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財政再建を全く無視するばかりか、さらに悪化を招くアベノミクス
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2017-07-18 そりゃおかしいぜ第三章
政府は財政の健全化のためには、「基礎的財政収支の健全化」が必要であると発表した。当ったり前のことでしょう!更に、これから毎年3%の経済成長があり、1019年末に消費税を10%に上げても、毎年8兆2千億円の赤字が生じるというのである。この克服のためには、アベノミクスをさらに進める必要があると言ってのけた。安倍晋三の言葉は現実を無視した、荒唐無稽のものと言える。
アベノミクスの三本の矢即ち、1、金融緩和 2、財政投資 3、経済成長であるが、形として1と2は何とかやっている。
しかし、金融政策では異次元のと言わしめ、円安と株高を人工的に誘起し株主や大企業などを儲けさせた。自民党支持者の大企業や大株主など金満家にとっては成功しているといえるだろう。庶民には関係ないが。
2の財政投資であるが、一部の土建屋など政策に乗ったものは、成功したといえるかもしれない。だがその儲けは税金である。3の経済成長への道は全く功を奏していない。デフレが今起きるぞもうすぐ起きるぞ、来年には起きるぞと言い続けた黒田日銀総裁は、もうすぐ退任である。規制緩和をやるといって、お友達に特定した配慮などやるいい加減な経済成長の喚起である。
要するに財政支出こそが、アベノミクスの本質なのである。これで潤う企業者や投資家や輸出業者がアベノミクスを称えることが大きく報道されることばかりが報道される。その結果財政支出ばかりが際立ち、1080兆円もの財政赤字が生じているのである。政府の発表の経済成長に依存してさえも、目標とした2020年までには8兆円以上のものが毎年増えるというのである。
借りに毎年10兆円もの黒字を出したとしても、財政の健全化には100年以上の時間がかかる。10兆円の黒字も夢のまた夢の数字の物語である。負債はゼロにすべきまでは主張しないが、余りにも偏った経済政策の結果の是正が必要である。
高齢化社会、少子化、人口減少という絶対は池を無視して、一億活性化などはアジテーションでしかない。財政の健全化は、未来の国民の負担を減らすために必要であるが、票にならないが財政支出の削減を国民に訴える以外ないない。格差の是正と福祉国家を目指すべきである。GDPの呪縛から逃れる必要もある。
アベノミクスで投入された金は、企業内留保という形で残っている。この4年間で約100兆円も増え、企業内留保は378兆円にもなっている。この4年間の労働者の名目賃金は4%も落ちている。GDPの6割を占める個人消費を抑え込んで、税収増など望むべくもない。アベノミクスで雇用が増えたというのも、65歳以上の高齢者を中心とする安価な非正規雇用者の増加でしかない。
アベノミクスは、金満家を満足させる一方で貧困層を増大させ、国と地方の赤字をただひたすら増やし続けていたのである。国家財政を破たんに導き格差社会がさらに増大させた、安倍晋三をまだ30%もの人が支持する理由が理解できない。
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