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2017年07月04日 「ジャーナリスト同盟」通信
<特定秘密・戦争法・共謀罪+レイプ事件もみ消し>
それにしても、安倍・自民党への都民の鉄槌はすごかった。有権者は、政府与党のスキャンダルで反応する。まさに壊滅的な大敗北である。「23議席のうち、1位での当選者はたった一人。安倍・総選挙による自民党壊滅を連想させる」とは、元自民党本部職員の衝撃的な悲鳴である。有権者の覚醒は、韓国やフランス、イギリスだけではなかった。ただでさえ特定秘密・戦争法・共謀罪という憲法違反の悪法を、自公で強行、そこへとレイプ事件のもみ消しが加わった。日本の全女性の怒りを、東京都民が清き一票で鉄槌を食らわせた、そんな選挙結果と総括できるだろう。強姦事件を甘く見る日本の政府・治安当局・言論界に対して、痛撃を加えたものだ。詩織さん効果と受け止めたい。
<国有地のタダ払下げ事件と教育勅語・国家神道へのテコ入れ>
森友事件は、国有地をタダで払い下げるという驚愕すべき安倍犯罪である。国有地を特定の人物・団体に、しかも事実上、タダで払い下げるという前代未聞の安倍犯罪である。
韓国の朴前大統領の犯罪よりも悪質である。
しかも、払下げ先の教育現場で、あろうことか教育勅語・国家神道の教育を推進するという時代錯誤に、多くの国民が驚いた。これこそが、安倍政治の根幹をなすものであるが、政治にうとい庶民も、これには仰天させられた。
驚愕したのは、欧米の特派員や隣国のジャーナリストである。これを率先して報道、安倍政治の危険性を国際社会に発信した。
極め付きが、冒頭に触れたレイプもみ消し事件で、日本の人権後進国を見事に裏付けて、これを米ニュース・サイト「デイリー・ビースト」が世界に発信した。
<身内の政商・加計への利権政策>
国有地の払い下げ事件は、官邸と財務省が組んで、強行したものであるが、財務省の暴走は、まだ捜査当局も手を付けていない。
そこへもってきて、安倍犯罪に色を添えた事件が、親類の政商・加計孝太郎が経営する学園に対する、法外な利権行為の数々である。
森友事件で驚いていた国民は、この新たな加計事件に衝撃を受けることになる。読売新聞と産経新聞とNHKのニュースを見ている国民でも、この二つの巨大な政治腐敗事件を消し去ることは出来なかった。
文科省のOBと現役が決起したことから、安倍犯罪は否応なしに国民の知るところとなってしまった。この加計事件で、読売の不買運動に拍車がかかっているが、これは当然の帰結であろう。NHK不払い運動も同様である。公共放送のNHKが、官邸の広報に徹していることに英BBCも呆れて、関係を切ってしまった。
安倍事件は、メディアの腐敗をも俎上に乗せている。
<女性敵視の強姦魔救済事件の露見>
フィリピンのドゥテルテ大統領は、やくざ壊滅作戦を断行して、国民特に女性の支持を圧倒的に受けている異例の政治指導者だ。やくざ・麻薬(覚醒剤)・強姦(レイプ)は三位一体である。
報道によると、同大統領の指揮下、入れ墨やくざ130万人が自首、8万2000人を逮捕した。こうしたすごい成果が、フィリピン女性の安心・安全を確保している。
日本はどうか。捜査当局などの分析では、日本の入れ墨やくざは4万人。彼らにレイプされた女性は、軽く数十万人を超えているだろう。その多くが水商売を強要され、まともな人生を奪われて生きている。「木更津レイプ殺人事件」の被害者は、やくざにレイプ、逃げ出そうとして「ばらすッ」という殺人的脅しに屈し、突発性の大動脈りゅう破裂で即死させられた悪質な性凶悪犯罪である。
千葉県警・木更津署の捜査の行方に関心が集まっている。
明治の男尊女卑の刑法による、軽い強姦罪もレイプの日本を象徴している。ようやく110年ぶりに、少しだけ刑罰を重くしたのだが、その矢先にTBS記者のレイプ事件が発覚、なんと官邸の意向を体した警視庁の刑事部長が、犯人の逮捕状を握りつぶしてしまった。
こんな破廉恥な重罪も初めてのことである。日本の全女性が震え上がり、怒りをもって安倍内閣にレッドカードを突き付けている。今回の都議選結果に、それが表れている。
<解散権行使は不可能>
自民党の金力・組織力も、無党派の女性が決起すると、ひとたまりもないということである。女性を敵にする犯罪行為が露見した最初の選挙となった。
自民党がまともな民主政党であれば、今回の結果を受けて、総裁・幹事長が責任を取ることになる。居座れば、まともな議員が反乱を起こして、執行部を退陣に追い込むところである。
不幸にして、森内閣以降の自民党は、国家主義の右翼片肺政党に変質している。原因は小沢一郎らが強行した小選挙区制にある。石ころのような、安倍チルドレンの無様な議員活動に対して、国民の反発は強い。「初心に帰って」とわめく安倍の嘘に、もう国民は騙されない。
言及するまでもなく、今回の都議選結果が、安倍の解散権を封じ込めてしまったことを意味する。安倍に解散を打つ力などない。自民党内が活性化するのかどうか?
<安倍の甘言政策での再生・再選は困難>
「窮鼠猫を噛む」という諺があるが、今の安倍はネズミである。国民に甘言、他方で外交面で暴走するだろう。安倍の標的は平壌である。
北京とは、一転して柔軟姿勢に転じるが、これも平壌作戦の一環である。米トランプも追い詰められたネズミである。ソウルがいま一番まともである。
要は、日本国民は都議選を通して、安倍を信頼していない、それどころか拒否していることが証明された。回復するためには、一連の極右政策を返上し、合わせて空前の犯罪スキャンダルを、自ら暴くしかない。これは安倍の死を意味するため、期待するほうが無理である。
もはや安倍政治の復活はない。再選も消えた。
<野党は臨時国会で解散に追い込む>
野党は徹底的に安倍追及をすればいいだけのことである。真正面から体当たりすればいい。3分の2議席は、見事に化けの皮がはがされてしまったのだから。
臨時国会を早急に開いて、加計・レイプ事件をとことん追及していけばいい。解散に追い込めばいいだけのことである。
その大義は、憲法が断じて許さない、国家主義の政府と与党に対して、国民の力で鉄槌を下すことにある。戦前を蘇らせてはならない。その点で、死者が蘇っているような安倍ゾンビの政府を、退治する重大な使命を、野党は帯びている。
繰り返すと、安倍は、自身の健康だけでなく、政治的にも死に体であることが判明したことでもある。野党がのんびり構えていると、与党内の反乱(政局)で押しつぶされるだろう。
2017年7月4日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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