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安倍総理は24日の神戸市内での講演で、国家戦略特区制度による獣医学部新設に関し「速やかに全国展開を目指したい。地域に関係なく二校でも三校でも、意欲があれば新設を認める」と述べた。
この問題の核心は、2016年11月9日の国家戦略特区諮問会議の時点において、諮問会議のメンバーも内閣府も文科省も官邸も安倍総理も、獣医学部新設に今治市と京都府が手を挙げていたことは良く知っており、行政の公正な手続きからすれば、今治市の提案と京都府の提案について対等に比較検討し、最終的に今治市における加計学園と京都府における京都産業大学のどちらが獣医学部新設に相応しいかを決定すべきであったが、実際は、諮問会議において「現在、広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り獣医学部の新設を可能とするための関係制度の改正を、直ちに行う。」と決定されたことにより、獣医学部の新設を目指していた京都産業大学は除外され必然的に加計学園が選定される結果となったことである。
今治市は、2016年9月21日の今治市分科会(第一回)において「獣医師養成系大学・学部の新設について」詳細に説明し、また京都府は2016年10月17日の国家戦略特区ワーキンググループ)において「京都産業大学獣医学部設置構想について」詳細に説明した。
ところが、京都府の説明があった2週間後の2016年11月1日の文科省と内閣府の打ち合わせにおいて、獣医学部の設置条件に「広域的に」「存在しない」「限り」などの文言が追加されたことについて、「指示は、藤原審議官曰く、萩生田副長官からあったようです。」と記録されていたことが、文科省による内部文書の追加調査の結果で明らかになった。
そして、2016年11月9日の諮問会議における前記の如き決定により、京都産業大学は除外され、必然的に加計学園が選定される結果となったのである。
どうして京都府の提案が詳細に説明された直後に、今治市の提案と京都府の提案を対等に比較検討することを避ける文言が追加されて決定がなされたのか。京都府の提案が優れており、対等に比較検討すると今治市の提案が不採用になることを恐れた者がいたからである。
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