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「終わりの始まり」 都議選惨敗の教訓を学ばない安倍首相 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208990
2017年7月7日 孫崎享 外交評論家 日刊ゲンダイ 文字お越し
安倍首相の演説中に反自民の横断幕やプラカードを掲げる一団と競り合う党関係者(C)日刊ゲンダイ
先週のコラムで〈党総裁である首相が選挙応援に立てないのは異常事態だ。何か安倍首相の終わりの始まりを感じさせる〉と書いた。
都議選の結果はまさに、多くの国民が予想していた以上に「安倍政権の終わりの始まり」を強烈に示した。
選挙後、新聞各紙は〈自民惨敗過去最低〉(朝日)、〈自民、歴史的惨敗の23議席〉(読売)、〈自民歴史的惨敗〉(毎日)、〈自民が歴史的大敗〉(東京)――との見出しで大きく報道した。
自民党は告示前の57議席から23議席と激減し、1965年と旧民主党政権誕生直前の09年の都議選で過去最低だった38議席を大きく下回る結果となった。23議席は公明党と同じで、共産党をわずかに4議席上回るだけである。自民党は1人区で「都民ファースト」に敗れただけでなく、複数区でも敗れた。例を挙げると品川区、目黒区、中野区、豊島区、北区、板橋区などだ。
自民党が支持を失うことになった要因は多々ある。加計学園問題に対する安倍首相らの不誠実な対応に加え、共謀罪法案をまともに審議せずに国会で強行可決したり、稲田防衛大臣が応援演説で「防衛省、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」などと、憲法、公職選挙法に違反する発言をしたりした。
さらに安倍首相が都議選で唯一、行った秋葉原での街頭演説で、「帰れコール」を浴び、二階幹事長は「私らを落とすなら落としてみろ。我々はお金を払って(新聞を)買ってんだよ」との恫喝発言が報じられた。
そして極め付きは、下村博文幹事長代行の「加計学園から闇献金200万円」報道である。
安倍首相は、都議選で政権に対する強烈な不信感を突き付けられたにもかかわらず、例によって「反省する」などとうわべを取り繕うだけの対応で対処している。国民を甘く見たら厳しいしっぺ返しを受けるという教訓すら学んでいない。
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― 桃丸 (@eos1v) 2017年7月7日
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