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権力による政治とメディアの私物化の入り口−(田中良紹氏) 
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投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 6 月 25 日 12:10:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

権力による政治とメディアの私物化の入り口−(田中良紹氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spvraj
25th Jun 2017  市村 悦延 · @hellotomhanks

23日に前川喜平前文科事務次官が日本記者クラブで会見を行い、

「加計学園の獣医学部新設問題」について

「岩盤規制に穴を開けるのは良いが、穴の開け方に不明朗で不公正なものがある」と

語った。

大学の設置を国が認可すればその大学は補助金や助成金を受け取ることが出来る。

加計学園の場合、政府の国家戦略特区で獣医学部の新設は決まったが、

まだ文科省の認可が下りていない段階から、愛媛県今治市が37億円分の土地を

無償で提供し、さらに96億円の建設補助金を支給することにしている。

前川氏が会見で語ったのは初めから「加計ありき」で岩盤に穴が開けられた

ということだ。前川氏は昨年9月上旬に官邸に呼ばれ和泉洋人総理補佐官から

「総理は自分の口から言えないので私が言うんだが」として、

獣医学部の新設を早く行うよう求められたという。

医学部や獣医学部の新設を検討するには医師の国家試験を所管する厚労省や農水省と

協議し需給予測を参考にするのが普通だが、

そうした時間的余裕が与えられないまま、

文科省は総理直属の内閣府から「平成30年4月開学」を「官邸の最高レベルが

言っている」とか「総理のご意向」と押し付けられた。

困った文科省は文教族の一人である萩生田官房副長官に調整を依頼し

時間的余裕を与えてもらうよう頼んだ。

萩生田副長官は10月7日までは「4月開学は無理」と文科省の側に立っていた。

それが10月21日には態度が一変する。

内閣府同様「4月開学」を求めるようになった。

その間に何があったのか、今回の問題のポイントの一つは10月中旬の出来事にある。

加計学園以外に獣医学部新設に手を挙げた京都産業大学が断念した理由は、

申請の条件に「広域的に獣医学部が存在しない」、

「平成30年4月開学」、「1校に限る」が付け加えられたことによる。

3条件は京都産業大学を排除するための「規制」だった。

安倍政権は「規制緩和」を行うのに規制を3つも重ねたのである。

一方で国家戦略特区諮問会議の民間議員は記者会見を行い、

加計学園に決まったプロセスには「一点の曇りもない」と胸を張る。

前川氏は「曇りが見えなかったのではないか」と批判し、

そのうえで民間議員が「1校に限る」との前提に立ったからだと指摘した。

これから他の地域にも獣医学部を作る考えで今回は加計学園にしたという理屈である。

それなら加計学園を優遇したことにならない。。

すると24日に安倍総理が神戸市で講演を行い、

「加計学園1校だけを認めたから疑惑をもたれた。

これから獣医学部をどんどん全国に展開する」と獣医学部増設方針を打ち出した。

国会終了後の記者会見で「国民に丁寧に説明する」と反省の姿勢を見せたのが

どこへ消えたか。獣医学部を「速やかに全国展開」する方針に

国民の目をひきつけようとした。

しかしである。獣医師の需要がないのに獣医学部を増設すれば、

それでなくとも少子化時代に学生を集められる保証はない。

学生が集まらなければ大学経営は苦しくなり、

大学が倒産すれば目的をもって入学した学生は将来を見失う。

仮に卒業できても学生の数が増えれば国家試験の競争率は高くなり、

卒業後に浪人生活を余儀なくされる学生も増える。

また獣医師の需要がなければ獣医師になっても仕事に就けないかもしれない。

だから何よりも需給の予測が大事なのである。

前川氏が農水省や厚労省と協議を行い需給予測をしなければ

すぐに結論は出せないと主張したのはそのためだ。

ところが安倍総理にはその主張が抵抗勢力に見えるようだ。

岩盤規制に穴を開ければどんな開け方でも正義だという子供みたいな論理になる。

むやみに獣医学部を増やせば日本国家の将来を担う人材を育成する教育の目的が

阻害され、資源の乏しい日本において人材という貴重な資源を無駄にすることになる。

それを安倍総理は理解できない。これが国家のリーダーなのか、

フーテンは心底から恐ろしくなる。

そして安倍政権は抵抗勢力を打ち破るためにはメディアを使った人格攻撃を厭わない。

その象徴が5月22日の読売新聞朝刊に掲載された「出会い系バー通い」報道である。

前川氏は会見で「官邸のリークを感じた」と語った。

前川氏は警察庁出身の杉田和博官房副長官から「出会い系バー通い」を

直接注意された。つまり警察は前川氏の行動を監視していた。

それが5月20日と21日に読売新聞社会部記者から連絡があり

「出会い系バー通い」についてのコメントを求められた。

前川氏はその取材に応えなかったという。

すると21日に文科省の幹部から

「和泉補佐官が話をしたいなら会っても良いと言っていますが」との連絡が来た。

「考えておきます」とだけ返事してそのままにしたが、

これによって読売の記者の動きと和泉補佐官の動きは連動していると感じた。

「記事にしてほしくなければ官邸に頼みに来い」という意味だろうと思った。

前川氏は「記事になっても構わない」と考えると同時に

「読売は記事にしないだろう」とも思っていたという。

しかしそれは大きく目立つ記事になりフーテンをも驚かせた。

一般紙が記事にしたことのないレベルの記事だったからである。

イエローペーパーはゴシップ専門だから記事にするかもしれない。

しかしゴシップはニュースではない。

しかも買春の確たる証拠もつかんでいない取材力のない記事だった。

また前川氏は最初にインタビューをしたNHKがそれをいまだに放送していない事実や、

官邸の言いなりしか言わないコメンテーターがテレビに出演していることに言及し、

「我々は権力によるメディアの私物化が始まる入り口に立っている」と

日本の民主主義に危機感をあらわにした。

何でも米国の命令に従う安倍総理はTPPを受け入れるために国家戦略特区を作った。

米国は日本に米国流の仕組みを導入させ、日本を骨抜きにする目的で、

構造協議だの年次改革要望書だのTPPだのを仕掛けてきた。

それを日本政府は経済成長のためになると国民をだまして受け入れてきた。

岩盤規制を自らがドリルになって穴を開けるというのはそうした話である。

昔、日本には弁護士が足りないと米国から言われ、「法科大学院」なるものを

作ったことがある。将来の日本を米国のような訴訟社会にするという発想である。

しかしその構想は学生が集まらず見事に失敗した。

もはや米国経済はトランプ大統領の主張を聞けば分かるように

日本が真似をする必要などないほど疲弊している。

だから米国を真似た成長戦略など意味がないのに安倍総理はそれが分からない。

そしてトランプと同じように政治とメディアの「私物化」を図ろうとする。

しかし米国には三権分立が機能し、トランプによる「政治とメディアの私物化」を

阻むメディアも存在する。そこだけは米国の方が優れているとフーテンは思う。

しかし日本には三権分立も権力に抵抗するメディアも存在しない。

その意味でこの通常国会で明らかにされた「森友・加計問題」は深刻である。

前川氏の言うように我々は「権力による政治とメディアの私物化」という

恐ろしい事態の入り口に立っていることを自覚する必要がある。


 

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コメント
 
1. 2017年6月25日 12:24:38 : M9L8kEM2mg : p728yL3JEvM[69]
民主党政権時代の鳩山由紀夫〜菅直人〜野田達もネガキャンで脅されてただろうし、今の蓮舫にしても同じようなネガを握られていそうだ。。。

漆間の言、自民党には捜査が及ばない!!!
今じゃ、、、自民党、とりわけ安倍政権に協力しなければ人格攻撃するzー−−−−−ー
 他方、協力すれば国策で擁護するy−−−−−−


2. 2017年6月25日 13:04:41 : fq2LET9Crc : Z1MVX8XlznI[424]
前川氏の会見は分かり易く説得力があった。
それを、さらに詳しく紐解いた記事である、納得でした。

極めて危険な独裁政権を目指す、アホ総理を早く退陣に追い込まないと、この国はどうなってしまうんだろう。


3. 2017年6月25日 13:12:55 : EQvW8dj4A6 : t5BgnZytzb4[14]
外国特派員協会が詩織氏の記者会見を拒絶した件について、言わずもがなのこと

https://www.reddit.com/r/tikagenron/comments/6it3a1/


4. 2017年6月25日 14:10:12 : OrwgTy8xEw : zgZ54uala6g[1]
> しかし日本には三権分立も権力に抵抗するメディアも存在しない。

フリーランスのジャーナリストは、ネットを使ってすごい活躍をしているんですけどね。
ネットはマスメディアにはならないから、確かに限界がある。


5. jk[859] goqCiw 2017年6月25日 16:24:06 : tceVB0iwr6 : FXeuvvWT7ac[298]
これ以上追及しても無駄だろう、追求してる野党の政党支持率が下がっつているのだから(森友学園疑惑)。

これ以上総理を虐めてどうする、総理は自分は関与してないと言ってるのだから(加計学園疑惑)。

上記の発言は大手テレビの中堅幹部級のテレビ放送の中での発言です。彼らにはジャ−ナリストとしての自覚があるのかと、疑いたくなる発言です。これらの現象は上層部に行けば行くほど政権の意向を忖度する傾向があるようです。

時の最高権力者と報道機関の幹部による会食会が公然と日常化して行われてる日本。

権力による報道機関の私物化を、民主主義の危機と警鐘を鳴らした前川氏の言葉は重い。


6. 2017年6月25日 19:07:16 : 4YYrzdxdME : kL37DvJ@@K4[194]
アメリカの 威を借り励む 悪政に

8. よみひとしらず[10] guaC3YLQgsaCtYLngrg 2017年6月26日 06:10:44 : TuZw85DPvE : LzyLC9zOPXs[10]
ゴミ売りが うすらすだれと 心中し

9. 2017年6月26日 09:17:43 : qF4T1YwunA : 0ID5WaAuWRA[1775]
>>1
1さんのコメントが当たりではないかと私も思う。

その意味では、全うに先頭に立って闘えるのは、小沢一郎だけだったと思う。

その後、なぜ「アヘ一強」という今日のような状況になってしまったかの総括をしておくことも大切だと思う。

それはやはり小沢一郎の目指した「日本の革命」が道半ばであることの総括でもあ、次に進めるための礎でもある。

●今日の「アヘ一強」という状況を招いた2大要因!

2大要因は、(1)「小沢一郎の民主党幹事長辞任」と(2)「民主党代表選の不正選挙」だ。

要因の(1)として、高野猛氏のブログから小沢一郎抹殺に全勢力を集中した悪徳官僚、利権政治屋(自民、公明etc)、メディア、etc民主党内ピーチク議員による小沢一郎攻撃の人格破壊総攻撃に小沢一郎が敗北したことを最大の原因とする『野党はなぜ死んだのか?全ては小沢一郎の「敗北」から始まった』をとりあげる。

要因の(2)は民主党代表選の不正選挙である。

(1)の高野猛氏のブログでは、最高裁事務総局と悪徳官僚と民主党内ピーチク議員(仙谷由人etc)による、民主党代表選選挙と検察審査会連携による不正選挙については一切触れられていない。

(最高裁事務総局に検察審査会関連の記録開示を要求しても肝心な部分が黒塗りの”のり弁”しか出てこない。高野猛氏も確かな証拠無く民主党代表選の不正選挙を取り上げることはdきないのであろう)

高野猛氏の指摘の通り、小沢一郎が民主党幹事長を辞任したことも重要な敗北の要因ではあるが、私は民主党代表選での不正選挙(サポ−タ票不正集計、議員投票当日の検察審査会強制起訴議決)こそ、最大の敗北の原因となったと考えている。

この民主党不正選挙こそ「小沢敗北」の最大の凶器であった。不正選挙とは、ムサシによるサポ−タ票の不正集計、及び議員による代表選挙当日に行われたとされる検察審査会の強制起訴議決のセットの事と理解していただきたい。

仙谷由人が吐いた『民主党代表選は公職選挙法の対象外だから、何をやってもいい』とういう宣言こそが民主党代表選を象徴する言葉であった。

そうした極度に困難な状況の中で、小沢一郎は『一政治家として、できる限りの闘いをし尽くした』と言えるのではないか。悪徳集団による強大な不法・不正に、たった一人で立ち向かう限界まで闘ったと言えると思う。

小沢一郎には、今一度立ち上がり闘ってもらいたいと期待するのだが、そのためには多くの目覚めた国民とジャーナリストの連携による支援が必須となる。

しかし、状況は従来より更に困難になっている。
小沢一郎一人にまかせていものではなく、むしろジャーナリズムと国民が小沢一郎をもう一度引っ張り出して「日本の革命」を後押しする覚悟が求められている。

「日本の革命」が道半ばとなった最大の原因となった民主党代表選の不正については、既に周知の通りでありここでは省略し、高野猛氏が指摘する『小沢一郎の「敗北」(幹事長辞任)』を以下に引用する。

●『野党はなぜ死んだのか?全ては小沢一郎の「敗北」から始まった』
http://www.mag2.com/p/money/238577?l=rdj0974ad0


−−−−−−−−
どんなに批判を浴びても「それは印象操作だ」と嘯(うそぶ)いて蹴散らして進むのが「安倍一強」政治だが、ポスト誌のインタビュー記事の前書きで聞き手の武冨薫はこう述べている。


『そうした異形の政治手法が出現したきっかけは09年の「国策捜査」ではなかったか。検察とメディアの印象操作で国民は野党第一党党首を犯罪者と思い込み、小沢一郎氏は政治の中心から排除された。……「小沢の敗北」がなければ、現在の「安倍一強」も(印象操作という)「魔法の呪文」も誕生しなかったかもしれない。』

(略)

――「安倍一強」を作り出したのは「小沢の敗北」ではなかったか。

「振り返ると僕の失敗は、あの時に自ら身を引いてしまったことだっかもしれない」

――政権に逆らう者は大メディアに批判されて社会的に抹殺される。この異様な「空気」をどう見るか。

(略)

「09年に政権交代が現実的になった時も、『小沢が総理になったら、これまで築き上げてきた官僚支配が崩れる』と、旧体制を支配してきた人たちが非常に心配したんでしょう。それが多分、『小沢を潰せ』となって、権力による国策捜査につながったんだと思う」

「そのことが『政権交代の先頭に立っている者が強制捜査を受ける。お上というのはそれができる。何も法律に違反する行為がなくても強制捜査をやれるんだ』と、国民に再認識させたことは間違いない。今でも全然その傾向は変わっていない。それどころか強くなっていると思う。だから国民には『お上に逆らわないほうがいい』という意識がまた頭をもたげてきたのではないか」

(略)

小沢氏と民主党がやろうとしているのはまさに「革命」なのであり、そうであるがゆえに旧体制の側は恐怖してなりふり構わぬ予防的な反革命工作を仕掛けてきているのであって、それに屈したのでは政権交代そのものに意味がなくなる――というのが私の趣旨であったのだが、それは実らなかった。

(略)

マスコミに煽られて、政権交代のための革命的な権力闘争に命懸けで身を投ずる覚悟もない民主党のピーチク議員が「小沢では戦えない」などと、自分がマスコミの虚妄の論調と戦って有権者を説得し抜くだけの力量がないのを棚に上げて全部を小沢のせいにすり替えてパーチク言って、そういうマスコミと議員の連動性の知的レベルにウンザリして小沢は辞めたのだろうが、それはやっぱりプッツンであって、本当は小沢はそのピーチクパーチク連中を全員集めて徹夜でも何でも討論集会を開いて、彼らを革命的戦士に鍛え上げるべきだった。

(略)

党員の多くも有権者のほとんども、何とはなしの雰囲気で政権交代が起きるかのような安易極まりない気分で総選挙に向かった。それが革命的であればあるほど、血が流れるのだという覚悟は、ほとんど誰も持ち合わせていなかった。だから民主党政権は、同じ自民党と検察・官僚体制とマスコミのスクラムによる同じ「印象操作」の手法に翻弄され続けて3年余りで潰れ、そのことの総括がついていないから今なお立ち直れないのである。

反対に、自民党側は小沢潰しという情報テロ「第1弾」の成功で味をしめ、さっそく翌6月には「第2弾」として今度は大阪地検が石井一副代表をターゲットに「障害者郵便割引制度の悪用を口利きした」という凜の会事件をデッチ上げ、また「第3弾」として小沢氏に代わって代表に就いた鳩山由起夫氏の政治資金疑惑のリークも始まった。それもこれも、小沢氏のところが堤防決壊したので自民党側がかさに掛かって情報テロを仕掛けてきたのであり、さらに政権交代が実現してからも、同じやり方で民主党政権を攻撃し続けて、「印象操作」による国民幻惑のノウハウを磨き上げたのである。

−−−−−−−−

●覚醒した国民とジャーナリストが先導して、もう一度小沢一郎の「日本の革命」を闘わなければならない。


10. 忍穂耳の垢[656] lEWV5I6ogsyNQw 2017年6月26日 09:49:26 : sVwseNOS0s : J6dDilIKc5Y[14]
感じておられる方も多かろうが、
この国を仕切っているのは官僚であり、それに忖度するメディアだ。
特に、それを感じたのは、消費税増税を決める前後の「増税やむなし‥」番組だった。

その後の、消費税増税で、庶民はいま塗炭の苦しみに喘いでいる。
それゆえにこそ、メディアと、背後にいる官僚(財務省)の、その心得違いを問う声も多い。

それにしても、
この御仁は、いつからこうした官僚主導な側に立ってしまったのかと、記事を読んで戸惑ってしまった。


>大学の設置を国が認可すればその大学は補助金や助成金を受け取ることが出来る。

これは、不公平だろう。
認可しない権限を利用して天下り先をこしらえてきた、文科省の不公正を語らずして、どうする?


>しかしである。獣医師の需要がないのに獣医学部を増設すれば、・・
>岩盤規制を自らがドリルになって穴を開けるというのは・・

これまた‥、はてな? だ。
まるで、前川なる退職公務員が属していた文科省の利権をそのまま代弁するがような話とみたが。

そんなことは、特区制度が出来た背景を考えるなら、民間の需給調整に任すべきこと、となるのではないのかな。
それは、「法科大学院」なる話も、同じ。

世には、司法試験を受けるどころか、食うことさえままならぬぎりぎりの貧困に喘ぐ者がたくさんいる。
こうした方達は、まさに、民間の、需給調整の波にのまれつつも、なんとか生きている。
弁護士の卵な方達も、そうした波にゆれ体験されるのは、決して無意味なことではないと思うが。
(続く)


11. 忍穂耳の垢[657] lEWV5I6ogsyNQw 2017年6月26日 09:50:09 : sVwseNOS0s : J6dDilIKc5Y[15]
>>10 の続き)
> 前川氏は「記事になっても構わない」と考えると同時に
>
>「読売は記事にしないだろう」とも思っていたという。
>
>しかしそれは大きく目立つ記事になりフーテンをも驚かせた。

懸命に、政権側からのトラップと印象づけたいようだが‥

残念ながら、誰がこの前川氏の上司だったとて、
くだんの騒ぎに驚き、彼のかつての悪品行を晒しただろう。
なにしろ、教育行政の信頼を根底から覆す、事務次官の売春幇助な案件なのだから。
買ったことは無いで済む問題ではない、疑われるだけで教育行政に泥を塗ることになる。
おそらく発見時は、悪品行の注意に止め、教育行政の信頼維持のために、事を穏便に済ませただけの話。

こと、この前川なる御仁が起した‥「加計」騒ぎで、
もう、伏せておく必要もなくなったというのが、普通の見立てではないのかな。


むしろ気になるのは、この「田中」なる御仁が、
ここまで前川氏をかばう、その動機がみえない。

素直にみるなら、
たんなるジャーナリスト、批評家という第三者の立ち位置を越えて、
安倍憎しに狂う、左巻きさんのお仲間であると、自ら認めたということとなろうか。

そして、しまいは、反米を焚き付けてでごまかすつもりらしい。

たしかに、現政権の経済政策、税の議論には、折に触れて問題を提起してきたけれど、
残念ながら、
この御仁のように、反米で話をまとめようとは、思わない。
隣国の韓国のように、反米・反日で他国のせいにするほど、日本人は落ちぶれてはいない。


>「権力による政治とメディアの私物化」・・

これは、前川なる元次官をはじめとした、
文科省の私物だった仕組みが、壊されたという嘆きに聞えるのだが、いかがかな。

恐ろしい事態の入口とは、
左傾化したメディアが、はやりのフェイクニュースを出して、世を煽動する‥
そう、日本にも、西欧にもみられる悪しき風潮のことを言うだろう。
西欧は、二度も世界大戦の戦場になった原因を、いまだに気付いていないとみる。
もちろん、この御仁も含めて。


13. 2017年6月26日 12:10:48 : zAtWohPpng : BR2NdCEnthw[269]
10. 忍穂耳の垢

おいおいあんた何言ってんの?冒頭では消費税増税で、庶民はいま塗炭の苦しみに喘いでいるなーーんちゃっているが文末の方では「特区制度が出来た背景を考えるなら、民間の需給調整に任すべきこと、となるのではないのかな。」などといい始めている。

いったいさ、6年生理系私立を卒業させるためにどれほど出費となるか考えない?

それで獣医師にもなれないとするなら学生本人と家族のコスト、これを支える国費補助金どれほど無駄になるか。

法科大学院でもそうだが、開設、閉鎖に伴い費やされる社会的コストをさらっと民間の需給調整に任すのとの一言でかたずけられるものなのか。

そしてこれに翻弄される個人の人生も。

更に続く文ではこうも言う訳だ。

「世には、司法試験を受けるどころか、食うことさえままならぬぎりぎりの貧困に喘ぐ者がたくさんいる。
こうした方達は、まさに、民間の、需給調整の波にのまれつつも、なんとか生きている。
弁護士の卵な方達も、そうした波にゆれ体験されるのは、決して無意味なことではないと思うが。」


ならば貴重な経験を国民にさせるためにも消費税増税は正しかった訳だ。

なんか曽野綾子や稲田朋美の説く戦争肯定論みたいになってきた。

魂の向上のためには増税で苦しむのもまたよしって話じゃないか。


ね、全然まとまった議論になってない。

これもまた加計ありき、じゃないかって。


14. 2017年6月26日 12:15:38 : fq2LET9Crc : Z1MVX8XlznI[425]
安倍総理は確かに岩盤に穴をあけたんだが、自分のお友達しか通れない穴だから厳しく批判されている訳だ。政治の私物化の極致だと思うのだが。

前川氏はその部分を主張しているだけだ。


15. 2017年6月26日 13:11:20 : i3Ndt2rWYq : S_Vy_E9Efhw[41]
手続きに一点の曇りも無くお友達に国家の資産をプレゼント出来る構造ってのは、
個人の違法手法に依る犯罪よりももっともっと構造的にはマズイ事なんだが、
なんで「問題は無い」と言い張って「修正します」と言えないのだ?

ぶっちゃければ手続きを問題とされて居るのではなく、その為に発生している状況を問題だと言われて居るのだけど。

安倍政権ってのは国民が国家の資産が私利私欲で勝手に扱われていると思う状況に対して何も問題は無いと言う位の無茶苦茶な感覚で統治しているのか?


16. 安倍を辞めさせる会[801] iMCUe4LwjquC34KzgrmC6Ynv 2017年6月26日 16:05:20 : FAt0kYWxVo : ylcjRTfmBXc[761]
日本国民の政治に対する考え方はちょっとおかしいと常々思っていた。特に安倍政権になってその異常の度合いが顕著である。自民党の政策は反対だけど安倍政権はしじする。これって安倍は政策と関わり合いがないと国民は思っているのかそれとも安倍が反対しているが自民党がかってに進めていとでも思っているのか。それとも内閣支持率というのはどんな悪い法律をつくろうが関係ないと思っているのか。
最近支持率が落ちてきたとさわいでいるが、私にいわせれば落ちるのが祖過ぎる。その落ち方も鈍すぎる。それもこれもマスコミが下駄をはかせていうのかもしれないが、内閣支持率だけでなく自民党の政党支持率も15パーセントぐらいは落ちてもふしぎではない。これでは子や孫に顔向けできない。1000兆円の国債残高より悪法を次々と許すほうがよっぽど由々しき問題である。

17. むぎわら[59] gt6CrILtguc 2017年6月26日 23:32:51 : rTQG7Gcllo : ocK7Q4prE8s[1]
1. 私の大学作るのに、認可はいらん。好きにやらせればよい。
2. 私の大学に補助金も助成金もいらん。学生に直接、支援をすればよい。
3. 大学に来てほしければ、学生の家賃や昼飯代を市が補助すればよい。

18. 忍穂耳の垢[658] lEWV5I6ogsyNQw 2017年6月27日 05:36:56 : gx2bokWX2w : kvyIcd1vuxI[12]
>>13. 殿 コメントありがとう。

>・・開設、閉鎖に伴い費やされる社会的コストをさらっと民間の需給調整に任すのとの一言でかたずけられるものなのか。

消費税は、民が努力する‥しない以前の段階で、生命活動そのものを萎縮させる税。
それと、
努力した結果が世の中に認められるか否か、経済合理性に適うかどうかとは、別の話。
後者には、不確実性が常にある。
それは、挑戦するのか、それとも現状維持で守るのかの選択でもあろう。

現政権の経済政策を全面的に善しとはするつもりはないが、
少なくとも、特区制度というしくみは、その挑戦する元気を伸ばそうというものとみたが。


>ならば貴重な経験を国民にさせるためにも消費税増税は正しかった訳だ。

そんな事は言っていない。

貴殿の言いようを拝見するに、
“学生本人と家族のコスト”、“これに翻弄される個人の人生も”・・
これを全部、行政側が手を回して守るというのは、いわば、慈愛深き左巻きな路線となろうか。
だが、いま国はそれを選択していないという事。
先のコメで、“特区制度が出来た背景を考えるなら”という文言をつけたのは、その意味だ。

そもそも、慈愛深き左巻きな路線が、すべての問題を解決するとは限らない。
隣国の、ロウソク革命の果てに出た大統領のばらまき政策(としか見えぬのだが‥)は、
財源の手当もなしに、通信料金のカットとか、借金棒引きとか、
つぎつぎと庶民を助ける政策をうつらしい。
だがそれが、はたして庶民の助けになるのか。それで国が持つのか。

先の東日本大震災では、多くの者が家族を失い、家や職場を失った。
当初は救わんがために金品を手当てしたが、それを続けるうちに現地から反対の声があがった。
金品の手当、配布が逆に、金品をタタで受け取る異常さを忘れさせ、労働意欲さえも奪っていると。
果ては、そうした手当金を奪う詐欺なるものさえ出た。

かように、慈悲深き左路線ばかりが正しいとは限らない。そこには常にバランスがある。
だがその、挑戦よりも前に、生そのものを罰する消費税は本質的に異なるという話だ。


19. 忍穂耳の垢[659] lEWV5I6ogsyNQw 2017年6月27日 06:11:56 : gx2bokWX2w : kvyIcd1vuxI[13]
>>18 少し訂正したい。

>だが、いま国はそれを選択していないという事。

これは極論に取られるゆえに、あまり良い表現ではなかった。

「だが、いま国はそれを貫徹するつもりはないという事。・・」

あたりが妥当かと。貫徹するなら特区制度のような議論は出てこないからだ。
左巻き路線を貫徹するとは、全て官僚主導に任せ、挑戦を封じるということになろうか。


いずれにしても、消費税を減税する庶民融和策と、
挑戦する機会さえ減らし、不確実性を取り去る政策とは、全く別の話。

いただいたような見立てが出るのは、
消費税の本質に気付いていない‥ところから出てくるように見える。
消費税を無くそうという議論が、なかなか出ない、その背景をかいまみた思いだ。



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