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2017/06/25 05:43
<安倍晋三首相(自民党総裁)は24日、神戸市内で講演し、憲法改正について「来るべき臨時国会が終わる前に、衆参の憲法審査会に自民党案を提出したい」と述べ、秋に想定される臨時国会に自民党案を提出し、議論を進める考えを表明した。憲法への自衛隊の明記にも改めて意欲を示した。首相が党改憲案の具体的な国会への提出時期に言及したのは初めて。
首相は党憲法改正推進本部に、年内をめどに改憲案をとりまとめるよう指示していたが、衆参憲法審への提出時期の目標は明示していなかった。国会提出時期を明示し、党内論議を加速させる狙いがあるとみられる。
首相は講演で「具体的な党内議論を加速してほしい。憲法施行70年の節目である本年中に、わが党が先頭にたって歴史的な一歩を踏み出す決意だ」と強調した。憲法9条では「現在の9条1項、2項は残しながら、自衛隊の意義と役割を憲法に書き込む改正案を検討する」と語り、憲法に自衛隊の根拠規定を明記する意向を改めて示した。
教育無償化の改憲案への明記も念頭に、「(教育問題は)避けて通れない重要なテーマだ。人づくり、教育の重要性をもう一度確認すべき時だ」とも指摘した。
首相は学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画に関連し、同学園が計画する愛媛県今治市以外にも獣医学部の新設を認める方針を明らかにした。「規制改革推進の立場から速やかに全国展開を目指す。地域に関係なく意欲あるところには新設を認める」と強調。同時に「1校に限定して特区を認めたが、こうした中途半端な妥協が結果として国民的な疑念を招く一因となった」とも語った。
同問題を巡っては、首相の友人が理事長を務める加計学園ありきで計画を認めたと野党が追及している。同学園以外にも新設を認める方針を示し、批判をかわす狙いがあるとみられる。
首相は世論調査で内閣支持率が急落したことを踏まえ、「おごりや緩みがあれば国民の信頼は一瞬で失われてしまう。何か指摘があればその都度、真摯に説明責任を果たしていく」と述べた>(以上「日経新聞」より引用)
獣医学会が「獣医学部を新設する必要はない。獣医師は現行の大学定員総数で充足されている」とする声明などどこ吹く風、自分への安倍友学園疑惑さえ払拭できるのなら全国のどこにでも獣医学部を新設すると「何でもあれ」の姿勢だ。
そして国民の目先を誤魔化すために「この秋にでも憲法法案を国会に提出する」と、またまたアドバルーンを打ち上げた。次から次へと目先を変える安倍劇場を演出して国民の関心を「モリ、カケ」から逸らそうとしている。
まさしく「蛙の面にションベン」とは安倍氏のためにあるような言葉だ。囂々ため国民の非難もなんのその、75日経てば人の噂もナントヤラ、目先を変えて安倍氏の熱烈な右翼支持者に囲まれていれば安全だ、とでも思っているかのようだ。
安倍自公政権は危険だ。一日も早く打倒しなければならない。ネットにも安倍ネトウヨが湧いて世論操作しているが、安倍氏と安倍友が全知全能で、野党と前川氏などが馬鹿な連中、という図式で煽りまくるのは無理があり過ぎる。
さて、安倍式国民的な議論も何もなく、もちろん自民党内合意も何もなく、ましてや公明党とのスリ合わせも何もなく、この秋の臨時国会に改憲法案を国会に提出するという。
主眼点は「自衛隊の明記」だそうだ。しかも憲法第九条の一項と二項をそのまま残すという。こうした矛盾した草案を平気で国民に提起できる安倍氏は国語解釈が全く出来ないのか、それとも「国民は馬鹿だから自分が何をしても下駄の雪でついて来る」と思い込んでいるのか。
このような狂気じみた総理大臣を支持してきたのも国民だ。民主的な選挙により安倍自公売国政権は衆参両院で2/3以上もの議席を得ている。野党が反対しようが、安倍氏は何でもできる状態にある。
無条件白紙委任した国会が権力モンスターを生み出した。国民は反省すべきだ。かつて消費増税やTPP参加を打ち出して第二自民党へと舵を切った民主党は反省すべきだ。
安倍自公売国政権が国会で決めた「特定秘密保護法」や「戦争法」や「共謀罪」を廃止し、消費税を5%に戻して、「国民の生活が第一」の政治を行う野党連合の結集に国民は合力すべきだ。その野党連合の代表は小沢一郎氏に就任して頂く。なぜなら「国民の生活が第一」という至極真っ当なスローガンを掲げた政治家は日本の政治史上、小沢氏だけだからだ。
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