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橋下徹、民間人閣僚に? 内閣改造で(デイリー新潮):地方自治の経験が生かせる総務相が有力
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170616-00522400-shincho-pol
波乱の国会も残り僅か。永田町の住人たちは、早くも“次のネタ”で盛り上がっている。とはいえ、7月の都議選ではない。
官邸担当記者が言う。
「早ければ8月に行われる、次の内閣改造です。交代が確実視されているのは、共謀罪をめぐる答弁でシドロモドロの金田さん(法相)や、森友問題で株を下げた稲田さん(防衛相)」
しかし、ここまでは“想定内”のお話である。
「今国会で深手を負った安倍内閣は、負のイメージを払拭すべく、大胆な改造を考えているようです。その目玉として、橋下徹の名前が挙がっているのです」
無論、橋下氏は、大阪都構想の是非を問う住民投票で敗れ、政界から引退。専らテレビ出演や講演活動に勤しんでいる。さらにこの5月末には、党の政策顧問を退任し、政界復帰は遠のいているようにも映るが、
「引退後も積極的に政治的な発言ばかり繰り返す橋下さんに、復帰の野心がないわけがないですよ」
と語気を強めるのは、さる政治ジャーナリスト。
「とはいえ、今や維新は安倍政権を支える補完勢力で、橋下さんが目指していた第三極とは程遠い状態。そこから出馬というよりむしろ、維新と一定の距離を取った上で、民間人閣僚を狙うというシナリオを描いていても不思議ではない」
橋下氏といえば最近、講演会で加計学園問題への政府の対応を批判しているが、
「安倍さんからすれば、自らを批判する人物を抱き込むことで“仲良し人事”批判を薄められますから、却って好都合。一連の疑惑で下がった支持率を回復させる起爆剤にするのでは」(同)
どの椅子が用意されているのかといえば、
「地方自治の経験が生かせる総務相が有力視されています。橋下さんの宿願である大阪都構想の実現にも役立つわけだから、このポストをチラつかされたら、食いつく可能性は高い」(同)
永田町を吹き抜ける一陣の風説か、それとも――。
「週刊新潮」2017年6月15日号 掲載
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