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2017年07月20日 「ジャーナリスト同盟」通信
<稲田問題だけではない、再選戦略を封じ込めた信濃町の大変身>
話題の防衛相の、南スーダン日報問題の嘘の連発が暴露され、心臓は即刻罷免しなければならない状況に追い込まれてしまった。首を切らないと、両者の深い関係が暴露される?という。他方で、窮地の心臓が、これまでさんざん利用してきた公明党創価学会の変身も表面化、心臓を直撃している。というのも、都議選で安倍沈没が判明するや、公明党代表は内部の突き上げに応じて、9条改憲にNOと意思表示、安倍の再選戦略を封じ込めてしまった。外堀はおろか、内堀も埋められてしまった心臓の先に、残された道は「退陣」の二字しかない。
<太田・腰ぎんちゃくも落下>
戦後首相の歴史に「ペテン師の心臓」という記録が刻まれることは必死だろう。付録に、稲田朋美が加わることも、より鮮明となった。
ついでに言うと、安倍のもう一人の極右の女性議員・高市早苗と山本拓が、昨日離婚した。現役時代、後者の事務所に何度も出入りしてきた筆者である。「おめでとう」と言わせてもらう。山本はもともとリベラル・寛容の人である。高市と馬が合うはずがない。
安倍丸沈没寸前の決断は正しい。村上誠一郎と手を組んで、党内に新しい流れを作ってほしい。彼の姉は元気かな?彼女は、まともな女性だったと記憶している。詩織さん事件に共感を覚えてくれているだろう。
目下、安倍の悩みの最たるものは、集中審議の乗り切り策と、公約した臨時国会で改憲案を処理するという乱暴な方針に対して、公明党が反対の意思表示をしたことである。自民党の船田元も「不可能」と釘を刺した。よたよたの高村や安岡では、エンジンがかからない。
頼みの綱の公明党が、真正面からNOを突き付けた政治的意味は大きい。自民党と離縁して都議選を勝利した公明党は、安倍の腰ぎんちゃくで知られる太田ショウコウを斬り捨てたことになる。
「池田親衛隊が都議選で盛り返した。主体は平和運動に取り組んできた婦人部とOB。安倍と手を組んできた太田を斬り捨てたことになる」と消息通は語っている。
「木更津レイプ殺人事件」でやくざに殺害された戦争遺児の遺言、それは「池田先生は太田を決して許さないッ」が、事実として裏付けられそうなのだ。もうしばらく様子を見守りたい。
ともあれ、あたふたする心臓の7月19日日程に、公明党の高木陽介との密談20分(10時31分から51分)が、その証拠の一つであろう。失墜した太田ショウコウは、もはや公明党創価学会の内情はわからない。そこで経済産業副大臣という名誉を与えてやっている高木を呼びつけて、信濃町の内情に探りを入れたものだ、と事情通は分析している。
<安倍のお友達・公明の高木陽介>
以前にも引用したと記憶しているが、2014年6月27日に、JR総連の第287回政経フォーラムで、高木は集団的自衛権行使目前の安倍と公明党のスタンスを明かしている。ちなみに、やくざにレイプ、性奴隷の後に、殺人的脅迫によって殺害された戦争遺児の悲劇的大事件は、2014年4月28日の君津中央病院で幕を閉じた。前年に特定秘密保護法が太田ショウコウの公明党が賛同して、強行成立した。戦争遺児が「太田裏切り」宣言したのは、殺害される前のことである。
高木は、特定秘密保護法については全く触れようとしないで、次なる安倍内閣の標的、いうところの「戦争法」について、あろうことか安倍擁護の論陣を張る。彼は本題に入る前に、くどいほど回り道をして、そのあとに「1993年平成5年、ちょうど細川内閣、自民党が野党からスタートした時に、安倍総理も私も初当選で、結構個人的に同期ということで仲良くさせていただいています」と安倍との深い仲を自己紹介している。
したがって、戦争法の動機を「安倍の思い込み」を第一と説明しただけでなく、中国と北朝鮮の暴走に起因するとの、安倍流の解説を平然とやってのけ、悪いのは隣国であると断じた。中国敵視路線を合唱することで、客観的な問題と巧妙にすり替える高木の講演内容である。
安倍同様に、中国の軍事力と尖閣問題を取り上げる。尖閣問題は石原慎太郎が火をつけ、時の松下政経塾で民族主義を体得した野田が、政治問題にしたという客観的事実を、巧みにはしょる。このための自衛隊参戦法というのである。
安倍と一枚岩であることを、自ら告白するというのも珍しい。
「日中友好に奔走してきた創価学会と公明党の実績を、平然と捨て去って、安倍の国家主義に傾倒する高木は、太田の一の子分」との指摘も頷けようか。彼の経歴も講演録の最後に出ていた。創価大学OBである。だが、安倍内閣の一員である高木は、同大創立者の思いなど、永田町での料亭通いですっかり忘却してしまったのだ。
これが公明党エリートの正体であることを、を高木が代表して証明している。そして今、安倍沈没の場面で、安倍が期待する信濃町情報提供の第一人者といえる。それゆえの安倍―高木の20分の密談であったものであろう。
<四面楚歌の心臓に「退陣」の影が>
山口の改憲NOという明白なメッセージを受けて、安倍は改めて四面楚歌をいやというほど思い知らされているだろう。先週から今週にかけての3日間の休養で、心労充満の体調を維持できるのか。
頼みの女性群も沈没、最側近の麻生は後継者に王手をかけてきている。期待する下村も加計事件で炎上、贈収賄容疑で拘束されるかもしれない。幸い、集中審議から外されている。野党工作の唯一の成果なのか。
官邸内では菅と今井の格闘が続いている。財務省と経済産業省の暗闘も表面化してきている。文科省OBの前川喜平は、福島の夜間中学の講師で得点を挙げていることも分かってきた。霞が関の官僚は、落ち着いて仕事が出来ないありさまである。
異常・異様な永田町が、いつまで続くのであろうか。「退陣」の二文字しか見えてこない。
2017年7月20日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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