工燃料を用いたものだ。そこで核爆発を起こした。政府と東電は嘘をついているが、東芝の核爆発は国際社会の常識となっている。
その証拠が、今になって溶解した核燃料棒の所在探求が始まったばかりである。これらの廃炉には、想像もつかない金・血税が投入される。54基の原発廃炉経費を誰もが想定できない。
孫や子の世代に引き継がれる。推進派の読売ナベツネと中曽根康弘は、この不幸な原発の歴史と共に記録されるだろう。
東芝破たんで幕を引くのかと思いきや、今度は安倍の実兄が勤務する三菱も危うい。三菱重工もまた破たんに向かって進行している。
「客船で大失敗。造船もダメ、原発では東芝以上に大問題を抱えている。車もダメ、国産ジェット機生産もダメ。残るは武器弾薬のみ。先が見えてきている」という専門家の指摘に頷くほかない。
東芝は三井住友銀行だ、三菱銀行と日本の二大財閥銀行も危うい。モノつくりの日本の没落を象徴している。
WH買収で東芝をつぶした西室泰三は、その後、郵政でも豪州の企業買収で大損失を出して、郵便料金の大幅値上げを約束した。
<頭くらくらする核燃料サイクルの莫大な子孫へのツケ>
核兵器の原料になるプルトニウムが、日本には48万トンも蓄積されている。54基の原発からの使用済み核燃料である。
高速増殖炉「もんじゅ」に13兆円も投入して大失敗、莫大な借金だけが残った。数兆円かけた茨城の東海実験炉も期待できない。残るは既存の原子炉を利用するプルサーマル、いうところの核燃料サイクルも、いまや原子力ムラの宣伝にもかかわらず、世界一高いエネルギーであることが、国際常識となっている。
膨大な使用済みの核燃料をどう処理するのか、だれも回答を出せない。核は地球上に存在してはいけない、人間がコントロールできないものだ。安倍の嘘にもかかわらず、311の福島が依然としてコントロールできていないことは、これまた国際常識である。
廃炉一つでも、頭がくらくらする問題である。使用済み核燃料もお手上げである。青森県の六ケ所村のことも頭の痛い問題である。
核は悪魔である。どこまで行っても悪魔である。地球・人間を滅ぼす。日本の将来は、核の問題で、恐らく数世紀にわたって人々を嘆き悲しませるだろう。
日本の中国侵略が、ワシントンに核の引き金を引かせた。広島と長崎の悲劇を学ぼうとしなかった国家主義勢力が、原子力ムラに潜り込んだ。それが福島を再現した。それでも懲りない自民党、そして公明党・維新のカルト・右翼勢力は、原発再稼働に懸命である。
悪魔に魅入られた日本が、今の安倍内閣が象徴している。
<どうする東京五輪の後始末のツケ>
冬季五輪の開催地・長野県は、いまも借金のツケに悪戦苦闘している。ことほど五輪は金食い虫である。王室・皇室のお遊びなのだ。いまリオデジャネイロでは、五輪後の後始末に政府も市民も泣いている。
選手村は草ぼうぼうである。ビジネス効果などない。それでいて、安倍内閣は福島の嘘と裏金工作で東京五輪を勝ち取った。カルト・狂気の安倍内閣を象徴している。そして超デフレ下の原料・材料費の高騰を招いている。そこにやくざが跋扈して、不透明きわまりない。
しかも、責任者が「サメの脳みそ」ときている。「五輪後の東京と周辺自治体の悲惨な惨状が見える」と真面目な市民はハラハラしている。
日本の現状は、3分の2を制した安倍独裁政治で、均田制のもとる超格差の日本は、間違いなく地獄へと突入している。希望はない!健全な政府の誕生が求められている。国家主義はいらない。国家神道も教育勅語も不要である。
2017年7月23日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK229掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。