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<報道特集 沖縄慰霊の日>大田昌秀元知事が遺したもの「二度と沖縄を攻撃の的にさせない 戦場にさせない 基地は撤退すべき」
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/132.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 6 月 25 日 11:30:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 







「沖縄『慰霊の日』と大田元知事の思い 2017.06.24  報道特集

「沖縄『慰霊の日』と大田元知事の思い20170624hou... 投稿者 gomizeromirai



















































報道特集【沖縄『慰霊の日』と大田元知事の思い】
http://o.x0.com/m/521607
2017.06.24 Mediacrit 抜粋

昨日、慰霊の日を迎えた沖縄に金平キャスターは行っています。

金平さん。

平和の礎に来ております。

沖縄の今を伝える本土メディアの報道がこのところかなり減ってきているように思います。

問題は解決されているのでしょうか。

後ほどの特集で私たち「報道特集」は沖縄の今をお伝えします。

特集は沖縄です。

現地にいる金平さんに伝えてもらいます。

再び沖縄です。

ここ平和の礎は12日前に亡くなった大田昌秀元沖縄県知事が発案してつくった世界でも類例を見ない記念碑です。

二度と戦争をしてはならないという大田さんの思いは果たして受け継がれていくのでしょうか。

国による埋め立て工事が進められている名護市辺野古の現状など、沖縄の今を考えます。

沖縄の本土復帰後、4代目の知事を務めた大田昌秀氏が今月12日、亡くなった。

奇しくもその日は92歳の誕生日だった。

久米島に生まれ、19歳のときに鉄血勤皇隊と呼ばれた少年兵として沖縄戦を経験。

以後、戦争の残酷さを語り、平和を希求し続けてきた大田氏。

その大きな功績の1つが平和の礎の建立。

国内外、住民、軍人を問わず、沖縄戦で亡くなった1人1人の名前を刻んだ礎。

慰霊の日の昨日、礎の前では頭を垂れ、沖縄県民の4人に1人が亡くなったとされる沖縄戦の終結から72年となる慰霊の日を迎えた昨日…最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園では多くの人が平和の礎に刻まれた名前に手を合わせていた。

自身も沖縄戦を経験した大田昌秀元知事らによって建てられた平和の礎。


私の祖父がこっちですね。

与那嶺ちかのり。

郵便局長で戦争に巻き込まれて。

どこに手を合わせていいかわからない。

自分たちの仏壇だけではね。

おじいちゃんをいつも忘れないんだけど。

特にこの日だけは、いつも来てます追悼式には遺族ら4900人が参列した。

安倍総理の挨拶の直前、1人の男性が…先週木曜日、大田昌秀元知事の告別式が営まれた。

翁長雄志知事を初め選挙戦で争った稲嶺恵一氏、仲井真弘多氏ら歴代の県知事も参列した。

その死を惜しむ一般参列者の列は終わる時刻まで途切れることがなかった。

1990年、琉球大学の教授だった大田氏は、基地撤去を公約に掲げ、県知事選に立候補。

出征する兵士のイメージを嫌い、鉢巻きやたすきは使用せず、当選した際の万歳も拒んだ。

1995年に起きたアメリカ兵による少女暴行事件を機に、アメリカ軍が民有地を使用するのに必要な代理署名を拒否するなど日米両政府に対し徹底して抗う姿勢を示した大田氏。

沖縄と本土の関係を次のように語っていた。

その後、参議院議員となり、最後の質疑で当時の安倍総理に、こう問いかけた。

官房長官や自民党幹事長など政府・与党の要職を歴任した野中広務氏は大田氏の死去に肩を落とした。

惜しい人を亡くしてしまった。

大田さんというのはどんな人物だったんでしょうね?人間のよさと人物の深さ、これはもう体に表れておりました。

しかし、それが逆に人を威圧するような感じに受けとるほど、大田さんは沖縄の怒りをぶつけるときがありました。

1996年、沖縄のアメリカ軍用地のうち一部の使用期限が切れ、不法占拠状態となった。

このため、当時の橋本内閣は土地をアメリカ軍が引き続き使用できるよう法案を国会に提出。

野党・新進党や民主党もこれに賛成した。

衆議院特別委員会の委員長だった野中氏は本会議で異例の発言をした。

そして私たちのような古い苦しい時代を生きてきた人間は再びこの論議を通じた国会の審議がどうぞ大政翼賛会のような形にならないように、若い皆さんにお願いをして私の報告を終わりたいと存じます、ありがとうございました。

突然出ただけなんです。

委員長報告を読んで、ずっと読んどったら、私が沖縄に行ったとき宜野湾の手前で私に泣き崩れて…この人たちは沖縄で戦争が起きてあれだけの人が、沖縄の人間が、あるいは大地から行った人が犠牲となった沖縄で地上戦が行われたんだと、しかも米軍もあそこで犠牲になったんだと。

そこのところが今、大きなギャップになってるんです。

大田氏が抱いていた平和への思い。

活動の拠点としていたのが沖縄国際平和研究所。

県知事時代に秘書を務め大田氏とは40年来の付き合いだった桑高英彦さんに案内してもらった。

これが大田先生が生活していた空間です。

大田氏が今年の4月に入院するその日まで使い続けた書斎。

あそこが机ですよね。

この机が好きで、大学時代からこの机とイスに座って。

ほぼ一日中、このイスに座り本を読み、資料に目を通し、ものを書いていた。

あっ、これ書かれてた、大田さんのですか?そうですね、大田先生のメモ書きですね。

生き地獄の沖縄戦への…最期まで沖縄戦のことは…。

最期まで沖縄への思いを手書きのメモで残していた大田氏。

本には大量の付箋が貼られ、開くと、至るところに書き込みがあった。

これもホントに読んでたんですね。

これはもう、ほとんど付箋というか付せんのないところはない。

全部読んでるんですね、これ。

沖縄戦関係のものは、これくらい付箋がつきますね、大体。

書斎の隣の部屋に足を踏み入れると、そこは本で埋め尽くされていた。

何度も書庫と書斎を往復していたと言う。

主義や思想に縛られることなく本を読みあさっていたと桑高さんは話す。

速いんですよね、また読むのが。

勘どころがわかるんでしょうね。

さらに上の階には、大田氏が自ら集めたアメリカの公文書や沖縄戦の写真などの資料が保管されていた。

晩年に書き残した原稿からは、沖縄を軽んじる本土への怒りが伝わってくる。

基地の問題で、どんなに日本政府と交渉してもなかなか道が開かない。

しかし自分は諦めないと。

大きな壁にあたったとき、大体ほとんどがあきらめてしまうけれども、しかし、沖縄は諦めるそんなゆとりはないんだとそんな言い方をされていましたね。

普天間基地の県内移設に一貫して反対してきた大田元知事。

今週水曜、辺野古のキャンプ・シュワブのゲート前。

抗議行動は1080日を超えた。

辺野古への移設に反対する理由の1つは大浦湾の生態系への影響。

海上のクレーンなどをぐるりと囲む形で張り巡らされたフロートの内側は制限区域とされ、立ち入りが禁止されている。

あそこが護岸工事が今行われているところで、今、砕石が、海の中に土砂が砕石が下ろされているところがありますけれども。

今年4月に工事が再開された護岸では、砕石をダンプで運び込みクレーンで次々に海に投入する様子が確認できた。

着実に工事が進む大浦湾。

工事現場からおよそ1kmのポイントに金平キャスターが潜った。

目の前に広がるのは2007年に発見されたというアオサンゴの群集。

斜面に沿って棒状のサンゴが無数に立ち並んでいた。

サンゴのそばに生えていたイソギンチャクの陰にはクマノミの姿も。

さらに200mほど離れた別のポイントで潜ると…先ほどとは打って変わってミドリイシと呼ばれるテーブル状のサンゴが一面に広がる。

群れをなしてサンゴの上を泳ぐのはデバスズメダイ。

住みかにしているサンゴなしでは生きていけない魚だという。

埋め立て工事によって湾内の潮流が変化し大浦湾全体に影響を及ぼす危険性を指摘する専門家もいる。

我々の取材に同行してくれた水中カメラマンの長田勇さんは20年前から100回以上大浦湾に潜っている。

サンゴもいろんな種類がありますし生き物でここにしかいないという生物もいるので。
1カ所に全部集約している海なんですね。

もう間違いなく残してほしいなと思います。

これが親父。

萬次郎というのが親父で、これが姉です、僕の。

元沖縄タイムスの記者、玉城眞幸さん。

沖縄戦当時3歳だった玉城さんの記憶に父と姉の面影はない。

しかし、この場所には特別なものがあると話す。

ここに来ると会いに来るという?会いに来るというかね、何て言ったらいいのかな…なんか胸に迫るものがあります。

大田昌秀氏の琉球大学時代の教え子で、最期を看取った。

字誌と呼ばれる地区の記録をまとめた資料を可能な限り集めていた大田氏。

1人1人が体験した沖縄戦の証言を大切にしていた。

玉城さんは個人の名前を礎に刻んだ大田氏の思いを次のように語った。

それこそ1人1人の命がすべての命、つまりトータルで戦争の犠牲者と言うんじゃなくて個人、あるいはみんなが持っている肉親、あるいは地域の人、この人たちの犠牲に立って戦争というのは必ず起こるのだから、それだけは止めようじゃないかというのが先生の言い分なんですね。

戦争体験は引き継いでいくというのも大事だけど、今の沖縄の基地をすることに対する反対とかこういうの、もっともっと大事なことがあるわけ。

大田昌秀元知事が亡くなられて喪失感を抱えている沖縄の方たちが多いように感じましたけれども、現場で取材をしていていかがでしたか?確かに精神的な支柱を失ったと感じている方がとても多いなと感じました。

自らの戦争体験を原点とした大田さんの考えは命どぅ宝という考えで、戦後の沖縄を貫く精神を象徴していたわけですけれども、それゆえに大田さんはアメリカ軍の基地の返還や、基地があるゆえの犯罪、差別、不利益に対して非常に強い憤りを抱いていました。

今沖縄が置かれている現状を考えるとき、恐らく大田さんは無念の思いを抱きながら亡くなられていったんではないかと思います。

それにしても、国と沖縄の間の溝、どんどん広がってしまっています。

この溝、将来どうなるんでしょうか?1972年の沖縄の本土復帰以来、これほど国と県の間で話し合いの余地が失われている状況は過去に例がないと思います。

その意味では戦後最悪のレベルに達していると思います。

その原因の多くは、知事選挙ですとか国政選挙で何度も示されている沖縄県民の民意がないがしろにされていると。

そこに最大の原因があるのではないでしょうか。

今でも辺野古に基地はノーだというのが県民の多数派であることは明らかです。

辺野古の護岸工事が行われているところでダンプカーから土砂が次々に海の中に投げ入れられているシーンをこの目で見ました。

埋め立て工事が行われている大浦湾は世界でも有数のサンゴ礁の群生地です。

実際に潜ってみて見えた風景の一部をご覧いただきましたが、ごく普通のアメリカ人に、この海を埋め立てて、あなたの国の軍事基地をつくるんだと説明したらどういう反応が帰ってくるんだということを想像してみてもいいのではないかと思います。

環境保護という観点からはもちろんですけれども、安全保障という国策の負担がなぜ沖縄だけに集中的に押しつけられなければならないのか。

とりわけ本土に住む私たち日本人は自分たちのこととして考えるべきだと、この地で取材して改めて思いました。



 

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コメント
 
1. 2017年6月25日 12:10:30 : EIHH4CSarE : ZNs6WKx@BdQ[753]
台湾の皆様が、これを逆手に取って、「ごく普通のアメリカ人に、この海を埋め立てて、あなたの国の軍事基地をつくるんだと説明したらどういう反応が帰ってくるんだということを想像してみてもいいのではないかと思います。」とやってみたところで、中国外務省に置かれましては、まさかアメリカの言いなりになって、この台湾に米軍基地を作るなんて言語道断のことであることは、当たり前のことだし、これと同じことを、日本政府に言い返して頂ければ、沖縄県民の皆様に置かれましては、中国が主導するAIIB資金を貰い、このお金を財務省に横流しをして、一旦国有化された尖閣諸島を沖縄県に払い下げて頂ければ、もうこれだけで十分ですから、辺野古基地建設の代わりに、メンタル不調に陥ったアメリカ軍兵士の皆様の職場復帰支援ということも目的とした職業訓練施設をはじめとする、障害者福祉施設を作ることで、必要な人材については、大日本帝国軍性奴隷問題の前科を逆手に取って、中国をはじめ、ベトナムやフィリピンからでも、幾らでも受け入れて参りたく存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます、ということで、これもまた国際社会全体にも、どんどんアピールしてみても良いのでは?

厚生労働省にしてみれば、地域他ツ支援システムというものを、一つのロールモデルとして、沖縄県民の皆様が、主体的にどんどん受け入れ、取り組んでいくことにすれば、台湾が、中国版地域包括支援システムのモデル事業として、主体的にどんどん取り組んでいくことで、内モンゴル自治区をはじめチベット自治区、ウイグル自治区の皆様に対しても、良いロールモデルとして、どんどん示していくことで、中国全体に、どんどん拡大していくことになれば、中国にしてみれば、政治的にはともかくとしても、経済的には、あくまでも一つの中華圏という原則の中で、中国経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来る様になれば、大いに結構なことであることは言うまでもありませんが、この中華圏をEUに置き換えれば、ドイツのメルケル首相にしてみれば、これもまた逆手に取れば、中国の習近平国家主席と共に、EU全体が、これもまたロールモデルとしてどんどん主体的に取り組んでいくことになれば、アメリカを戦前の日本に置き換えれば、中国の習近平国家主席に置かれましては、アメリカに限らず、国際社会全体にも、良いロールモデルとして、どんどん示して行かれるならば、日本国民全体としては、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守って参りますから、どうぞやってみて下さい、ということで、中国の習近平国家主席の背中を押していきたいところですね。

ロシアのプーチン大統領にしてみれば、北海道とサハリン州が、ウクライナとクリミア自治共和国に置き換えれば、サハリン州の住民の皆様にしてみれば、ロシア版地域包括支援システムのモデル事業として、どんどん主体的に取り組んでいくことに成れば、尖閣諸島を沖縄県に払い下げたお金で、国後島もしくは択捉島に老人介護施設でも作るというならば、このお金を韓国もしくはオーストラリアに廻していくことで、カナダやメキシコなどと共に、日米安全保障条約そのものを北太平洋安全保障条約にでもそっくりそのまま移行させることで、この付近の海域の安全保障の担保が取れる状態となることで、棚上げ合意として同意頂ければ、歯舞諸島と色丹島につきましては、近いうちに日本に返還しますので、日米両国民の皆様に置かれましてはどうぞご安心ください、と同時に、アメリカのトランプ大統領に置かれましては、この安倍総理と共に、この老人介護施設で、そっと静かに老後生活を送りたければ、いつでも遊びに来てください」ということならば、簡単に出来ることだし、これに対しても、日本国民全体としては、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守って参りますから、プーチン大統領に置かれましては、是非そうして下さいます様、どうぞやってみて下さい、ということで、プーチン大統領の背中も、押していきたいところかも知れませんね。


2. 2017年7月06日 23:07:39 : 7P0IY4JA46 : t9uUm41ctR4[1]
 沖縄戦体験者の話に、「何も沖縄だけがこんなだったわけじゃないよね?」
とか言うヤスクニカルトへ

 爆撃や原爆、釜石とかの艦砲射撃など(拠)点への攻撃と違い、
面として征服するため伏兵もトコトン掃討する・・・ために
爆撃機みたいに立ち去らない敵(地上)軍の銃口に、自分の町で
24時間さらされ続け、捕虜になっても(大きな基地の幹部麾下
の監視が入るまで)人権は守られない(ほどの最前線)。

 都議選でも横田空域の返還が争点にはならないくらい、戦後に
独立を回復していないのは「沖縄だけじゃない」とは言えても、
「安保のリスク」(基地負担・米兵被害)を払わされる側、
抵抗すればヘイトの対象にされる側なのは、沖縄がダントツすぎ。


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