http://www.asyura2.com/17/senkyo227/msg/670.html
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(回答先: 「琉球新報、沖縄タイムスをただす県民・国民の会」代表の我那覇さん、国連人権理事会で 「国連を左翼は反日に利用」と、沖縄平 投稿者 怪傑 日時 2017 年 6 月 18 日 21:03:51)
この「地元民」も、国連の場でスピーチしたと言う。「いつも通る道」で座り込み運動と揉めた詳細は言い分があるだろうが。
そもそも座り込みで激しい運動のある場所を通って外国人の子供連れを案内することに、危険は感じなかったのだろうか。
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http://www.sankei.com/premium/news/170618/prm1706180028-n1.html
2017.6.18 13:30
村道で検問した基地移設反対派とトラブル→警察、検察から取り調べを受けた依田啓示さん 「福島瑞穂衆院議員の公設秘書にはツイッターで『そこで食べるな…』と」「逆境を支えた妻には感謝しています」
*インタビューを受ける依田啓示さん=16日、東京都千代田区(三枝玄太郎撮影)
沖縄県東村で農場「カナンスローファーム」を経営する依田啓示さん(43)がこのほど、国連人権理事会でスピーチした「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員で、専門チャンネルキャスター、我那覇真子さん(27)とともにスイス・ジュネーブから帰国した。依田さんは平成28年9月17日、沖縄県東村高江でヘリパッド建設反対を訴えていた男女5人とトラブルになり、うち2人を殴ったとして、沖縄県警名護署や那覇地検から暴行容疑などで取り調べを受けた(刑事処分はまだ出ていない)。毎日のように「検問」と称して村道を封鎖していた反対派の横暴に耐えかねて起きた事件だった。この事件を機に依田さんは沖縄県内外に基地移設反対派の暴力行為を訴える活動を始めた。ごく普通の村民だった依田さんを駆り立てたものは何だったのか。(WEB編集編集チーム 三枝玄太郎)
「地元紙は道を封鎖する基地移設反対派の横暴には触れず、一方的に私が殴ったと…」
−−お疲れ様でした。どうでしたか、スイスは。
「とても親切な方ばかりで、困っているとすぐ声をかけてくれるんです。素晴らしい体験をしました。ただ、空港ではかなり長い距離を歩かされたり、ホスピタリティという点では日本の方が良いですね。帰国して何だかホッとしました。
−−事件について、何度も聞かれたと思いますが、もう一度、教えてください。
「昨年9月17日のことです。私の家内が宿泊施設の経営をしているんですが、そこのお客さんを車に乗せて、いつも通っている道を通ろうとしたんです。そこで、検問をしていた反対派の5人に囲まれて『通るな、Uターンしろ』と言われたんです。
後部座席のお客さんは香港から来たニュージーランド人の方だったんです。それで連中は米軍関係者だと思ったんでしょうね。ボンネットをボンボン叩いてあまりの剣幕に、5歳くらいの男の子が泣いてしまったんです。それまでにも何度か『検問』に遭って苦々しい思いをしていたので、車から降りて抗議をしたんです。
すると連中の1人が私を押してきたんです。それから女性が私の顔を携帯電話で撮影し始めた。そこで『撮るのをやめろ』ということで押し合いしているうちに、携帯電話を取り上げようとした私の手が女性の顔に当たった、ということなんです(女性の側は殴られたと主張している)」
−−その後、警察の取り調べを受けたんですね。
「ええ。名護警察署では向こうから先に手を出してきたということも含めて説明しました。こちらからも被害届を出したい、と。しかし、警察官は『双方が被害者ということになると、事件の構図が複雑になるから』ということで被害届を受け取れないということでした」
「それよりも『男が抗議市民を殴る』と琉球新報にデカデカと出たのには驚きました。私の方に取材はなく、東村民を名乗る男、と書かれたんです。そこには勝手に検問をやった彼らの横暴については一切触れずに、私が一方的に暴力を振るったと書かれていました」
「検察官の取り調べはかなり基地反対派寄りでした」
−−検察の取り調べはどうでしたか。
「人生で初めて取り調べを受けました。検事は女性で、僕を見るなり『起訴するから』と言われました。携帯電話を取ったのは、解析して反対派のことを調べるためではないか、とか荒唐無稽な質問をされまして、調べは起訴ありきという感じで、かなり不公平だなと思いました」
−−当時は検問というのはそんなにひどかったんですか。
「高江に向かう沖縄防衛局や工事関係の車両を止めるという名目で彼らは検問をやっていました。私の事件が起きる前にも村道が封鎖されて、通過するのに普段の何倍もかかって、地元住民の怒りは爆発寸前でした。去年の夏から秋あたりは高江に数千人の活動家が集結し、村は大変な騒ぎになっていました。そんな状況のなか、私の事件が起きたんです」
−−それでも起訴されるのであれば、受け入れようと思っていたんですよね。
「ええ。どうして良いか分かりませんし、警察の調べなんか受けたことありませんでした。事を荒立てるのは良くないとも思いました」
−−それが今のように闘おうと心情が変わったのはなぜですか。
「ひとつは嫌がらせがあまりにもひどかったというのがあります。うちは宿泊施設をやってますし、スローフードが売りですから、どちらかというと左派系の方の宿泊も多かったんです。福島瑞穂衆院議員の公設秘書の方にツイッターで『先ほどもそこで食べるな!と連絡が入ったばかりです』などと、私の施設を実名で誹謗されました」
−−それは精神的につらかったでしょう?
「外に出るのが怖くて1カ月ほど、家にひきこもっていた時期もありました。豚のえさやりくらいはするんですけどね。あとはもうテレビ見ていたり…。ツイッターなんかはやっていたんですが。鬱(うつ)だったんでしょうね。それでもうれしいこともありました」
−−どんなことですか。
「埼玉県に住んでいる方で、仕事で知り合った方がいまして、その方がヨーロッパ旅行に連れて行ってくれたんです。それも『気落ちしてるだろうから、一緒に行かないか』という直接的なお誘いではなくて、『欧州で仕入れをやるから、通訳で同行してくれ』って。僕、語学なんかできないのに(笑)」
−−逆境のときの人の優しさって本当に心にしみますよね。
「本当にそうですね。宿は8部屋あるんですが、そのうち6部屋を予約されたお客さんが当日になって無断でキャンセルになったこともありました」
−−ひどいですね。
「左派の方の仕業とは言いません。ただ、それまでそんなことは一度もなかったですし、これは本当に参りました」
−−奥様も相当きつかったんじゃないですか。
「そう思います。でも家内はありがたいことに私を責めるようなことは一切言いませんでした。宿の方は妻に任せているんですが、直接、罵声を浴びたり、宿の無断キャンセルもあって、精神的にきつかったと思います。でも、それを僕には言わないで、僕が精神的に落ち着いてきたときになって、さらっと言うんです。今の活動なんかも全く反対されませんでした。男って身内、特に妻から反対されると萎えちゃうんですよね。そういう点では私は果報者でした」
「地元の共産村議が『頑張れ』と激励してくれて…。左派だっていろいろです」
「そういえば、こんな活動をするようにはなりましたけど、都知事選に立候補した宇都宮健児さんの一行が見えたこともあるんですよ。僕のこと、知らなかったのかな(笑)。実は東村には共産党の村議の方もいらっしゃるんですが、この方は私を訪ねてきて『頑張ってくれ』と激励してくださいました」
−−へえ、そんなことが。
「地元の反対運動でも共産党系は意外に穏健なんですよ。そういえばカナンスローファームも、琉球朝日放送でキャスターをしていた左派で有名な方、この方にもかなりお世話になったんです。事件で連絡が取れなくなってしまいましたけど(笑)。あの方の映画の撮影でうちのホテルを格安で提供したこともありますし、逆にうちをテレビで紹介してもらったこともありました。左派の方もいろいろです」
「『ニュース女子』に出演したら、また嫌がらせ。MBSには嵌められました」
−−MXテレビの『ニュース女子』に出演したことで、また嫌がらせを受けましたね。
「ええ。救急車を止めて現場に急行できない、と証言しました。すると、ネットで『依田はデマを言っている』と激しく攻撃されました。僕が言っていることは、反対派が村道に車を並べて封鎖するので、救急車が時間通りに行けない、大幅に時間が遅れてしまうということを証言しました。ところが、一部新聞やテレビでは『ヘイト放送だ』と決めつけました」
−−彼らのデマだと言った根拠は東村を管轄する国頭(くにがみ)地区行政事務組合消防本部の署長さんの証言でしたね。
「署長さんは確かに『妨害はなかった』と話しています。ただ反対活動の現場への救急車の出動件数は20件ありました。そのうち不搬送(キャンセル)が4件あります。けががかすり傷程度だったりして、反対派は現場に救急車を呼びながら、5回に1回キャンセルしています。
それから署長は直接的な妨害行為こそ否定していますが、徐行せざるを得なかったというのは認めています。具体的に道をふさがれ、安全面で徐行したり、現場到着まで時間が余計にかかったことを認めています。抗議活動側から邪魔されているという見方もなきにしもあらず、とまで言っています。こうしたことを“妨害”ということがヘイトでしょうか」
−−この点、大阪のMBSにもかなり恣意的な取材をされましたね。
「ええ。沖縄の反対派の活動についてききたい、とディレクターの女性が言うもんですから、取材を受けました。取材が始まって最初は当たり障りのないことを聞いていたんですが、途中から目がキリッと変わって(笑)『救急車の件はデマじゃないですか』と聞いてきたんです。ああ、これだけが聞きたかったんだな。悪い言葉で言うと、嵌められたなと思いました。テレビ番組ではデマの発信者のように構成されていました。ショックでした。あまりにもひどい報道だと思いました。
私の会社の従業員に『依田に暴力を振るわれていないか』ときいて回ったテレビ局もありました。“暴力男”のイメージを強調したかったんでしょう」
「沖縄の報道はあまりにバイアスが…」「支援してくださっている方々、ありがとうございます」
−−消防本部にも妨害があったか、なかったかだけを聞いて、署長の『なかった』という証言だけに飛びついて、依田さんの証言をデマだと決めつけている。
「はい。署長さんの証言と私の証言は何ら齟齬(そご)はありません。反対派が救急車の活動の支障になることをやっていたこと、それが妨害行為ととられても仕方のないようなことをしていたのは事実です」
−−最近は講演でも忙しいようです。言論空間に身を投じてみて今、沖縄の現状をどう思いますか。
「沖縄の報道は偏向していますから、かなり一面的な、基地移設反対派が正義なんだ、というような報道ばかりされています。そうしたバイアスのかかった報道ばかりでなく、沖縄の本当の姿を地元の人間の一人としてこれからも発信していきます。
それから最後になりますが、私やカナンファームを支援してくださっている方々に心から感謝を申し上げます。ありがとうございます」
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