http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/580.html
Tweet |
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52178999.html
2017年07月05日 「ジャーナリスト同盟」通信
<都議選を上手くやり過ごしたが>
極右政権に手を貸した公明党創価学会は、今後、確実に先細りしていくだろう。都議選では、小池の傘に潜り込んで、危機を脱したが、次期衆院選になると、このことが足かせとなる。昨日、自民党の元本部職員のもとに、関西の公明党市議が苦しい胸の内をさらけ出しながら、電話をしてきた。筆者は23議席全員当選でわく公明党本部で、ひとり浮かぬ顔をしていた太田ショウコウの姿が印象に残っていた。壊滅的大敗を喫した心臓の自民党のことを思うと、とても喜べなかったのだろう。「池田裏切り集団になった公明党創価学会の大義のない前途は、確実に暗い」といえる。安倍の神道に神風は吹かなかったが、信濃町もまた、坂道を転げて行く。公明党創価学会の前途を、当事者も認識しているようだ。
<暗い前途が待っている>
「次の総選挙で自民党との連携は、うまく機能するだろうか。特に東京の選挙区が心配でならない。先輩の意見を聞きたい」
公明党市議の質問である。「いま総選挙をすれば、やはり自民党は大敗北する。とても解散に踏み切れない。安倍が強行しようとすれば、安倍の方が引きずりおろされる。安倍憎しは国民だけでなく、自民党員も同じ。むろん、公明党との関係もしこりが残ってしまった。自公の3分の2議席は、実態のない3分の2。そもそも歴史的な壊滅的大敗をしながら、小僧レベルの幹事長とアンちゃん政治屋の心臓が傷をなめあって、政治責任をとらない。しかも、党内に三木武夫のような大義に立つ政治家が一人もいない自民党の前途も危うい」
「さらに付け加えると、恥を知ることが政治家の基本。恥を知る政治家を、強いてあげれば村上誠一郎ぐらいだ。いまの自民党に人材がいない。公明党創価学会の前途にしても、君も国会議員秘書を経験して市会議員になったのだから、内情を知っているだろう。間違いなく暗い」
<老人中心の教団>
「以前に比べると、足腰が弱い、弱すぎますよ。それに安倍の改憲論でしょう。正直、反対したいが、太田や山口が安倍とつるんで離れようとしない。違和感がありますよ。それは党員・学会員もそうですよ」
「戦いにおいて、大義がないと、兵士でもなんでも士気が上がらない。都議選は、創価学会が宗教法人として認可している東京都だから、特別に力を入れていることは、自民党もよく知っている。しかし、今の自民党政権は、昔の自民党ではない。国家主義の政党になってしまった。しかも、安倍だ、麻生だと、いうなれば見識も博識もないアンちゃん政治屋ばかり。平和主義を破壊する連中さ。まともな自民党員も逃げている。今回の都議選でも、自民党に投票しなかった党員もいた。新聞テレビは書こうとしないけれど、加計や森友事件よりも、TBS記者の強姦事件をもみ消したことで、女性の敵になってしまったことだよ。前代未聞・空前絶後の事件だよ。都議会の警察消防委員会の出方を注目しているところさ。ここでも公明党の対応が監視の対象になる。自民党はもう再生の余地がないよ」
<宗教法人の適格性にSOS>
「君も知っての通り、創価学会は宗教法人としての適格性が問われている。小池が取り消すといえば、それで息の根がとまってしまう。宗教法人を定義すると、教祖・教義・教団の3要素が必要不可欠だよ。創価学会は単なる信徒団体にすぎない。この点で、都議会で与党になるしか道がない。石原にぶら下がり、ついで猪瀬と舛添に、今回は小池という具合に。都知事の不正腐敗を追及もできない。要するに、まともな政党といえない。ひたすら創価学会を存続させる、ただそれだけの政党に堕落してしまった。国民も気づいてきている。君の心労もわかるけどね」
「そこをつつかれると、言葉もありませんよ。先輩も詳しい」
「当り前さ。私は大学を卒業すると、自民党本部職員の1期生として試験を受けて本部職員になったんだよ。仕えた代議士が福田派。安倍の正体は知り尽くしている。こんなアンちゃんに日本が引きずられるなんて、考えもしなかった。安倍を押し上げた小泉純一郎が憎い。倅もいい加減すぎる。おだてるマスコミが悪すぎるよ」
<池田路線放棄に手を引く会員>
「信濃町も大変なことは、手に取るようにわかる。池田大作あっての公明党創価学会。池田がいなくなれば、もうどうしようもなくなると思うけど、君は?」
「この5年間で、大衆の味方になって死んでゆけ、との池田主義はなくなってしまいましたよ。というよりも、その反対の軍国主義へと走っている。それを公明党創価学会が必死で支えている。ここに大義はありませんよ。まじめに考えると、議員を辞めるしかありません。先輩なら、この気持ちがわかるでしょう」
「確か公明党は、自民党の右翼化を阻止するとかなんとか、当初は格好いいことを並べ立てていた。外国に行ってまで、そう宣伝していた。それがどうだろう、安倍の支援に徹している。お笑いだね。それでよく党員・学会員がついてゆくね?」
「意識の高い会員は、みな距離を置いていますよ。池田先生を信頼してきた党員・会員ですからね。しかも、折伏が消えて、若いエネルギーがない。じいさんばあさんの組織ですよ。申し訳ありませんが、生活費を稼ぐだけの市会議員です。何のための議員かわかりませんよ」
「そこいらの土建議員と変わらないね」
<正木VS谷川の死闘>
「信濃町の死闘はどうかね。われわれも注目しているけれど」
「上の方のことはよくわかりません。でも、穏健派の正木さんが、谷川一派に押し切られて、理事長の座をはずされたことは、聞いて驚いていますよ」
「谷川は、太田や山口とつるんでいるはず。安倍の権力と結びついて、正木をはずしたと考えられる。強引な谷川のやり方には、当然反作用が起きてくるだろうね。ある種の信濃町の権力闘争と言えるのではないかな」
「ウーン、いわれてみると、確かに。創価学会本部の中堅や若手の不満が充満している、という話も聞いたことがありますよ。4年後が心配ですよ」
<池田不在の学会は瓦解へ>
「あと4年、池田が生きているかどうか。ともかく、宗教法人の問題と、もう一つは学会の経理問題。パナマ文書でも、秘密口座の存在が露見してしまったね。これも政権にへばりつく理由となっている。このさい、いっそのこと経理を公開して、税金を納める、そして政治から足を洗う、純粋の宗教団体・信徒団体としてやっていく。これが王道だと思うよ。政治は腐りきっていて、汚なすぎる。そこに首を突っ込んでいる宗教政党は、どうみてもおかしい、怪しい。いまは覇道の公明党創価学会さ。これではお話にならないと、私も思うよ」
「そういわれると、先輩、言葉もありませんよ。だれも太田ショウコウ、山口代表を尊敬している会員・党員はいません。池田先生あっての公明党創価学会ですからね」
「人口減の日本も衰退している、同じく会員が減少している学会も、同じ運命を辿るしかないという感じをもつ。本来の仏教の教えを、純粋に説いていく教団に変身できるかどうか。出来なければ瓦解するしかないと思うよ。残念ながら、希望の公明党創価学会はない。それは自民党にもいえる。博識・見識・廉恥の政治指導者を育成しないと、日本も地獄へと真っ逆さまさ」
「ありがとうございました。先輩、また電話します」
以上が、昨日の友人からの電話報告である。
公明党創価学会に言おう、日本の希望は、日本国憲法にある。70年前に構築した日本の戦後指針は正しい。これを愚直に実践する、真の政治指導者を見つけ、育成する現在であるという史的使命に目覚める時だ。
2017年7月5日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK228掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。