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2017/07/12 05:26
<学校法人「加計学園」の問題を巡り、自民党が衆参の予算委員会開催に慎重なのは、安倍晋三首相が出席して質疑を受けても、野党の追及や世論の反発が収まる見通しが立たないためだ。党執行部は、10日の閉会中審査に続いて質疑は平行線をたどるとみており、「首相が集中砲火を浴びる姿がテレビ放映され、世論の批判を強めかねない」(党関係者)と懸念する。
自民党の竹下亘国対委員長は11日の党役員連絡会で、閉会中審査を踏まえ「首相の関与を示す事実は出てこなかった。首相出席の予算委は必要ない」と明言した。菅義偉官房長官も記者会見で「国会で決めることだが、閉会中審査は繰り返しの質問が大部分だったのではないか」と否定的な見解を示した。
与党関係者は「首相が何を説明しても、野党は『疑惑が深まった』と言うだろう。開いても意味がない」と説明する。与党内には「信なくば立たず。疑われている首相が自ら説明する必要がある」(公明党幹部)と予算委開催を容認する声もあるが、大きく広がってはいない>(以上「毎日新聞」より引用)
疑惑隠しを続けて政権の支持率が回復することはあり得ない。むしろ信頼を失った政権は統治能力を著しく欠く。これまでの五年間に安倍自公政権がやってきた政治そのものが問われることになる。
果たして安倍自公政権は何をして来たのだろうか。唯一効果のあった異次元金融緩和は安倍友の黒田日銀総裁が「円安株高」を目指して進めた金融策だが、それも禁じ手のマイナス金利まで突っ込んで行き詰まり打つ手はない。
他に有効な安倍政権の政策は何もない。経済特区を設けて地方から経済を良くする、と謳った政策は不発に終わっただけでなく、蓋を開けてみれば安倍友優遇策の巣窟だった。
官邸主導の政治は単なる国会軽視の政治に過ぎず、民間委員を任命して政策決定を諮問し、あとは閣議決定で「決議」して実施を官僚に命じ、内閣人事局が官僚の幹部人事を握って恣にした。これでは安倍自公政権が憲法違反を犯しても平気なはずだ。
彼らは実質的に国家の三権分立の基本原理を壊した。だから安倍氏が立場を総裁や総理や国民の一員と立場を使い分けて好き勝手に振舞ってきた。彼の暴走を止める者は誰もいなかった。
するとどうなるのか。権力は腐敗するだけだ。絶対権力は絶対的に腐敗する、という箴言は真理だ。安倍自公政権は絶対的に腐敗した。その醜悪さは10日の国会の閉会中の審査に顕著にみられた。
人事権を官邸人事局に握られた官僚たちは官邸の意向にばかり目を向けて、平気で嘘を吐く。もちろん安倍友の官邸ボチたちは嘘をついても痛む良心など持ち合わせていない。
前川氏の毅然とした態度がいかに清々しかったか、中継を視聴していた者は解ったはずだ。前川氏の勇気ある行動を無にしてはならない。民主主義の日本に民主主義を隠れ蓑にした独裁者を育ててはならない。戦前の昭和十年代の愚を繰り返してはならない。
ネトウヨや安倍友マスメディアが未だに安倍自公売国政権を擁護しているが、安倍政権の五年間に彼らがやって来た政治を総括するが良い。まさに日本を壊して日本を丸ごと米国の1%に売り渡す手続きを推進していただけではないか。その最たるものがTPPであり、そのための国内破壊が派遣業法の野放図な規制緩和による正規社員の非正規労働者化だ。
少しでもマトモな経済原理が理解できる政治家なら決して消費増税はしなかった。少しでも経済政策に理解ある政治家なら当の昔にUターン投資減税を実施していたはずだ。少しでも少子化に危機感を覚える政治家なら民主党が2009マニフェストで謡った子供手当を実施していたはずだ。以上の政策を推進していたなら、日本経済はデフレ化を脱却して堅実な経済成長路線に乗り税収も今よりも増加しているはずだ。
国民生活を第一に考える政治こそが古今東西、政治の要諦だ。仁徳天皇の高殿から庶民の暮らしぶりを眺めて政治を行った故事を日本の政治家が忘れてどうするのだろうか。バカバカしいことに世界を漫遊することが政治だと勘違いしている馬鹿が首相に就任している。彼が見るべきは日本国民の生活だ。
しかし馬鹿な首相は間もなく退陣する。信頼を失った政権が続いたためしはない。やっと悪夢が終わろうとしているが、国民は次の政権を用意しなければならない。まさしく政治は国民が動かす。そのために心ある政治家は野党連合を早急に構築しなければならない。野党連合の合言葉は「国民の生活が第一」だ。
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