http://www.asyura2.com/17/senkyo227/msg/282.html
Tweet |
安倍総理の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」が国家戦略特区を利用して獣医学部を新設することをめぐる一連の文科省内部文書に関して、松野文科相は追加調査をすると記者会見で述べた。追加調査をするに至った理由について、前回の調査が不十分であるとの指摘が多くの国民から寄せられたからであるとしている。
それなら、なぜ、松野文科相が官邸に行き追加調査について安倍総理と菅官房長官に相談し了承を得たのか。それは、前回の調査は「文書の存在は確認できなかった」ことにするよう菅官房長官から指示されていたからであり、追加調査はその指示に反する結果なるから、予めその了承を得る必要があったからである。
菅官房長官が記者会見で調査は「文科省で実施し、引き続き文科相の下で適切に対応すると思う」と述べていたのであるから、国民の声にこたえるのであれば、松野文科相自身の判断で調査すればよいではないか。
文書の存在については、文書を添付したメールに記載された発信者と受信者に確認すれば明らかなのに、調査の方法を検討するという。これは、文書の存在を認めても、文書に記載された内容は認めない、または内容についての調査はしないという理由付けができる調査方法にするよう、官邸から指示されているからである。
例えば、「これらの文書は行政の決定にかかわったものではないから行政文書ではなく、従って記載内容については調査する必要はない」とか、「これらの文書は個人が勝手に作成したものであるから調査の対象にする必要がない」とか、いろいろと理由付けをするのであろう。しかし、如何に策を弄そうとも、事実に反することを行えば、その理由付けは必ず破綻する。
安倍官邸は、一連の文科省内部文書の存在を認めれば、文科省が最短のスケジュールで獣医学部新設を実現するよう内閣府から「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向だと聞いている」などと言われたことが事実であるとイモずる式に明らかになるのを恐れている。
しかし、松野文科相が本当に国民の声にこたえるというのであれば、変な策を弄せずに正々堂々と調査すればよい。
今まで、安倍総理と菅官房長官および松野文科相が再調査をかたくなに拒んできたことに対して、学校法人「加計学園」が獣医学部を新設することに、安倍総理が影響を与えたことを何としても隠したいのではないかとの認識が国民のあいだで広がり続けている。
安倍官邸がいくら隠そうとしても、発言した本人も聞いた者もよく知っていることであり、天知る地知る君知る我知るで、必ず明らかになる。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK227掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。