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応援演説に立てない 都議選は安倍首相の終わりの始まりだ 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208510
2017年6月30日 日刊ゲンダイ 文字お越し
初めて応援に入ったのは自民党支持者のみが集まる体育館…(C)日刊ゲンダイ
民主主義で最も重要なのは選挙である。国政選挙であれ、地方選挙であれ、各政党が全力を尽くすのは当然だ。23日に東京都議選の告示があり、選挙戦が始まった。翌24、25日は告示後初の週末を迎え、民進党の蓮舫代表、公明党の山口代表、共産党の志位委員長は各地で応援演説のマイクを握った。ところが、応援演説に立たなかったのが自民党総裁である安倍首相だ。
安倍首相の首相動静を確認すると、ざっと次の通りだ。
〈23日、午後4時40分、沖縄から伊丹空港着。神戸製鉄所の石炭火力発電所を視察。KOBELCO摩耶ゲストハウスで川崎神戸製鋼所会長兼社長らと食事。24日、神戸市の理化学研究所多細胞システム形成研究センター視察、神戸「正論」懇話会会員と昼食し講演。午後4時31分、羽田空港着、富ケ谷の自宅へ。25日終日、富ケ谷の自宅で過ごす〉
この日程を見て多くの人は驚いたのではないか。いま都議選は、小池百合子知事率いる「都民ファーストの会」が自民党に代わって第1党になるか否かが最大の焦点である。都議会自民党にとっては正念場だ。党総裁の安倍首相が応援演説に駆け付けるのは当然だが、駆け付けなかったのだ。
なぜ、安倍首相は応援演説に立たなかったのか。おそらく加計学園獣医学部新設問題と無関係ではないだろう。「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向だと聞いている」などの文科省の内部文書が明らかになったものの、菅官房長官は「怪文書」として取り合わず、文科省も最初の省内調査で「文書の存在を確認できない」とした。ところが、都議選告示直前に公表された文科省の再調査の結果、一部の文書の存在が確認され、加計学園問題は世論批判に向かった。
〈都選出の衆院議員は、こう嘆いて頭を抱えた。『都議選が自民党におきゅうを据えたいという選挙になってしまう』〉(産経新聞)
こうした事態を踏まえて、安倍首相は都議選での応援演説を控えたのだろう。しかし、党総裁である首相が選挙応援に立てないというのは異常事態だ。安倍首相の終わりの始まりを感じさせる。
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